スケートボードの入門用として、クルーザータイプのスケボーを購入する人が増えています。さらにミニクルーザーとして知名度の高い「ペニー」が登場して以来、クルーザータイプのボードの需要が高まっています。今回は、クルーザーボードとスケートボードの違い、おすすめの商品を紹介。参考にしてください。
クルーザーボードとは?
ここでは、クルーザーボードの特徴に触れながら、クルーザーボードとスケートボードにどのような違いがあるのかを紹介します。
クルーザーボードの特徴
クルーザーボードとは、トリック(技)のしやすさではなく、街乗り用などで使う際の移動手段としての機能を重視したスケートボードです。そのため、小石や荒い路面でも減速しにくくなるように設計されており、気持ちよく乗ることが可能です。
普通のスケートボードはトリックをしやすくするために、小さくて固いウィールが使われているのが一般的です。そのため、荒い路面などで走行する場合、減速しやすいです。道路などに小石が転がっていると、すぐに詰まってしまい、ブレーキがかかってしまいます。
また、クルーザーボードでは、ウィールだけではなく、ボードのデッキ部分もトリックをしやすくするために、テールもノーズも反ったデザインが特徴です。
スケートボードのウィールの固さは「DU」という単位で表されており、普通のスケートボードは99DU~101DUで、クルーザーボードは70DU~90DUが主流です。ウィールの単位を表す数字が大きくなればなるほど、固いウィールということです。
クルーザーボードでトリックは可能?
基本的にクルーザーボードはスケートボードと違って、移動するための機能に特化したボードです。そのため、飛んだり、板に回転をかけたりといったトリック用のスケートボードで行うトリックはクルーザーボードではできません。その理由は、ウィールがスケートボードと比べて柔らかいためです。
ウィールが柔らかいと、トリックを行う際の摩擦が強すぎるため、うまく滑ることができず、止まってしまうからです。
クルーザーボードはウィールを横に滑らせるようなトリックには不向きです。それでもボードと一緒にジャンプするオーリーなどは可能です。他にも、キックフリップやショービットといったトリックは、ウィールに負担がかからないトリックなので、クルーザーボードでも挑戦できるでしょう。
ただし、どのトリックも普通のスケートボードよりはしづらいため、クルーザーボードでトリックに挑戦する際は十分に気を付けましょう。
クルーザーボードの選び方
クルーザーボードを購入するときには、2つの選択肢があります。それは、コンプリートセットで買うか、パーツごとに買って組み立てるかのどちらかです。
コンプリートセットは全てのパーツがセットになっており、すでに組み立てられています。手に入ればすぐに滑ることができるため、初心者の方はまず、コンプリートセットから購入するとよいでしょう。 パーツごとに買って組み立てていく方法は、こだわりを持った中級者以上の方におすすめです。
ミニクルーザーとは?
クルーザーボードがどのようなものかわかったところで、続いてはミニクルーザーについて解説します。
ミニクルーザーの特徴
クルーザーボードの一つであるミニクルーザー。他のボードやクルーザーボードより、小さいのが特徴です。デッキの形状や大きさはさまざまで、ノーズが反っているもの、フラットなものもあります。
ミニクルーザーは軽くて持ち運びがしやすい
ミニクルーザーは、スケートボードやクルーザーに比べて小さいのが特徴です。さらに、材質にはプラスチックが採用されていることが多いため、持ち運びがしやすいです。
ミニクルーザーで有名なブランド「PENNY SKATEBOARD(ペニースケートボード)」
「PENNY SKATEBOARD(ペニースケートボード)」は、オーストラリア発のスケートブランドです。クルージング向けのプラスチックスケボーを大ヒットさせ、一躍有名になりました。懐かしいフォルムに、ポップな色使いがかわいいデザインで、スケートに新たな楽しみをもたらしてくれます。
さらに消耗したパーツはペニー製のものを購入して交換できるので、自分用にカスタムができるのはうれしいポイントです。
ミニクルーザーの値段の相場は?
プラスチック製のものは3,000〜10,000円、ウッドデッキのものでコンプリート品の場合は、15,000円前後が相場です。
おすすめのクルーザーボードを紹介
ここでは、おすすめのクルーザーボードを紹介します。
PENNY skateboard 27inchモデル BLACKOUTカラー
2020年モデルのペニークラシックシリーズで、サイズは27インチ。素材はプラスチックを使用しており、ファッション性を感じさせるデザインに最高の品質を兼ね備えたクルーザーボードです。
【Xadventureのおすすめポイント】
・初心者から上級者まで対応
・オシャレで高品質
OUTCAMER スケートボード 22インチ
完成品のため、組み立ての手間がないので商品到着後から楽しめます。サイズは長さ22インチ、幅6インチです。重さは約1.6kgで、簡単に持ち運びが可能です。
【Xadventureのおすすめポイント】
・耐久性に優れている
・静粛性が高い
CARVERスケートボード 30インチ
5Aグレードのカナダ産メープルと竹をコールドプレスして作られたデッキです。ワイドバージョンにすることで、より安定しています。
【Xadventureのおすすめポイント】
・耐摩耗性に優れている
・スムーズな加速が可能
おすすめのミニクルーザーをご紹介
続いては、おすすめのミニクルーザーを紹介します。
BAYTTER ミニクルーザー コンプリート 22インチ
性別年齢を問わずに、初心者から上級者まで利用が可能なクルージングスケートボードです。色はナチュラル、パープル、星空の3種類から選べます。
【Xadventureのおすすめポイント】
・初心者から上級者まで対応
・弾力性が高い
RIMABLE ミニクルーザータイプコンプリートスケートボード 22インチ
RIMABLEのプラスチック製のミニクルーザーボードです。高品質な3インチの太いアルミトラックを採用しています。
【Xadventureのおすすめポイント】
・とても乗りやすい
・ワイド仕様で安定性が高い
ラングスジャパン(RANGS) スケートボード ラングスR2ミニクルーザー ブラック 22インチ
スタイリッシュでワクワクする両面デザイン仕様のミニクルーザーボードです。柔軟性もあり、走行音も静かという特徴があります。
【Xadventureのおすすめポイント】
・滑り心地がよいウィール
・柔軟性がとても高い
まとめ
スケートボードを始める入門用として人気の高い、クルーザーボード。街乗りに適しており、お出かけの際にも利用することが可能です。普通のスケートボードで行うトリックには向いていませんが、移動するには問題がなく使えます。
普段からスケートボードに乗っているという方も、おすすめした商品を購入して、クルーザーボードデビューをしてみてはいかがでしょうか。