スケボーに興味があって始めてみたいけれど、スケボー教室はどのように探せばいいのか不安な人もいるでしょう。子どもと一緒に教えてもらうのには、少し抵抗がある方もいるのではないでしょうか。今回は、自分に合ったスクールを探すための情報を紹介します。
スケボー教室とは?
スケボー教室とは、スケートボードを教えてもらうスクールのこと。屋外や屋内で、スケボーの基礎や技について学べます。 集団や少人数でのレッスンが主流ですが、個人レッスンをしている教室もあります。
大人向けのスケボー教室もある
スケボー教室は主に、子どもや親子向けがほとんどですが、最近では大人限定のスクールも増えています。初心者から経験者まで、さまざまなレッスンがあるため、初めてスケボーをする人や、さらに技を磨きたいと考えている人にもおすすめです。
大人限定で初心者を対象とした、手軽に始めたい人向けのスケボー教室もあります。スケートボードやヘルメット、パットなどをレンタルしているところもあるため気軽に手ぶらで体験できます。
プロから学べる
最近では、AJSA公認プロがレッスン内容を監修して教えている教室や、プロからレッスンを受けられる教室もあり人気が高まっています。
初心者でもしっかりとプロの指導を受けられるため、幅広い技術を学ぶことも可能。本格的に学びたい人にはとてもおすすめです。自分が学びたい内容を把握した上で、スケボー教室を選ぶとよいでしょう。
スケボー教室ではどのようなことが学べる?
一概にスケボー教室といっても、どういった技術が学べるのかわからないという人もいるでしょう。ここでは、初心者、中級者、上級者に分けて、どのようなことが学べるのかについて紹介します。
初心者向け
スケボーを今から始めたいという初心者向けの教室では、スケボーの基礎を教えてもらえます。
- スケボーのセットアップ
スケボーを始める上で一番大事なのが、セットアップ方法です。スケボーには、デッキやトラックといったさまざまなパーツがあります。これを組み立てることをセットアップといいます。
初心者がスケボーを購入する場合には、すべてのパーツがそろっているコンプリートセットがおすすめ。慣れてきたらこだわりのパーツを集めてカスタムするのもよいでしょう。
- スケボーの乗り降り
セットアップが完了したら、まずはスケボーに慣れることから始めます。基礎である、スケボーの乗り降りを体に覚えさせます。
- プッシュ、ターン
スケボーの基本動作で、後ろ足で地面を蹴り前進をする動きです。
- チックタック
スケボーの頭(ノーズ)を左右に振りながら前に進むこと。こちらも、スケボーの基本的な動きです。
中級者
スケボーの基本動作を覚えて慣れてきたら、基礎的なトリック(技)を教えてもらいます。
まずはオーリーやショービットなどを練習して、技術を学びましょう。
オーリーやショービットをしっかり練習することで、上級者のテクニックを学ぶときの大事なコツがつかめます。オーリーとは、スケボーと一緒にジャンプするトリック、ショービットはボードを180度回転させるトリックです。
上級者
上級者用の教室では、より難しいトリックを教えてもらえます。
- フリップ系:デッキの裏表を回転させるトリックです。さまざまな種類があります。
- キックフリップ:空中でデッキを裏表に1回転させるトリック
- ヒールフリップ:デッキをおなか側へ裏表に1回転させるトリック
- 360キックフリップ:キックフリップの回転に、立て回転を加えたトリック
- カーブトリック:スケートパークにある縁石や手すりなどをスライドするトリックです。中級者の段階で学んだ技術がとても重要です。特にオーリーで、ある程度の高さが保持できないと、習得は難しいでしょう。
スケボー教室のメリット
スケボー教室に通うことのメリットはどのようなことがあるのか、解説します。
手ぶらで通える
まずはじめにスケボーに必要となる道具をそろえる必要があります。スケボー教室によっては、ヘルメットやプロテクター、ボードもレンタルできるので、手ぶらで練習が可能です。
スケボーパークのセクションが使える
セクションとは、スケボーで使用する道具の総称です。多くのスケボー教室には、ステアやランプなどのセクションが完備してあるため、トリックの練習がしやすいでしょう。
独学よりも上達が早い
スケボーは独学でも滑ることは可能ですが、プロの指導で基礎をしっかり身に付けてから、トリックへと進んだほうが技の習得にかかる時間が早いです。
それ以外にも、力加減や蹴る方向などを教えてもらえるため、独学よりも滑るコツをつかみやすいでしょう。
スケボー教室を探すときのポイント
スケボー教室には、初心者向けから上級者向けまで、種類は様々です。ここでは、教室選びに困っている方に、教室を探すときのポイントを紹介します。
自分に合った内容を学べるか
まずは、自分がどの程度の技術を必要としているかなど、目的を定めておくことが大切です。初心者であれば、体系的に習えるのかどうか、中級者であれば、どのトリックをマスターしたいかによって、選ぶ教室が変わります。
生徒が多すぎないか
生徒数が多すぎる教室だと、一人一人の対応時間が短くなったり、知りたいことや疑問点などが質問しにくいでしょう。まずは体験レッスンなどに申し込み、一人一人への指導がいき渡っているかを確認しましょう。
また生徒数が少なくても、子どもが多い教室は避けたほうがよいでしょう。子どもが多いと、講師はどうしても子どものほうに気を遣うため、指導してもらえない可能性もあります。大人限定のスケボー教室があるかどうかも、教室選びのポイントです。
継続して通えるか
教室が、通いやすい環境であるかも大切です。自宅からのアクセスはもちろん、定期的に開催されている教室であれば、モチベーションを維持しやすいでしょう。
また、近年では新型コロナウイルスの影響もあり、オンラインスクールを行っている教室もあります。オンラインであれば、自分が学びたいタイミングでレッスンを受けられるため継続しやすいです。
まとめ
今までスケボーに興味があって、挑戦しようと思っていた方や独学でスケボーを始めようとしていた方は、スケボー教室に通ってみてはいかがでしょうか。
スケボーは独学での習得も可能ですが、教室に通えば、プロからしっかりと基礎を学べます。独学と比べて、上達するスピードも違うため、難易度が高い技でも滑れるようになるでしょう。