静波周辺でおすすめのサーフポイント5選!特徴やアクセス方法など

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初心者サーファーにとって練習しやすい海は、いい波がくる・人が少ない・水深が浅い海です。上記3つに当てはまる海が、今回紹介する「静波」というサーフスポットです。静波は日本のメジャーなサーフポイントでもあり、初心者だけではなく中級者・上級者の方にもおすすめのポイントです。今回は、静波の特徴・アクセス方法からおすすめのポイントまで詳しく解説します。

静波とは?

出典:タカユキ / PIXTA

まずは、静波とはどういった場所であるのか、また静波へのアクセス方法を紹介します。

静波海岸の特徴

静波海岸とは、静岡県牧之原市にある海岸で、勝間田川河口の東に位置します。遠浅で波が静かなことから、サーファーだけではなく海水浴客にも人気のスポット。静波海岸の特徴は以下のとおりです。

  • 海沿いに整備されたコンクリートの無料駐車場(700台収容)完備
  • シャワー・トイレがある
  • 海のブレイクポイントがバラけているので人が密集しない
  • 海の底が砂なので足を切るといったけがの心配がない

静波へのアクセス方法

サーフボードを持参して静波へ行く場合、ほとんどの方が車で向かうでしょう。車でのアクセス方法は以下のようになっています。

  • 東名高速「吉田IC」から県道34号を通って国道150号で行く場合:約15分
  • 東名高速「相良牧之原IC」から県道135号で行く場合:約15分
  • 新東名高速「島田金谷IC」から国道473号で相良牧之原IC入り口を通過して行く場合:約20分
  • 静岡空港から県道73号で行く場合:約25分

静波でおすすめのサーフポイント5選

出典:ヤマさん / PIXTA

ここからは、静波でおすすめのサーフポイントを5つ紹介します。ポイントによって特徴があるので、自分に合ったポイントを見つけましょう。

  • 静波
  • 勝間田川河口
  • 片浜
  • 須々木
  • 相良

静波

静波海水浴場の東側から、プロス前・便所前・女神前・堤防横がサーフポイントです。ボトムサンドとなっており、地形の良し悪しで波の質が決まります。ビーチは東向きですが、東からのうねりを伊豆半島にブロックするので、南のうねりがメインです。

東寄りのオンシェアのときでも、よほどの強風でなければサーフィンを楽しむことが可能です。春先から梅雨入り・梅雨明けから秋口までがベストシーズンなので、この時期をおすすめします。

勝間田川河口

静波海岸の橋にある堤防の西側が河口ポイントで、グーフィーが狙い目のポイントです。また、頭オーバー(5~6ft)くらいまでがベストで、ボトムサンドとなっているのでクオリティーは地形次第です。

他のポイントでは比較的に波が立たないような、1月~3月の時期に風波がブレイクをしているときがあるので、確認してみましょう。

片浜

静波から国道150号線を西に向かい、片浜海水浴場の看板を左折すると到着するポイントです。波の斜面が緩やかで厚い波が多く、サンドバーの形次第では最高のコンディションとなるでしょう。静波と比較してもほとんど波のサイズが変わらず、西風が強い場合には、よりクオリティの高い波が立ちます。

須々木

相良で、西風が強い場合やクローズしている場合にチェックするポイントです。ブレイクが速いことが特徴で、グーフィーの波が狙い目です。地元に根付いたスポットなので、ゴミの持ち帰りやマナーには気を付けましょう。

相良

静波周辺より波のサイズが小さいですが、波が立つ条件は変わりません。また、サーファーが少なく、のんびりとサーフィンを楽しめることが特徴です。台風やビックスウェルの場合、坂井港に移動してサーフィンができることもあります。

しかし、堤防沿いに沖へ流れるカレントが発生して危険を伴うため、ビギナーの方は控えましょう。

静波は天然の波だけではない?「静波サーフスタジアム」とは

静波は、天然の波だけではなく、人工の波でサーフィンを楽しめる「静波サーフスタジアム」という施設があります。どのような施設なのか、その特徴と営業時間や利用料金など、詳しく見ていきましょう。

人工サーフィン施設「静波サーフスタジアム」

「静波サーフスタジアム」は静岡県牧之原市静波に2021年開業予定の、日本初の本格的サーフィン専用ウェイブプールです。サーフィンプール・サーファー専用エリア・波うち際エリア・ビーチエリアの他、屋内展望カフェや屋上展望デッキ兼ラウンジも施設内に建設予定のラグジュアリー施設です。

営業時間や利用料金まとめ

静波サーフスタジアムは、プールの稼働状況や機械メンテナンスなどで臨時休業を設ける場合もありますが、基本的には、年中無休(冬季を除く)で営業する予定です。営業時間は、以下のように夏季・冬季で異なります。

  • 夏季:7:00〜21:00
  • 冬季:9:00〜18:00

また、料金は「エントランス料金(全てのお客様対象)」「サーフセッション料金」の2種類あります。

  • エントランス料金:大人 1,000〜1,500円、子供 500〜1,000円
  • サーフセッション料金:1時間(1セッション)で5,000〜8,000円

サーフセッション料金は、シーズンや時間帯によって料金が変更になる場合もあるので、事前にチェックしましょう。

まとめ

静波は、初心者から上級者まで、楽しめるサーフポイントです。サーフィンをするポイントによって、波質や人の多さなど、その特徴は異なります。よって、自分のサーフスタイルや、その日の気分でポイントを変えると、さまざまな楽しみ方ができます。

また、2021年には、「静波サーフスタジアム」も完成するので、静波でサーフィンを楽しんでください。

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