サーファー、スケーター、スノーボーダーの祭典!「インタースタイル」とボードカルチャーについて

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インタースタイルはサーフィン・スケートボード・スノーボードなどのボードカルチャーに加え、アウトドア・釣り・ペット・セレクト系のファッションを中心とした展示会です。他にもライフスタイル全般に関わる、商談会とコミュニティー形成・活性化が目的。今回はインタースタイルについて紹介します。

インタースタイルとは

毎年2月に開催されているボードカルチャーを中心としたビジネス展示会が3日間にわたって開催されます。例年では隣のブースで「JAPAN SNOW EXPO」開催されていますが、今年は新型コロナの影響で中止になりました。

インタースタイルは「経済発展の牽引役として大きな役割を担う展示会を開催できるよう、徹底した新型コロナ対策を実施したうえで開催する」として関係者へ招待状を送付し開催する予定です。

開催概要

名称:インタースタイル2022(ボードカルチャー&アウトドア展示会)
会期:2022年2月15日(火)~17日(木) 10:00~18:00(最終日~17:00)
会場:パシフィコ横浜
来場内容:【入場無料】3日間全て業界関係者招待日(3日間全てショップゲスト入場予定)
主催:株式会社インタースタイル

出展メリット

インタースタイルに出展することでさまざまなメリットを得ることが可能です。そこで出展メリットを以下にまとめましたので紹介します。

  • 新しいビジネス、新しい情報を得られる
  • 新しいビジネスパートナーとつながるチャンスがある
  • 商談に集中できる環境がある
  • 遠方の取引先との商談の手間が減る
  • 出展することにより企業の知名度が上がる
  • 顧客に対して効果的な提案が可能
  • ブランドコンセプトの周知が容易にできる
  • プレス発表がしやすく多くのメディアに対して展開できる

サーフィンのボードカルチャー

出典:dutch / PIXTA

サーフィンはもともとハワイやカリフォルニアで発展してきた文化です。サーフィンとはボードで波に乗って楽しむだけではなく、自然を体感することで人生を豊かにする存在。その中にはサーフィンから発展したファッションや音楽もサーフィンのボードカルチャーの一部です。

また、サーフィンを通じてアート作品を制作するアーティストもいて、それら全てをひとまとめにして「サーフカルチャー」と呼ばれています。

サーフカルチャーとは

サーフカルチャーが日本に本格的にやってきたのは1970年代のこと。アメリカの文化だったことから、戦後に日本で知られるようになりました。

最初は純粋にサーフィンの腕前を競い合っていましたが、徐々に派生していきサーフィンに関するファッションやビーチで聞いている音楽などを探求するようになりました。そしてファッション性や音楽性を比べ共有していくところから、最終的には自然との共生や保護へと観点が変わり始めています。

ファッション

サーフカルチャーでファッションというとアメリカンカジュアルが基本とされています。Tシャツにデニムというシンプルなスタイルであるサーフファッションですが、七分丈ぐらいにカットしたラフなジーンズなどを好んではいていたのもサーフカルチャーの特徴です。

他にも、原色系やネイティブアメリカンからインスピレーションを受けたようなデザインのTシャツ。自然と一体化するという意味合いからナチュラルな染料を使用しているのも特徴です。

ミュージック

波の音をベースに浜辺でギターを奏でていた若者たちから、サーフミュージックの基礎は作られてきました。そうしたサーフミュージックはアメリカで徐々に広がり、サーフィンに行く道中の車内ミュージックの定番になりました。最近では日本でも若手ミュージシャンを筆頭に周知されています。

サーフミュージックの有名アメリカ歌手といえば、ビーチボーイズやドノヴァン・フランケンレイターなどのアーティストが有名です。その本人らがサーファーである場合も珍しくなく、1970年代以降のサーフミュージックは、そのように作られていきました。

アート

サーフカルチャーにはアートという分野もあります。サーフィンを通してオリジナルの世界観で作品を作り上げるのが特徴。アートはアーティストによって表現の仕方は自由ですが、基本的に描くのは海だったりサーフィンをしているところだったりとサーフィンに関わりのあることです。

スケートボードのボードカルチャー

出典:ニングル / PIXTA

スケートボードというストリートスポーツのカルチャーは、誕生してから数十年たった現在でもスタイルやテクニック、ファッションに至るまでまだまだ進化し続けています。

スケートボードカルチャーの歴史

スケートボードが誕生したのは1940年代~1950年代のアメリカのカリフォルニア州で生まれました。カリフォルニアではサーフィンが流行しており、スケートボードは波がない日に陸上でもサーフィンができるように生まれました。

最初はカリフォルニアのサーファーがサーフボードに小さな車輪をくっつけて遊んだのが始まりです。最初の発明者が誰かということは分かっていなかったので、売り出すために作ったのではなく、ただサーフィンがしたかっただけだと考えられます。

1960年代以来スケートボードのブームは、安全性の問題があり一度終わりを迎えます。しかし、コアな一部のファンがスケートボードを一途にし続けた結果、耐久性の高いボードを作れるようになり、以前より安全にスケートを楽しめるようになりました。

エクストリームスポーツとしてのスケートボード

それからも問題が出ては解決をしてきたスケートボード業界ですが、1990年代に不況のあおりを受けてスランプに入ります。しかし、1995年にエクストリームスポーツとしてスケートボードが紹介されてから、またブームが到来します。そして、今のスケートボードが確立されました。

サーフカルチャーの派生

サーフカルチャーのようにスケートボードやファッションなどにも多大な影響を与えています。サーフカルチャーのように音楽やアートには、大きな影響は与えていませんが、ファッションは独自の進化を遂げています。

今ではスケートボードとストリートファッションの融合を果たし、見事にスケートボードカルチャーの1つとして認知されています。

まとめ

今回はインタースタイルについて紹介しました。毎年、サーフィンやスケートボードのボードカルチャーについて最新の情報を得られるインタースタイル。一般の方も参加が可能です。

特に新しいアイテムの情報や実物を見聞きしながら確認できるという楽しさがあるので、参加してみてはいかがでしょうか。また、これを機にサーフィンやスケートボードのボードカルチャーを調べてみると面白いかもしれません。