チリサーフボードってどのようなブランド?特徴やボードに込められた思いを解説

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サーファーの中には、「チリサーフボードが気になっている」という方も多いのではないでしょうか。決してポピュラーとはいえませんが、コアなファンから熱い支持を得ているブランドがチリサーフボードです。今回は、チリサーフボードの特徴を紹介し、「なぜコアなファンが熱中するのか」を解説します。

チリサーフボードとは?特徴と創設者の思いを解説

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まずは、チリサーフボードの特徴を紹介します。サーファーの中には、「ボードのクオリティーにこだわりたい」という方も多いです。そうした方も、チリサーフボードに込められた思いを知れば、チリサーフボードに人気が集まる理由も理解できるでしょう。

チリサーフボードの特徴

チリサーフボードの1番の特徴は、全てのサーフボードがオーダーメードです。ボードの主要部分に当たるブランクスや表面を覆うガラスクロス・ボトムラインなど、全ての構成に創設者であるジェイミー・チールの熱意が込められています。

日本にあるチリジャパンもジェイミー・チールが認定したことで、製造を許された工場の1つです。来日時にシェイプ理論と技術を伝え、そのノウハウが今も脈々と受け継がれています。

また、新たなアイデアを試す姿勢も熱い支持を得ている要因の1つです。世界的なトップサーファーからのフィードバックを収集し、常に新しいサーフィンを追求。

今では主流となっているエスキモーブランクスもチリサーフボードの発明であることから、ジェイミー・チールは、発明家兼シェイパーと呼ばれるほど。

すべてがオーダーメードであり、サーファーの体形やサーフィンスタイルに合わせて作っていることが、チリサーフボードの魅力です。

チリサーフボードの評価

チリサーフボードはコアなファンからの支持を得るブランドです。また、世界のプロサーフィンを統治するASPのトップサーファーからフィードバックを得ています。

また、32歳の若さで亡くなったアンディ・アイアンズが、3度目の世界タイトルを獲得する試合で利用していたのもチリサーフボードでした。現在でも、ブラジルのエイドリアーノ・デ・スーザ やボルトガルの テレサ・ボンバロが使用していることで知られています。

ジェイミー・チールってどういった人?

サーフボードを作ることに圧倒的な熱意で取り組んでいるのが、チリサーフボードの創設者であるジェイミー・チールです。ジェイミー・チールがチリと呼ばれていたことが、チリサーフボードという名前の由来です。

そして、チリサーフボードの地位を作り上げた彼の歴史は、10代後半からオーストラリア・シドニーのサーフボードファクトリーに勤めていた頃から始まります。22歳のときに初めてオリジナルのサーフボードをシェイプしました。2年後に会社を設立し、またたく間に世界中のサーファーからの支持を得ています。

その順調な人生が歩めているのにも関わらず、おごらずに熱心な姿勢で、チリは常に行動し、新しいサーフィンを探求し続けています。世界中のサーファーのところに自ら足を運び、コミュニケーションを取り続け、新たなをデザイン模索しました。

チリサーフボードのおすすめアイテムを紹介

出典: kailua_otoko / PIXTA

最後にチリサーフボードのおすすめアイテムを紹介します。

チリサーフボードA2 Semi Gun

オーダーで仕上げられるチリサーフボードの中でも、多くの方にフィットするサーフボードが「チリサーフボード・A2Semi Gun」です。今回紹介するのは、6’3″(190.5cm)×18 1/8″(46.04cm)×2 1/8″(5.40cm)のモデル。

A2Semi Gunは、操作性と安定性を両立した商品です。一般的に長いほどクイックがしにくくなるサーフボードですが、引き込まれたテールアウトラインによって絶妙なバランスを実現しています。

【Xadventureのおすすめポイント】

  • 価格を抑えたいビギナーにもおすすめ
  • チリサーフボードの細かな設計が玄人のニーズも満たす

チリショートボード  length 6’1”

サーフィン中級者以上の方におすすめするのが、チリショートボードです。6’1″(185.4cm)×18 5/8″(47.31cm)×2.5/16″(5.87cm)の寸法であり、操作性の高さに満足できます。オンフィン仕様であることから、フィンのをそろえる必要がありません。

上級者向けのボードとして使われるショートボードですが、チリサーフボードであれば、中級者にもおすすめ。ただし、ノーズロッカーがやや強めの設計であるため、乗る波との相性をしっかりと確認しましょう。

【Xadventureのおすすめポイント】

  • 操作性が高いショートボード
  • サイズのある波に向いている

チリショートボード length 6’5”

先ほどの商品と似ていますが、Length(全長)6’5”となっており、パフォーマンス重視よりのオールラウンダー型といえます。ボックスフィンを採用することで、波のコンディションによるフィンの変更が可能です。

チリショートボードが基本性能として持っているスピード性能は、他のボードよりも優れています。そのため、パフォーマンス力との兼ね合いによりカットバックやボトム・ターンがしやすいボードでしょう。テクニックを向上させたい方の最初のボードにうってつけです。

【Xadventureのおすすめポイント】

  • 浮力が高めでパフォーマンス重視のショートボード
  • タメのある走りで、カットバック等しやすい

まとめ

サーファーであれば、ボードのクオリティーにこだわりたい方も多いです。そうしたサーファーの熱意に、しっかりと応えくれるブランドがチリサーフボードです。チリサーフボードは、ジェイミー・チールのチャレンジ精神と創造意欲によって、新たなトレンドを作り上げてきたブランドです。また、その一本一本が認定の工場で、作られています。

通常は2カ月ほどの納期が必要なサーフボードですが、コストを抑えたい中級者であれば、中古品で試してみることをおすすめします。

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