1980年代に爆発的な人気を見せたサーファーズウォッチ「シャーク」は、当時のサーファーの間で大流行ました。また、ネオンカラーを導入したこともあり、サーファーズウォッチのシンボルにまで駆け上がりました。そのシャークがますます進化したことにより、ここ数年再燃しています。今回は、サーファー目線による研究が深まった新たなシャークを紹介しましょう。
シャークの産みの親freestyle
シャークは時計メーカーであるfreestyleから登場したサーファーズウォッチです。freestyleの創設者はサーファーであり、サーファー専用の時計がないことを疑問に思っていたことをきっかけに、サーファーに適した時計を生み出したといいます。
freestyleのベースにあるコンセプトは、サーフィンに加えて太陽や若々しさ、そして自由です。
カラフルでイマジネーションに溢れたプロダクトには、freestyleの源流が十分に表現されているのが特徴です。シャークをはじめとするfreestyleのウォータースポーツウォッチは、まさしく海流のように計算されており、ビーチで過ごす一日のような楽しい気持ちになれるアイテムばかりです。
そして、世界中のサーファーに愛され、信頼され続けているメーカーでもあります。
シャークの魅力
とにかくポップなカラーが印象的なシャークのサーファーズウォッチは、1986年の登場以来、街行くファッションリーダーの必須アイテムとして流行しました。何パターンも持っているという方も少なくはありませんでした。当時を振り返る40代を超えるサーファーは、シャーク時計を見ると懐かしさでいっぱいになるでしょう。
デザインのみならず、サーファーが使う上で必要な機能がしっかりと備わっており、特に耐水性には定評があります。ブランドが設立されてから40年ほどが経過する今でも、絶えず研究開発が行われています。
シャークの機能
シャークの時計を語る上で欠かせないのは、その機能性です。耐水性だけではなくサーファーにとってたまらない機能がぎっしり詰まっています。例えば、シャークのTIDEモデルを見ていきましょう。TIDEとは、潮の満ち引きを表しておりシャークでは2032年までのデータを搭載したものもあります。
また、日の出や日の入りのデータが搭載されている点は、流石サーファーズウォッチといえるでしょう。カスタムポイントも設定可能で、日本各地のデータも入っている優れものです。さらに、HYDRO PUSHARという、より防水機能が高いタイプもあります。
また、セイリングやフィッシング、ダイビングといったスポーツを楽しむ方のために作られたモデルもあります。それらは他のシャークに比べて大きめのケースになっており、表示が見やすいのもポイントです。
世界の主要都市150箇所もの時刻を搭載しており、世界中の海で活躍していることがわかります。日本だけでも17箇所ものポイントの時間が搭載されている優れものです。
ロンハーマンとのコラボも
シャークは、アメリカのカジュアルブランド「ロンハーマン」とコラボレーションしています。1976年に登場したブランドで、今でも上質なセレクトで多くの方の心を掴んでいます。
シャークのファッションには、あらゆるものが愛に溢れたものであり、刺激的な上に自由であるものだというコンセプトがあります。シャークの生みの親であるfreestyleのコンセプトにもつながるものがあるでしょう。
現在、新品を手に入れることは難しく、ましてやプレミアも付いているといわれるほどで、その人気ぶりがうかがえる一品です。
シャークリバイバルシリーズ登場
長らく安定した人気を誇っているシャークですが、ここ近年はさらなる進化を遂げ、リバイバルシリーズの登場もあって再び盛り上がりを見せています。リリース当時のネオンカラーはもちろん、普段使いができるカラーバリエーションも2019年に登場しました。軽くて丈夫な時計は使い心地抜群です。
サーファーズウォッチの代名詞「SHARK CLASSIC CLIP」
シャークシリーズの中でも、日本に巻き起こったシャークブームの立役者となったのが「SHARK CLASSIC CLIP」です。そして、この度のリバイバルでも同じラインナップが登場しています。
当時と変わらないのが、着脱ができる簡単なクリップを採用しているところです。さらに、腕にフィットするナイロンベルトが心をくすぐります。サーファーズウォッチとしての機能も相変わらず優れており、サーフィンをしていても邪魔をしないフォルムとサイズ感です。加えて、傷が付きにくいタフさは流石といわざるを得ません。
ファッション性にも富んでいることから、シーンを選ばず使えるのも魅力です。また、ジェンダーレスである点も特筆すべきでしょう。
freestyleシャーク時計のラインナップをチェック
シャーク時計の魅力は、そのラインナップの多さにもあります。長年かけて研究開発されてきたこともあり、歴代のアイテムも多く、ファンを虜にしているといえるでしょう。以下に、シャーク時計のラインナップを紹介していきます。
SHARK CLASSIC LEASH
1980年代の後半に、freestyleを一躍有名に押し上げたタイプがこちらです。オリジナルのマジックテープバンドは使いやすさ抜群で、リバイバルされたバージョンはますます優れた形式へと進化しています。
もちろん、機能性も抜群。時計機能に加えてストップウォッチやカウントタイマーのほか、暗視バックライトもしっかりと搭載されています。シャーク誕生後、30周年を記念して作られた限定モデルでもあり、多くの方に愛されているモデルといえるでしょう。
【Xadventureのおすすめポイント】
- 当時のデザインをそのまま復刻
- 空気潜水用防水あり
SHARK88
モデル名にあるように、1980年に登場したfreestyleオリジナルのシャークを復刻したタイプです。ベルトはベルクロが採用されており、自分でサイズ調整が可能といった特徴があります。
日本限定モデルでもあり、ファンの間で人気が高い一品です。画面に現れるシャークのシンボル「ヒレマーク」が懐かしさに拍車をかけます。
【Xadventureのおすすめポイント】
- 10気圧防水搭載
- DUAL TIME機能あり
SHARK ANALOG CLIP
シャーク時計はデジタルだけではありません。感覚的な時刻チェックができるのがこちらのアナログ時計タイプです。SHARK CLIPのアナログタイプなので、ベルトの着脱も非常に便利です。
一味違ったシャークを楽しみた方に選んでいただきたいバージョンといえるでしょう。文字盤や時計の針には、蛍光塗料が採用されており、夜でも一目で時間がわかるのも魅力です。
【Xadventureのおすすめポイント】
- 100m防水搭載
- ベルクロ式ナイロンストラップ
SHARK SKIN DIVER
デジタルコンパスや世界の時刻を内蔵しているのがこちらのタイプです。SKIN DIVERという名称が表すように、世界中のダイビングスポットに対応しているのがポイントです。
また、サーファーズウォッチとは異なり、ダイバーのアイディアが盛り込まれているのも魅力でしょう。フォルムもスリムで、腕にフィットする感じはマリンスポーツに最適です。
【Xadventureのおすすめポイント】
- 夏向けカラーリング
- 100m防水搭載
SHARK VICTORY PRESS
シャークの特徴は、さまざまなブランドとコラボレーションをしている点にあります。こちらのアイテムは、人気アパレルブランドである「VICTORY PRESS」とコラボレーションしたモデルです。
アウトドアブランドとシティ派のブランドとの異色のコンビでありながら、それぞれが持つ機能性とデザイン性をふんだんに盛り込んだ時計として人気があります。
【Xadventureのおすすめポイント】
- 3パターンのカラーリング
- ベルクロバンド採用
SHARK CLASSIC SILICONE
シャークのクラッシックモデルとして欠かせないのが、このシリコンバンドタイプです。海だけではなく、日常使いとしても取り入れたくなるデザインで、オールマイティに使えるのが魅力。カラーバリエーションもかなり豊富で、お気に入りのカラーが見つけやすいのもポイントです。
【Xadventureのおすすめポイント】
- 100m耐水性能あり
- 水中でのボタン操作可能
まとめ
サーファーならずとも各種取り揃えたいfreestyleのシャーク時計が愛され続ける理由は、デザイン性の高さはもちろんですが、やはり機能性に尽きるでしょう。アウトドアが流行している昨今も、十分に役立つアイテムとして君臨し続けているのも頷けます。
これからサーフィンを始める方にもぜひゲットしていただきたいアイテムです。リバイバル版はもちろんレアなアイテムも探してみてはいかがでしょうか。