初心者にもおすすめ!都心でサーフィンができる「シティーウェーブ」とは

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サーフィンは、天候や波などに影響されやすく、たくさんのギアを運ばなくてはいけないので、始めにくい、続けにくいという悩みがある人もいるのではないでしょうか。実は、都心に所在するサーフィン施設「シティーウェーブ」を利用すれば、もっと気軽にサーフィンを楽しむことができます。今回は、シティーウェーブの魅力を紹介します。

プールで波乗り?人工サーフィン施設シティーウェーブを解説

人工的に波を作り出してくれる、サーフィン専用のウェーブプール。海外リゾート地などで見かけたことがある人も多いのではないでしょうか。シティーウェーブは、ドイツ発の人工サーフィン施設です。citywave Tokyoは、2018年にスポル品川大井町にオープンしました。シティーウェーブがアジアに上陸したのはこれが初めて。シティーウェーブの最大の魅力は天候に左右されることなく、安定したコンディションの波が楽しめること。
初心者・キッズ・中級者・上級者のレベルに分かれて、自分にあったコースを受講できる他、時間貸切も行っています。またウェットスーツやタオル、サーフボードはレンタルでき、シャワーも完備されているので、手ぶらで利用できるのも嬉しいポイント。水着のみ用意が必要です。予約はオンラインでの手続きとなります。

大井町でサーフィン!シティーウェーブの場所は?

シティーウェーブは、品川・大井町の複合スポーツ施設「スポル品川大井町」にあります。JR大井町駅から徒歩5分と都内からのアクセスも良く、サーフィンの他、テニスやフットサル、ボルダリングなどが楽しめます。

【最寄り駅】
JR京浜東北線「大井町駅」西口・東急大井町線「大井町駅」・東京臨海高速鉄道「大井町」より徒歩5分
【アクセス】
東京都品川区広町2丁目1−19
スポル品川大井町 内

シティーウェーブを利用する値段、回数券は?

シティーウェーブを利用するにあたって気になるのはその値段。初心者・キッズ・中級者・上級者コースのプログラムに参加する場合は1セッション50分で、税込6,300円。プールを貸し切り、プライベートで楽しむ場合は1セッション50分で税込64,000円となっています。
シティーウェーブが気に入り、たくさん通いたいという人は、回数券を購入するのがおすすめ。5・10・15回のチケットが販売されていて、その回数に応じて割引きされているのでシティーウェーブをお得に利用できます。

シティーウェーブを思いっきり楽しむコツ

手ぶらで利用でき、天候にも左右されないシティーウェーブはとても魅力的ですが、海でサーフィンをするのとは違った楽しみ方があるようです。ここでは、シティーウェーブを思いっきり楽しむコツを紹介します。

サーファーも未経験者もいつでも楽しめる

サーフィンは、ウェットスーツやサーフボードなど大きく、たくさんのギアが必要なため、移動手段に困る時もあります。しかし、シティーウェーブは水着さえ持っていけば、面倒な準備やギアのメンテナンスも不要でサーフィンをすることができます。
また、海とは違い常に良い波がコンスタントに来るので、波を待ち続ける必要がありません。さらに、自分のレベルに合ったコースに参加することで、インストラクターの方からのアドバイスがもらえるので、上達するスピードが早いというメリットもあります。

どのようなボードが向いているか

シティーウェーブはボードのレンタルもしていますが、持ち込み可能なので、お気に入りのボードで遊ぶことができます。しかし、シティーウェーブに適したボードはどのようなものなのか気になる人もいるのではないでしょうか。海では、パドリングやテイクオフの際にボードの浮力を利用しますが、シティーウェーブでは浮力をそれほど必要としません。そのため、プールの中でも小回りのきく、ショートタイプで薄めのものを選ぶとスムーズに波に乗れるかもしれません。
また、シティーウェーブでは海とは違う水量、水圧のため、慣れてきた段階から、自分のボードを使うことを推奨しています。

さまざまな波のサイズが楽しめる

海でのサーフィンは良い波がずっと続くわけではなく、良い波がきても他のサーファーに譲らなくてはならない状況も多くあります。しかし、シティーウェーブは、人工的に作り出された波なので風にも影響されず、ずっと良い波のまま。また、さまざまなサイズの波が作り出せるので、最初はプログラムに参加し、慣れてきたら仲間と貸し切りし、大きな波に挑戦できます。

ワイプアウトしたらどうなるのか

サーフボードに乗っていて、そこから落ちることをワイプアウトと言います。海で間違ったワイプアウトをすると危険を伴いますが、シティーウェーブではどうなるのでしょうか。シティーウェーブでワイプアウトすると、サーフボードとともに、プール後方に流されます。プールはそれほど深くないですが、怪我の恐れがあるのでサーフボードに当たらないよう、気をつけましょう。周りに人がいる場合は配慮を忘れずに。

ウェーブプールの特徴を解説

たくさんのメリットがあり、ますます需要の高まる人工サーフィン施設。ウェーブプールはどのように波を作り出しているのか、ウェーブプールでサーフィンの練習をするメリットはあるのか、解説します。

実は日本発祥!ウェーブプールとは

人工的に波を作るウェーブプール。今では世界各国で人工サーフィンが楽しまれています。世界で最初に誕生したサーフィン専用のウェーブプールは、なんと日本発祥。1966年、東京にサマーランド・ウェーブプールが誕生しました。その頃は波の高さは大人の腰ほどでしたが、改良を重ね、現在のプールの形に進化しました。
現在は、初心者だけでなくプロの大会が行われるなど、これからさらに人気が出てくること間違いなし。世界では、アメリカのSurf Ranchや、スペインのWavegarden Cove、マレーシアのSunway Lagoonなどのプールが有名です。旅行に行った際は、足を運んでみてはいかがでしょうか。

どうやって波を起こしているのか

ウェーブプールはどのように波を起こしているのでしょうか。シティーウェーブのプールは、フローライダー形式。固定した斜面に水を流すことで波が生まれているのです。また、ウェーブプールの底には、フラップと呼ばれる可動域があり、それをどの程度起こすかで波の高さを変えることができます。

ウェーブプールで練習をするメリット

海では常に変化し続ける波に向き合い、波を見極める必要がありますが、ウェーブプールは好きな大きさの波に一定の間隔で乗ることができます。そのため、波を乗りこなすという意味でとても良いトレーニングになります。海とは違い、反復練習ができるのが最大の特徴。
また、春〜夏にかけては海でサーフィンをし、寒くなる秋〜冬にかけてはウェーブプールで練習するなど使い分けると、無理なくサーフィンを継続できるのでおすすめ。冬が明けてからも、感覚が鈍ることがなくなります。

まとめ

好きな時に気軽にサーフィンが楽しめるシティーウェーブ。これからの暑い季節、友達や家族を誘ってサーフィンをしてみてはいかがでしょうか。普段のサーフィンとは違った発見や、波に乗る楽しさを体感できるはず。ぜひcitywave Tokyoで、新たなサーフィンの楽しみ方を見つけてください。

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