初心者向はまずはドンキのスケボーを試してみよう！

国内の競技人口が増えてきているスケボーですが、よい道具をそろえようとするとそれなりに費用がかかります。続けるかわからないのに、2～3万円もするスケボーを買うのは気が引けるという方もいるでしょう。

ドン・キホーテ、通称「ドンキ」では格安でスケボーが売られていることをご存じでしょうか。ここでは、ドンキのスケボーについて紹介します。

まずは安いスケボーで試してみる

スケボーの世界大会が多く開催されていることや、オリンピック種目に選ばれたということで、日本でもスケボーの競技人口が増えています。十代で活躍する選手も多く出てきていることから、子どもの頃からスケボーを始める方も増えています。

さまざまな競技でもそうですが、一流の道具は数万円～数十万円以上するものも多く、最初の出費がかさんでしまうということもあります。これはスケボーでも同様で、例えば「Penny」のスケボーを購入するには1万後半～3万円ほどかかります。

もちろん、ある程度の技術と経験を持つ方が、テクニック向上のためによりよい道具を持ちたいと考えて購入するのであれば、全く問題はありません。しかし、初めてスケボーをするという方や、子どもの道具としては高価に感じる方は、お手頃に道具を集めたいと考えるのではないでしょうか。

最初に使用するスケボーは安いものでよいという方は、ドンキやスポーツデポ、トイザらスなどで販売されているスケボーがおすすめです。

こうしたところでは、3,000～5,000円程度でコンプリートデッキが販売されており、初心者や子どもであれば、これで十分というアイテムがそろっています。

始めたいものの「続けていくかどうかはわからない」「すぐに壊すかもしれない」という不安がある場合には、安いスケボーを購入して始めるのも1つの方法です。

さまざまな安いスケボーのコンプリートデッキが販売されている中でも、特にドンキでは安い商品が販売されています。ここではその製品のメリットとデメリットを紹介します。

数千円で販売されることが多い、安いコンプリートデッキですが、ドンキでは「1,200円」で販売されています。これは大手スケボーブランド「Penny」に似たスケボーで、「Penny風ミニクルーザー」という名前の商品です。

正規品であれば1万円後半以上するものが1,200円という値段で販売されているというのは、さすが「驚安の殿堂」のドンキ。

メリットは、大手ブランドではほぼ実現が不可能といえる圧倒的な低価格です。スポーツデポやトイザらスですら3,000～5,000円で販売しているものを、1,200円という破格で販売できるのは、ドンキならでは。

この値段であれば、「ボードを買ったけどすぐに飽きてしまった」「どこかに忘れてきて失くしてしまった」「壊してしまった」といった、初心者がしがちな失敗をしたとしても諦めがつくでしょう。最初から数万円するものを購入して、これらのことが起きてしまった場合、後悔するでしょう。

当然これだけ安いスケボーだと、デメリットもあります。スケボーをある程度、経験している人が正規品のスケボーと、ドンキのスケボーの両方に乗った場合、一番違うのは「滑る際のスムーズさ」といわれています。

正規品のスケボーと比べると、「まっすぐに走らないときがある」「耐久性が低くて壊れやすい」「うまく曲がれない」「スピードに乗らない」といったところがデメリットとして挙げられます。

これは値段を落とすために、材料の質を落とす、材料を他の安価なもので代用するなどして、コストカットが行われていることが関係しています。品質が悪いというよりは、ドンキの企業努力のたまものといえるでしょう。

よい製品を買えば、性能がよいのは当然ですが、値段は高くなります。ドンキのスケボーのように安いスケボーを買えば、価格を抑えられますが、質のよい滑りはできないでしょう。

重要なのは、そのバランスで判断することです。安価なスケボーは、耐久性や足周りが良くないために、デッキに飛び乗るような技や緻密な動きが必要とされる大技には向いていません。

しかし、初心者が基礎的な動きを体験するためのスケボーとしてはコスパが良く、非常に優秀です。誰がどのように使用するのかと考えて、適した道具を購入するとよいでしょう。

多くの人に知られて、競技人口が増えてきているスケボーは、若い世代を中心に大人気です。スケボーをする際には、ボードが必要になりますが、最近では安価なものも販売されているため、初心者も気軽に始められるでしょう。

ドンキでは、Penny風のスケートボードが1,200円という値段で販売されています。まずはこういった安いスケボーで試してみるというのもよいでしょう。