スケボーは日常生活よりもアクティブな動作をするので、ある程度しっかりとした素材のズボンを着用する必要があります。しかし、機能性は高くおしゃれなアイテムを見つけたい方も多いでしょう。スケボー向けのズボンはどのようなタイプが最適なのかを解説。普段着にもおすすめしたい商品3点も紹介します。
スケボー向けのズボンは3つの条件を満たしたタイプ
スケボーを楽しむ方はストリートファッションも満喫しているケースが多いでしょう。長期的に愛用できて格好いいアイテムを選ぶには、ポイントがあります。
耐久性が高い
スケボーに転倒はつきものです。上級者でも転ぶことがあります。したがって、スケボーをするときに着用するズボンは高い耐久性があることが必須事項。また、破れるのは転倒した場合だけではありません。
デッキに貼られたヤスリ状のテープが擦れることもあり、技を決めた際に傷がつくのも日常茶飯事です。擦れたり破れたりすることを気にしなくてもいい素材のズボンを選ぶと、安心して練習できるでしょう。反対に、耐久性が低い素材を選ぶと集中して練習ができないでしょう。
伸縮性がある
スケボーの技(トリック)は、非常に激しい動きが伴うことも珍しくありません。例えば、足を大きく開く動作があったり、飛び跳ねたりすることもよくあります。もし伸縮性のないズボンを着用していると動きにくく、けがをする可能性もあるでしょう。
スケボーをする際にはストレッチ性のあるズボンがおすすめ。アクティブな動作にもしっかりとフィットする素材だと動きやすいでしょう。スムーズなスケボーを楽しむためには必須の条件といえます。
コストパフォーマンス重視
スケボーをしていると、1日でズボンが破れてしまうことがあります。そのため、スケボー時に着用するのであれば高額なズボンを選ぶのはおすすめしません。スケボー初心者であれば、耐久性がありコストパフォーマンスの高いズボンを選びましょう。
ズボンの種類でメリットも異なる
街中で目に留まるスケーターが着用しているズボンは、チノパンやジーンズなどさまざまな種類が思い浮かびます。それぞれにメリットやデメリットが存在。特に、スケボーをする上では知っておきたい特徴のため、種類ごとに解説します。
チノパン
いわゆるワークパンツと呼ばれるズボンです。チノパンのメリットは生地が丈夫で動きやすいのため、スケボーをする際に非常に向いているズボンです。
チノパンといっても、意外とデザインも多く、好きな形を選べるのもメリットでしょう。ただし、転んで擦れたときに毛羽立ちやすい点はデメリットです。毛羽立ちが気になる方は他の種類を選ぶ方がよいでしょう。
カーゴパンツ
貨物船の船員たちが着用していたといわれるカーゴパンツも、スケボーにぴったりです。軍パンとしても使用されていたことから、その丈夫さは誰もが知っています。カーゴパンツの特徴はポケットの数。他の種類のズボンと比べてポケットが多いので、小物を入れておけて、バッグを必要としないのもメリットです。
カラーバリエーションも豊富で、ファッションの差し色としても楽しめるズボンがあります。デメリットは、チノパンと同じく擦れた際に毛羽立ちやすくなる点です。
ジーンズ(デニム)
頑丈なデニム生地で作られたズボンがジーンズです。スケボーをする方に限らず、多くの方がファッションアイテムとして取り入れています。スケボーにおいても欠かせないズボンで、細身から太めのタイプまで豊富です。
デメリットは、生地の厚さから夏に着用すると暑くなること。また、色落ちもしやすくダメージを受けやすいのもデメリットです。しかし、色落ちやダメージを楽しんだりとメリットに感じる方も多いでしょう。
スエット
気軽に履けるズボンにスエットがあります。最近はおしゃれなタイプのものが多く出ていて、スケボーをしていなくてもファッションに取り入れている方もいます。他のズボンと比べて生地が非常に柔らかいので、スケボーの激しい動きでも問題がなく対応。
また、風通しもよく夏でも爽やかに着れるのもスエットの特徴でしょう。ただし頑丈な素材ではないので、すぐに穴が空きやすいなどのデメリットがあります。スケボー初心者のうちは、選ばないほうが無難です。
スケボーでおすすめしたいズボンのブランド
スケボーを楽しむ方に人気のあるズボンのブランドも多くあります。コスパがよく丈夫なブランドを紹介します。
Dickies
スケボーをするなら欠かせないブランドの一つがDickiesです。価格帯も安く何着も持っているという方も多いのではないでしょうか。カラーバリエーションも豊富で、おしゃれに着こなすアイテムとしてもおすすめのブランドです
もともとワークウエアとして設立されたブランドで、生地のタフさも魅力。それでいて動きやすいことから、スケボー向けのズボンといえます。
RED KAP
スケボーのブランドとして上位にランクインするのがRED KAPです。こちらもワークウエアブランドとしてスタートしていることから、頑丈なズボンで破れにくいのが特徴です。
Dickiesと比べると生地が薄く、暑い時期でも着用しやすいのもポイント。価格も手頃でコスパが高いところもスケボーに向いているといえるでしょう。
BEN DAVIS
ワークウエアブランドの老舗といえばBEN DAVISも欠かせません。サンフランシスコで1850年代から衣類を製造してきた一族によって、1935年に誕生したブランドです。ワイドなタイプも多いので、太めのシルエットを楽しみたい方にもおすすめです。
Carhartt
頑丈さだけではなく、おしゃれさも求める方におすすめなのがCarharttです。元来ワークウエアとして誕生したブランドだけに、生地はとても丈夫で安心。それでいてシルエットが非常に格好いいので、他のブランドと比べておしゃれな着こなしが可能です。
ROTHCO
軍パンを選ぶなら、ROTHCOがおすすめです。米軍のミリタリーグッズも生産していたこともあり、動きやすく頑丈なのが特徴。プロスケーターが着用していたことがきっかけで、スケボーをする方に話題となったブランドです。
スケボーにおすすめのズボン3選
スケボーをする際におすすめしたいズボンを3つ紹介します。
【NIKE】 ジョガーパンツ
スポーツブランドとして有名なNIKEにも、スケボーに向いているズボンがあります。こちらのジョガーパンツは、通気性も良く速乾性もあるので夏にスケボーをする際にもおすすめです。スウェット素材なので、動きやすいのも魅力です。
【Xadventureのおすすめポイント】
- 着回しが効くカジュアルなデザイン
- 伸縮性のある素材
【Dickies】874 ORIGINAL WORK PANTS
Dickiesの王道ともいえるワークパンツがこちら。Dickiesの原型を保ちながら、現在でも多くの方に愛されています。アメリカ・西海岸のスケーターたちが好んで着用していたことから、日本でも流行しました。カラーバリエーションも豊富で、シンプルなシルエットからさまざまなスタイルに合わせることが可能です。
【Xadventureのおすすめポイント】
- 深いサイドポケットを採用
- 脱着に便利なジップフライのフロント
【BEN DAVIS】ワークパンツ
BEN DAVISの中でもルーズな印象のあるワイドパンツがこちら。リラックスした着心地も特徴で、スケボーをする際にも動きやすいでしょう。また、ストレッチ性もある点も魅力です。
【Xadventureのおすすめポイント】
- 動きやすい素材
- シワになりにくいズボン
まとめ
スケボーを楽しむ上で、ファッションは欠かせないポイントです。中でもズボンは、快適に動くために気を付けて選ぶ必要があります。カーゴパンツやチノパンなど、カラーバリエーションが豊富なズボンも多いことから、自分のスタイルに合ったタイプを見つけると、スケボーも楽しくなるでしょう。