大人気ブランド「ブロンソンベアリング」とは?おすすめモデルやメンテナンスの仕方を紹介

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スケボーの滑り心地を大きく左右するパーツ、ベアリング。最先端の技術を搭載したブロンソンベアリングが多くのスケーターの間で話題となっています。今回は、大人気ブランド「ブロンソンベアリング」の魅力を紹介します。

スケボーの重要パーツ、ベアリングとは?

スケボーのベアリングは、ウィールの両サイドに取り付けるパーツで、1つのウィールに対し2つ装着されています。ここでは、ベアリングはどのような役割をするのか、どのようなタイプがあるのか解説します。

ベアリングはどのような役割をするのか

ベアリングには、どのような役割があるのでしょうか。ベアリングには、ウィールにかかる摩擦を減らし回転を滑らかにすることで、滑りやすくなる効果があります。また、回転するウィールを正しい位置に保つ役割があり、軸がぶれにくく、滑走中のガタつきを減らす効果も。そのため、小さなパーツではありますが、ベアリング次第で滑り心地が大きく変わってきます。

精度を表すABECとは

ベアリングの精度を表す数値として、ABEC(エイベック)があります。スケボーではABEC3・5・7が主流で、数値が大きいほど滑りやすく、スピードが出ます。初心者や、速すぎるのが怖いという人は3や5から始め、スピードに慣れてきたら数字をあげていくのがおすすめです。また、値段も数値が高くなるほど高価になっていきます。

どのようなタイプがあるのか

ベアリングは大きく分けて2種類のタイプがあります。メンテナンスの手間が省け手軽なグリスタイプと、回転数が上がりスピードを出すことができるオイルタイプです。それぞれの特徴を知り、好みのタイプを使ってみましょう。

メリットデメリット
グリスタイプ定期的なメンテナンスが不要で、壊れるまで性能が持続粘性が高く、表面にゴミや埃がつきやすい
オイルタイプスムーズに回転し、スピードが出る定期的なメンテナンスが必要。

次世代ベアリングを展開する「ブロンソンベアリング」とは

スケーターの間で話題のブロンソンベアリング。ブロンソンベアリングは、SANTA CRUZ(サンタクルーズ)やINDEPENDENT(インディペンデント)など、有名スケートブランドをプロデュースする企業、NHS DISTRIBUTIONが手がけています。最先端の技術を搭載したベアリングを展開するブランドとして、2015年に立ち上げられました。そのこだわり抜かれた高い性能が、スケーターの間で人気を集めています。

最先端の技術を詰め込んだベアリング

高い性能が人気のブロンソンベアリング。最先端の技術により、耐久性があり扱いやすい上に滑り心地の良さが人気の理由です。多くのスケーターから支持されているベアリングの人気ブランドBONESからシェアを奪おうとNHSが本気で開発しているので、こだわりの工夫がたくさん詰め込まれています。

ブロンソンベアリングの特徴

ブロンソンベアリングは、オイルタイプのベアリングを展開しています。最先端の技術でオイル切れの心配がなく、摩耗を軽減し、スムーズな乗り心地を実現。また、セラミックを配合したオイルが高速回転時の焼き付けを防ぎます。熱に強く、重みがある素材のタングステンでコーティングされているので、耐久性に優れているのも特徴です。さらに、未開封であればサビなどの経年劣化もしにくいのだとか。
お手入れも簡単で、滑りやすくサポートしてくれるのがブロンソンベアリングの最大の特徴です。

おすすめモデルを紹介

お手入れが簡単で乗り心地も良いことから、人気ブランドとなったブロンソンベアリングですが、実はラインナップは3種類のみ。ここでは、とことん追求された技術が搭載されたおすすめのモデルを紹介します。

G2

表面にセラミックオイルを使用し、長期に渡って使用してもサビにくく耐久性に優れています。また横からの衝撃にも強く、破損しにくいのがおすすめポイント。G3と同じ仕様ですが、パッケージを簡略化することによりコストダウンされたモデルです。

【Xadventureのおすすめポイント】
・G3と変わらないスペックなのにリーズナブル
・耐久性に優れている

G3

G2と同じく、耐久性とスムーズな乗り心地に優れた、ディティールまでこだわったハイスペックモデル。飾っておきたくなるほどスタイリッシュなケースに入っています。

【Xadventureのおすすめポイント】
・スタイリッシュなケース付き
・ハイスピードパフォーマンスが実現可能

RAW

通常のベアリングには、汚れを防ぐためシールドと呼ばれるパーツが付いています。しかしこのモデルはシールドがなく、ベアリングがむき出し。次世代のモデルと呼ばれています。スピードや精度はもちろん、「回転音」にこだわった “Speed Audible Technology” を搭載。回転音が好きな人には特におすすめのモデルです。

【Xadventureのおすすめポイント】
・通常モデルより耐久性が高い
・走行中の音が気持ちいい

ベアリングのメンテナンスの手順を紹介

ブロンソンベアリングを含むオイルタイプのベアリングは、定期的なメンテナンスをすることで、その機能性を維持。ここでは、ベアリングのメンテナンスの手順を紹介します。

ウィールから外す

まずは、ウィールからベアリングを外します。手でも外せますが、専用の工具を使用すると、手を痛めずスムーズに外せるのでおすすめです。ブロンソンのツールは、プラスドライバーやナットソケットなどマルチに使えるので手元にあると安心。

シールドを外す

次に、シールドの内側を見るため、シールドを外します。ベアリングの中央からカッターの刃を少し入れ、引っ掛けるように外しましょう。内側にボールと、ボールを支えるリテーナーと呼ばれるパーツがあります。ここに汚れが溜まってくると、ゴロゴロとし、乗り心地に影響が出てくるのです。

洗浄する

ベアリング専用のクリーナーで汚れを落とします。クリーナーをベアリングに吹き付けるか、クリーナーを容器に入れ、ベアリングを浸します。汚れを落とすため、たっぷりと使って汚れを落としましょう。汚れが取れたら、しっかりと乾かします。

ベアリングオイルを差す

ひとつのベアリングに対し、2〜3滴のオイルをたらし、馴染ませます。オイルが多すぎると中のボールが回りづらく、スピードが出なくなるので適量を守りましょう。使うオイルは、ベアリングと同じメーカーから出ているものを選ぶのがベター。ブロンソンのオイルは、セラミックが配合され、スムーズな乗り心地の実現と、ベアリングの保護をしてくれます。

オイルを差したらシールドをはめ、ウィールにベアリングを付け直し完成です。作業時間は15分ほどと意外と早く、メンテナンス後の滑り心地は別格。スケボーに乗る頻度にもよりますが、大体1〜2ヶ月に1回、もしくはベアリングの回転が悪くなったらメンテナンスのサインです。メンテナンスすることで、スピード感も衰えずベアリングが長持ちします。ぜひ、定期的にメンテナンスを行ってください。

まとめ

ブロンソンベアリングは、高い技術により実現された耐久性とスムーズな乗り心地で、スケーターの間で高い評価を受けています。また定期的にメンテナンスを行うことで、その乗り心地が持続するので、参考にしてみてください。

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