人気のスケーターファッションを解説!6つのおすすめコーデを紹介!

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出典:マハロ/ PIXTA

スケボーをしている方(スケーター)のファッションを「スケーターファッション」呼びます。スケーターファッションには多くの系統(ジャンル)があります。皆さんのスケーターのイメージはファッショナブルな印象があるかもしれません。しかし実際はそれだけではありません。スケーターのファッションはスケボーを安全に楽しむことが一番に考えられています。

その点も踏まえ、今回はスケボー初心者・未経験者の方に向けてどういった服装がいいのか紹介。参考にしてください。

スケートボードとは

スケーターファッションを紹介する前にスケートボードについて紹介します。

スケートボードの成り立ち

スケートボードは、1940年頃にアメリカで誕生した遊びといわれています。最初は木の板に車輪が付いただけの簡単なものでした。

スケボーは、アメリカのカリフォルニア州から広まったとされており、もともとはサーフィンのトレーニングとして誕生したとされています。波のない日でもサーフィンの動きを練習するために生まれました。現在でも、カリフォルニアはサーフィンが盛んな街で、トレーニングにスケボーを利用する方が多くいます。

スケートボードの種類

トレーニングとして誕生したスケボーですが、今では国内外で問わず各地でスケボーの大会が行われるようになりました。その影響でスケートボードは「パーク」と「ストリート」の2種類に分けられるようになりました。

まず、「パーク」は水を抜いたプールのような大型のコースを使用し、1プレイで3つの技を見せて、その中で最も得点の高い技を採点する競技です。「パーク」ではジャンプの高さや技の難易度を競うので、見ている方も迫力があり盛り上がる競技。

一方、「ストリート」は街中にあるような段差や階段、手すりなどを利用する競技です。「パーク」に比べてスピーディで規格外のプレーが見られるので、こちらも見ていて楽しいでしょう。

スケーターファッションとは

出典:ufabizphoto/ PIXTA

スケーターファッションには、さまざまなジャンルが存在します。各ジャンルからさらに細かく分類できるので、スケボーコーデの組み合わせは数え切れません。しかし、スケボーに不向きな服装も存在するので、スケーターが選ぶべき服装を紹介します。

機能性

スケボーをする上で外せないのが機能性です。スケボーは走ったりジャンプしたり、転倒してしまうことも少なくありません。そのため、スケボー中に着用するのであれば、機能性を重視して選ぶ必要があります。特にボトムスは、ストレッチ性が高いもの、大きめのものを選びましょう。

耐久性

スケボーをするなら必ず転ぶと考えましょう。うまくなれば転ぶ回数も減りますが、うまくなるにつれてトリックの難易度も上がるため、転んだときの反動や衝撃が大きくなります。

スケボーはアスファルトやタイル、コンクリートなどの硬い地面で行うので、転んだときのダメージは相当なものです。自身へのダメージ軽減のためにも、服は耐久性のあるものを選んでコーデをするとよいでしょう。

スケシューにも気を付けよう

スケシューとはスケボーをするときのシューズの呼び方です。これも服装と同じく耐久性と機能性を優先して選びましょう。おすすめはスエード生地です。キャンパス生地は耐久性が低くすぐに穴が空いてしまいます。スエード生地にすることで耐久性が上がって、長持ちしてくれる可能性が高いです。

おすすめコーデ

出典:overlay/ PIXTA

スケーターファッションは、好みのジャンルに合わせて選ぶことが重要です。あまたのスケーターファッションの中にも「定番」と呼ばれるアイテムやコーデが存在します。それらを取り入れることで、スケーターファッションの第一歩にしてみてください。

【ノームコア系】キャップを使って個性的に

ノームコア系ファッションとは、上下をブラックやホワイトでシンプルにコーデするスタイルのことです。そのノームコア系でシンプルに整え、アクセントとして個性的なキャップを合わせるスケボーコーデです。

差し色として派手なカラーを入れることで、シンプルなコーデも鮮やかな着こなしで統一感を演出してくれます。キャップと同じ色が入っているシューズを取り入れることで帽子との相性がよく、まとまるでしょう。

【ノームコア系】黒でシックにまとめる

スケーターにとってノームコア系ファッションは人気の高いスタイルです。アウター・トップス・ボトムスを黒でまとめるのは、少し難易度が高いですが、素材やサイズ感をピッタリにするとシックに仕上がり格好いいです。インナーに、ロング丈の白Tシャツ名を組み合わせると、メリハリが出ておしゃれさを引き立たせます。

このコーデのポイントは「サイズ感」と「シルエット」に注意することがポイント。さらに素材にも気を使うとシックにまとまります。

【ストリート系】ビッグシルエットパーカー

スケーター全般に人気の高いビッグシルエットパーカー。これを使うことで王道のストリート系らしい着こなしになるでしょう。ビックシルエットパーカーは、汎用性が高いです。

ボトムスでいうと、ショートパンツやチノパンといったタイトなパンツ、ワイドパンツなどカラーさえ気を付ければ何にでも合わせやすいです。

【ストリート系】ニット帽とナイロンジャケットで冬の着こなし

ニット帽とナイロンジャケットでラフなスタイルにまとめます。冬でもスケボーが楽しめるように風を通しにくいナイロンジャケットを用いて、機能性のある着こなしに。

また、ナイロンジャケットには、よくリバーシブルを採用したものがあります。リバーシブルとは、服の裏表関係がなく着用できるもので、裏地にもデザインが施されています。気分によって裏・表を着こなすと楽しいコーデが可能です。

【サーフ系】白Tとキャップで合わせる

サーフィンから誕生したといわれているスケボー。ファッションにも共通点が多いです。サーフ系ファッションでおなじみの、サーフ系のTシャツとキャップを合わせるファッション。

サーフ系ファッションは、ブランドが重要です。Tシャツブランドの中でも、デウスエクスマキナやパタゴニア、RVCAが現代では主流。コーディネートを間違えると、見た目が悪い感じになる可能性があるので注意が必要です。

【アメカジ系】ミリタリー感を出したコーデ

アウターにカーキ色を取り入れてミリタリー感を演出。ミリタリーというとアメリカ軍人のイメージがあると思いますが、ファッションにもその要素を取り入るとおしゃれに着こなせます。

具体的に説明すると、アウターのシルエットは、軍人のように屈強な仕上がりに。カーキ単色でもよいですが、迷彩柄も取り入れるとより一層アメカジ系に近くなります。

まとめ

今回はスケボーをする上でのコーデについて紹介しました。スケーターファッションにはさまざまなジャンルがあるので、好みのジャンルを選ぶとよいでしょう。いろいろなジャンルのアイテムを使ってコーデするのも悪くありません。

また、スケーターファッションは機能性や耐久性も考慮することが重要。購入してすぐに破損してしまってはもったいないです。今回紹介したポイントを押さえながらスケボーコーデに挑戦すると、スケボーも今以上に楽しむことができるでしょう。

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