種子島サーフィンをおすすめする理由とは?おすすめスポット5選とアクセス方法

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今回は、種子島サーフィンおすすめスポットを5つ紹介します。種子島は、鹿児島県に属する大隅諸島の一つで、種子島をはじめ、屋久島・馬毛島・口永良部島で構成されています。鹿児島本土から、南へ約40kmの所に位置しており、南北に57km・東西に4〜12kmの細長い形をしています。

そんな種子島は、温帯性気候の地域に属していることから、1年を通じて温暖な気候となっており、1年中サーフィンを楽しめるという魅力があります。それでは、種子島サーフィンをおすすめする理由と、とっておきスポットを詳しくみていきましょう。

なぜ「種子島サーフィン」はおすすめなの?その理由を紹介!

出典:norinori303 / PIXTA

「種子島サーフィン」は、なぜおすすめなのでしょうか?結論からいうと、以下の3つの理由が挙げられます。

  • サーフスポットが多い
  • 波が良い
  • 365日楽しめる

それでは、それぞれの良い点を詳しくみていきましょう。

サーフスポットが多い

種子島は、360度海に囲まれているので、毎日どこかに波があるのが特徴です。サーフィンを楽しめるポイントが、太平洋側・東シナ海側の両方にあることから、サーファーにとって、夢のような島ではないでしょうか。

サーフポイントによって、ボトムがビーチ・玉石・リーフと異なるので、さまざまな波が立ちます。その日の気分によって波の状態を選定し楽しみ方が変えられます。

波が良い

先ほども説明したように、種子島は360度海に囲まれているので、さまざまな方向からうねりを受けて波が立ちます。また、種子島にはサーフスポットがたくさんあるので、それぞれのスポットによって、さまざまな種類の良い波に乗ることが可能です。

さらに、ポイントからポイントまでの移動距離も短いため、良い波に乗れる確率が高くなっています。

その他にも、種子島の海は青く透き通っていることから、その美しいマリンブルーは種子島ブルーともいわれているほどです。サーフィンだけではなく、魚の群れを眺めながら南国気分が味わえる海となっています。

365日いつでも楽しめる

種子島の気候は、シーズンを通して暖かく、真冬でも20℃に近い水温です。以下は月の平均温度。

  • 1月:10.4℃
  • 2月:13.8℃
  • 3月:13.7℃
  • 4月:17.4℃
  • 5月:21.0℃
  • 6月:24.1℃
  • 7月:27.2℃
  • 8月:28.2℃
  • 9月:26.5℃
  • 10月:22.3℃
  • 11月:18.2℃
  • 12月:13.3℃

上記のように冬でも水温が高いので、3mmほどのフルスーツがあれば冬でも寒くないのが特徴です。夏から秋にかけては台風の波・春は南の低気圧が抜けた後の波・冬は冬型気圧配置からの波がやってくるので、365日いつでもサーフィンを楽しめます。特に、9〜10月の秋シーズンがおすすめです。

7〜8月の夏場は、海パン・水着だけで海に入ることが可能ですが、多くの人で混雑しています。9〜10月頃の秋シーズンは、外気温・水温がまだまだ温かく、フルスーツでも暑いほどです。一方、8月頃の台風シーズンは、台風の影響でうねりも加わり、サイズのある極上の波が立つベストシーズンとなっています。

種子島へのアクセス方法とは

種子島へアクセスする方法には、「飛行機」「高速船」「フェリー」の3つの方法があります。それぞれのメリットをデメリットも含めて紹介していきます。

鹿児島空港から飛行機で行く

種子島へのアクセス方法が最も早くかつ簡単なのは、鹿児島空港から飛行機で行く方法です。鹿児島空港から、離島便が1日4便ほど往復しており、所用時間は約40分ほどです。

しかし、ロングボードを積めなかったり、運賃が高かったりというデメリットもあります。また、ショートボードでも自分の荷物の多さや状態によって預け入れできないケースもありますので、事前に航空会社に確認しておくと良いでしょう。

鹿児島港から高速船で行く

費用を抑えつつ、早く種子島に着きたい場合には、1時間半ほどで種子島に行ける高速船がおすすめです。時期によって異なりますが、鹿児島空港から往復で13,000円ほどから利用可能です。

別途料金がかかってしまいますが、サーフボードも持ち込めます。しかし、ロングボードは持ち込むことができないため、注意してください。また、サーフボードも手荷物扱いとなるので、しっかり梱包した上で、自己管理を怠らないようにしておきましょう。

鹿児島港からフェリーで行く

時間的に余裕があり、少しでも費用を安く抑えたい方におすすめなのがフェリーで行く方法です。ロングボードやショートボードだけではなく、自分の車も種子島に運ぶことが可能です。

約3時間半の船旅を楽しみながら種子島へ向かうことが可能ですが、海の状況や体質によっては船酔いする恐れがありますので、事前に酔い止めを飲んでおくといった工夫をすると良いでしょう。

種子島サーフィンおすすめスポット5選!

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最後に、種子島でおすすめのサーフィンスポットを5つ紹介していきます。

  • 浦田海水浴場
  • 鉄浜海岸
  • 竹崎海岸
  • よきの海水浴場 地蔵下
  • ハングリー

それぞれの特徴や住所・アクセスの仕方なども紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

浦田海水浴場

浦田海水浴場は、種子島の北の先にある海がきれいで白浜がある海水浴場です。波が落ち着いていて、初心者の練習にピッタリなスポット。日本の海水浴場88選に選ばれており、水の透明度も高く、シュノーケリングスポットにもなっています。海水浴エリアでは、サーフィン禁止となっているので、注意してください。

【基本情報】
住所:鹿児島県西之表市
アクセス:西之表港から約25分

鉄浜海岸

鉄浜(かねはま)海岸は、波が途絶えにくい種子島で最もメジャーな海です。ビーチブレイクでありながらも波にはパワーがあり、膝から腰サイズでもサーフィンを楽しめます。鉄浜には、トイレ・シャワー・更衣室・駐車場など設備が充実しています。このことから波が良いとその分人も多くなるため、注意が必要です。

【基本情報】
住所:鹿児島県西之表市安城鉄浜
アクセス:西之表港から約25分・種子島空港から約40分

竹崎海岸

竹崎海岸は、宇宙センターの近くにある白くて美しいビーチと、透き通った海、地層のストライプなどの景観美が素晴らしいスポットです。岩崎ホテルの前にあるビーチで、「ホテル前」とも呼ばれています。

南東からのうねりで波が立ち、ゾウのような形の大きな岩が東風をブロックしてくれるので、波のコンディションが整いやすいのが特徴です。

【基本情報】
住所:鹿児島県熊毛郡南種子町茎永竹崎
アクセス:西之表港から約1時間10分・種子島空港から約45分

よきの海水浴場 地蔵下

よきの海水浴場は、種子島の東シナ海側にあり、サーフィン初心者におすすめのスポットです。天気が良いと、屋久島・馬毛島・硫黄島など、周辺の島々を一望できます。7月から8月の海水浴シーズンは、サーフィンが禁止されているエリアがありますので注意してください。

【基本情報】
住所:鹿児島県西之表市住吉上能野
アクセス:西之表港から約15分

ハングリー

岸から波があるポイントまで、10分以上パドリングが必要という点からハングリー(お腹が減る)という名前が付いています。ここでは、台風からの大きなうねりがあり、本領を発揮できるスポットです。また、4〜5フィートのベストサイズの波がくるので、200mのロングライドもできます。

波が大きい状況でのサーフィンは、初心者には危険です。しかし、5フィート以上の波でライディングしている上級者サーファーの方たちを見ていると、いつもとは違う迫力がありますので、そのようすを見ているだけでも楽しめることでしょう。

【基本情報】
住所:鹿児島県西之表市安城

まとめ

いかがでしたでしょうか。種子島は、広大な美しい自然に覆われて、サーフィンスポットが多く、いろいろな波が楽しめるとっておきの島です。温暖な気候に恵まれており、海水温も1年を通して暖かく、サーファーにとって楽園のような島です。

今回紹介したスポット以外にも、良い波がブレイクするスポットはたくさんあります。自分のスタイルに合ったスポットを見つけ、サーフィンを楽しんでみてください。

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