スケボーは、若者を中心に人気が高いスポーツです。しかし、いざ挑戦してみたいと思っても「練習場所がない」、「どこで練習したらいいのか分からない」などとためらう方もいるでしょう。今回は、スケボーの練習ができるスケボー公園(パーク)を6つ紹介します。また、初心者でも練習しやすい場所や定番スポットも合わせて紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
スケボー初心者でも練習しやすい場所の特徴
スケボーに限らず、どんなスポーツでも上達するには練習がつきものです。周辺に迷惑をかけずに気兼ねなく、練習できるスポットを見つけたいと考えるはずです。では、スケーターたちはどのような場所でスケボーの練習をしているのでしょうか?ここでは初心者でも練習しやすい場所の特徴を紹介していきます。
騒音を出しても迷惑がかからない場所を選ぶ
スケボーに乗っている際、気になるのが騒音です。走行音やデッキが地面に当たる音は意外と響きやすいもの。時には、まわりに迷惑をかけていないか不安になるでしょう。なるべく近くに家がなく、騒音を出しても迷惑がかからないエリアを探すとよいでしょう。
スムーズな路面を選ぶ
凹凸が少ないきれいなアスファルトやコンクリートの路面は、走行音が小さいだけでなく、引っかかる感覚がなくスムーズに滑れる感覚を味わえます。近所の人気のない場所に舗装されたばかりの道路があればラッキーです。
定番のスケボー練習スポット
騒音問題や路面状況の両方をクリアする練習場所探しは、なかなか難しいものです。では、多くのスケーターは具体的にどのような場所で滑っているのでしょうか。ここからはスケーター定番の練習スポットを紹介します。
公園の舗装路・駐車場
大きめの緑地公園や民家から遮断されている場所という条件下では、スケーターをよく見かけることがあるでしょう。また、駐車場でも混雑しない時間帯を選ぶことで、広々と滑ることが可能です。ただし、スケボー禁止となっている公園や駐車場もありますので、事前に調べておきましょう。
電車・車道の高架下
新幹線や高速道路などの高架下もよい練習場所です。高架下はきれいに舗装されているケースがあり、雨もしのげるので、練習にピッタリです。便利な土地柄、駐車場・私有地として利用されていることもありますので、注意喚起されている場合は立ち入らないように気を付けてください。
川・海の堤防周辺
一般的に堤防はコンクリートで作られているので、地面に凹凸が少ない場所があります。ロケーションもよく、晴れた日は気持ちよくスケボーができる場所ですが、水没しないように注意しなければなりません。
デッキが水没することをスケーターからは池ポチャと呼ばれており、デッキは木製が多いことから、一発で使用不可になってしまう可能性があります。海に落ちてしまったら回収も困難になりますので注意してください。
都内でおすすめのスケボー公園6選
ここからは、都内でおすすめのスケボー公園を6つ紹介します。
- 駒沢オリンピック公園
- 武蔵野公園
- たちかわ中央公園
- 夕凪橋際遊び場
- 小金井公園
- 城南島海浜公園
それでは詳しく見ていきましょう。
駒沢オリンピック公園 (東京都世田谷区)
セッションは、比較的大きく作られているので、上級者も満足できる場所です。プロスケーターが滑りに来ることもあり、マナーや雰囲気ともによいスケートパークです。
【基本情報】
住所:東京都世田谷区駒沢公園1-1
電話:03-3421-6431(駒沢オリンピック公園管理所)
料金:無料(一部有料施設あり)
利用時間:10:00〜16:30(最長19:00) ※時期によって異なる
アクセス:JR山手線「渋谷」から東急バス(田園調布行き)「駒沢公園東口」下車・JR山手線「恵比寿」から東急バス(用賀行き)「駒沢公園」下車・東急田園都市線「駒沢大学駅」下車 徒歩15分
武蔵野公園(東京都府中市)
路面がブロック石になっているスケボー公園です。手作りのセッション・レール・カーブボックス・バンクtoバンクなどが整備されています。利用制限がありますので、ルールを守って滑ってください。
【基本情報】
住所:東京都府中市多磨町2-24-1
電話:042-361-6861
料金:無料(一部有料)
使用時間:平日 13:00〜20:00・土日祝 10:00〜20:00
アクセス:JR「武蔵小金井」南口から京王バス(調布行き)「武蔵野公園」下車・京王線「調布」北口から武蔵小金井行き「武蔵野公園」下車
たちかわ中央公園(東京都立川市)
560平方メートルの横長フルコンクリートのスケート公園です。横長バンク・レールがあるので、ストリートスケーター向けとなっています。大きなセッションがないことから、ゆっくり滑る方にも向いています。
【基本情報】
住所:東京都東京都立川市緑町3173-17
電話:042-536-6711
料金:無料
使用時間:平日 13:00〜22:00・土日祝 9:00〜22:00
アクセス:JR中央線「立川駅」から徒歩15分・多摩モノレール「高松駅」から徒歩10分
夕凪橋際遊び場(東京都港区)
練習スペースがフェンスで囲まれているスケボー公園です。区内で唯一、セッションが設置された場所となっています。
【基本情報】
住所:東京都港区芝浦4丁目20番
電話:03-6400-0032
料金:無料
使用時間:9:00〜18:00
アクセス:新交通ゆりかもめ「芝浦ふ頭駅」から徒歩11分・JR京浜東北線「田町駅」から徒歩14分・JR山手線「田町駅」から徒歩14分
小金井公園(東京都小金井市)
槻の木広場では、スケボーだけではなく、ローラースケートやテニスの練習ができる多目的広場となっています。スケボー専用のスペースではないので、譲り合って利用する必要があります。
【基本情報】
住所:東京都小金井市関野町1-13-1
電話:042-385-5611
料金:無料(一部有料)
使用時間:-
アクセス:JR線「武蔵小金井」駅からバスで5分・西武新宿線「花小金井」駅からバスで5分
城南島海浜公園(東京都大田区)
800平方メートルのアスファルトコンクリートのスケボー公園です。定番のセッションは揃っており、フラットも広いので、初心者でも安心して練習できます。
【基本情報】
住所:東京都大田区城南島4丁目2‐2
電話:03‐3799‐6402
料金:無料
使用時間:7:00〜21:00
アクセス:京急バス 森32系統(城南島循環)「城南島四丁目停留所」下車 徒歩3分
スケボー公園(パーク)で練習する場合の注意点
最後に、スケボー公園で練習する場合に気を付けるべきことを2つ紹介します。
スケーターのラインに入らない
スケボーをしている方を見ていると、セクションの配置によって、ある程度決まった流れで滑っているのが分かります。ライン上で立ち止まったり、順番待ちしているところに横入りしたりすることはタブーですので十分に注意しましょう。
パークごとのルールを守る
パークごとに利用登録・ヘルメット着用義務といったルールが定められている場合は、必ずそのルールに沿って行動しましょう。
ローカルスケーターたちが長い期間、行政と調整を重ねてようやく利用可能にこぎつけたパークもあります。簡単なルールも守れないと判断されてしまうと、維持や補修予算が下りずに閉鎖となる可能性もありますので、きちんとルールを守って滑りましょう。
まとめ
今回は、スケボー公園について詳しく解説してきました。スケボー公園は、近隣を気にすることなく、状態の良い路面を気持ちよく滑れる貴重な練習場所です。何度も通うことでスケーター仲間ができ、上級者に教えてもらうチャンスもたくさんあります。
1人で練習するより何倍もモチベーションが上がるので、スケボーの練習をしたい方は、ぜひスケボー公園(パーク)を利用してみてください。