俳優として活躍している吉沢悠はサーファー映画の主演を務めましたが、プライベートではサーファーという一面をもっています。ここでは、サーファーとしての吉沢悠と、彼が主演をつとめたサーファー映画について紹介していきたいと思います。
役者・吉沢悠
サーフィンとの関わりが強い吉沢悠ですが、どういった俳優なのでしょうか。ここでは、吉沢悠の人物像について紹介していきます。
吉沢悠とは
吉沢悠は1978年8月30日生まれの日本人俳優です。1997年に「夢カラオケオーディション」で準グランプリを受賞し「吉沢悠(ゆう)」としてワタナベエンターテインメントからデビューしました。
その後、2005年4月にワタナベエンターテインメントを離脱して一時芸能活動を休止し、2006年6月にテンカラットに移籍をして復帰しています。復帰の際に名前の読み方を「吉沢悠(ひさし)」という本名の読み方に変更しています。
デビュー直後から数多くのドラマ、映画、テレビコマーシャル、ラジオなどに出演しており、主演、脇役どのような役でもこなすオールマイティな俳優として知られています。また、下記のような多くの話題作や人気作に出演しています。
- 新・星の金貨(2001年4月)
- アルジャーノンに花束を (2002年10月)
- エースをねらえ! (2004年1月)
- ブラッディ・マンデイ (2008年10月)
- JIN-仁- (2009年10月)
- NHK大河ドラマ・平清盛 (2012年)
- コウノドリ 第9話(2015年12月)
- 半沢直樹II・エピソードゼロ~狙われた半沢直樹のパスワード~(2020年1月)
吉沢悠とサーフィン
俳優として活躍しながら、サーフィンを趣味として楽しんでいる吉沢悠。彼のサーフィン歴は20年以上、心を落ち着かせるためにサーフィンは欠かせないものとしています。
また、その腕前はプロ並みということもあり、サーフィン映画の主演をつとめた際には、すべて自分が実際にサーフィンを行って撮影が行われたという点もポイントです。
普段はロングボードを使用してサーフィンをしているとのことですが、映画ではショートボードでサーフィンをしています。数年ショートボードは乗っていなかったということですが、映画では見事な腕前でショートボードを乗りこなしているところが見どころです。
吉沢悠主演の「ライフ・オン・ザ・ロングボード 2nd Wave」について
吉沢悠主演で撮影された「ライフ・オン・ザ・ロングボード 2nd Wave」はその名前から分かる通り、以前公開された「ライフ・オン・ザ・ロングボード」の次作になります。
「ライフ・オン・ザ・ロングボード」とは
2005年に公開されたサーフィン映画「ライフ・オン・ザ・ロングボード」は故・大杉連が主演をつとめ、小栗旬、勝野洋などが出演した話題作です。
定年後にサーフィンに目覚め、サーフィンをするために種子島に移住した米倉一雄(大杉連)がサーフィンを通じて、第二の人生を爽やかに生きていくという物語。
自分の人生を見つめ直すという強いメッセージ性は中年層に大きく受け入れられ、映画が公開されてから40代、50代の「おやじサーファー」が急増するという現象を起こしました。
「ライフ・オン・ザ・ロングボード 2nd Wave」とは
舞台は前作と同様に種子島となっており、前作の13年後という設定になっています。
吉沢悠演じる主人公の梅原光太郎は一流のサーファーでありながら、自身の性格が災いして住居と夢を失います。
そして、かつて自分のことを可愛がってくれたサーファーである工藤銀二を頼って種子島にやってくるのですが、すでに銀二は他界していました。代わりにそこに居たのは銀二の娘である工藤美夏でした。
本編では「夢から逃げた男」である梅原光太郎が種子島の人々と交流をすることで、人生を見つめ直し、もう一度輝きを取り戻していくというストーリーになっています。もちろん、サーフスポットの種子島で撮影されていることもあって、迫力のあるサーフシーンが圧巻です。
吉沢悠はこの撮影のために体を鍛え直すとともに、千葉や伊豆でオリンピック候補選手であるサーファーたちに交じって合宿を行い、サーフィンをやり込みました。さらに映画のロケの1ヶ月前に種子島に入り、その場所で徹底的に波に乗るという練習をしました。
「ライフ・オン・ザ・ロングボード 2nd Wave」の映画紹介
- 公開日:2019年5月31日(金)
- 主演:吉沢 悠
- ヒロイン:馬場ふみか
- 出演:
- 香里奈
- 松原奈佑
- 立石 ケン
- 森高 愛
- 大方 斐紗子
- 泉谷 しげる
- 南美沙
- 保田 あゆみ
- TEE
- 角田 信朗
- 勝野 洋
- 榎木 孝明(特別出演)
- 竹中直人
- 監督:喜多一郎
- 脚本:喜多一郎 金杉弘子
- 配給協力:ティ・ジョイ
- 公式サイト:http://lifeonthelongboard2.com
まとめ
吉沢悠は俳優であると同時に20年以上の経験を持つサーファーでもあります。そんな彼が主演を演じた「ライフ・オン・ザ・ロングボード 2nd Wave」はサーフィンを通じて人生を見つめ直すという感慨深い映画となっています。もちろん彼自身がサーフィンを行っているのも見どころの一つです。
近くのDVDレンタルショップに足を運び、この作品を手に取ってみてはいかがでしょうか。