波の高さがスマホでわかる!サーファー必見のおすすめのアプリ7選

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

サーフィンに出かける前、あらかじめ波の高さに関する情報を知っておくことは大切です。波の高さが思ったものと違うと、十分に楽しむことができないことも。今は、スマホアプリを使って、波の高さに関する情報を簡単に調べられます。ここでは、波の高さを知るためのアプリについて紹介します。

波の高さが重要な理由

出典:dutch / PIXTA

波の高さを知るためのアプリを紹介する前に、なぜ波の高さを知っておく必要があるのか、少し説明します。

波がなければ始まらない

当たり前のことですが、サーフィンは波に乗るスポーツ。つまり、波があまり立っていなければ、楽しむことができず、下調べなしにサーフポイントへ出かけてしまうと、結局1日中海にいただけで終わったなんてことになってしまいます。

波の大きさは、低気圧の位置や風向きの影響を受けます。そのため、ふだんの生活で明日雨が降るのかどうか、あらかじめ気象情報で調べておくのと同様に、波の高さも事前に調べておくことができるのです。

また、サーフィンでできるだけ高度なテクニックを試したい方にとっては、ある程度の波の高さが必要となります。自分のスキルに合わせた波の高さがあるサーフポイントがどこかを押さえておき、臨機応変に行き場所を決めるのも重要です。

初心者こそアプリが必要

熟練者は、「実際の波を見てサーフポイントを判断する」「自分で天気図を見て判断する」といったことができますが、初心者がそこまで判断するのは難しいでしょう。そのため、初心者はアプリを使ったほうが良い場合もあります。

波の高さ以外に必要な情報

サーフィンをするにあたり、波の高さ以外にも必要な情報があります。それは、「風向き」です。低気圧により発生するうねりの方向と、風の向きがちょうど真逆になるのが、サーフィンにとってはベストな状況。

さらに、満潮と干潮のタイミングによっても、波のコンディションが変わってきます。それぞれの時刻を確認することで、ベストなタイミングを知れます。

波の高さがわかる知るおすすめのアプリ7選

出典:metamorworks / PIXTA

サーフショップが提供する情報や、気象情報の概要について、インターネットで知ることができますが、やはり簡単に情報を得るには、スマホアプリが便利です。ここでは、波の高さを簡単に知ることができるスマホアプリについて、主なものを7つ紹介します。

なお、アプリの種類は多岐にわたりますが、主なタイプは以下の通りです。

・無料アプリ
・月額利用料金が必要なアプリ
・利用前に無料で試用ができるアプリ
・有料で機能制限解除できるアプリ

利用条件は十分に確認のうえ、利用してください。

Windy.com

「Windy.com」は、気象情報サービスを提供しているチェコの企業が開発したアプリです。時間経過とともに変化が起きる様子がグラフィカルにわかりやすく表示され、操作性にも定評あり。世界中の情報が表示できますので、国内のサーフポイントのみならず、離島や海外旅行でサーフィンをする際にもおおいに役立ちます。

最大の魅力は、かなり有用な情報を提供しているにもかかわらず、月額料金が無料で広告も表示されない点(有料のプレミアムサービスあり)です。パイロットや、漁師など幅広い分野で利用が広がっており、サーファーにとっても今や必須のアプリとなっています。

なお、似た名前のアプリで「Windy.app」というものがありますが、性能や精度などが異なりますので、アプリを検索する際には、開発者名が「Windyty,SE」であることをご確認ください。

航空波浪気象情報

「航空波浪気象情報」は、海に関する気象情報を専門に扱う国際気象海洋株式会社が提供するアプリ。漁師さん向けのメニューがあり、海洋予報(水温・塩分・流速・海面高度)などの詳細が表示されるなど、専門的な情報の提供には定評があります。

月額料金を払うことで、任意で選んだ場所における3日先までの波や風の時系列予想図などが表示され、細かな情報を入手することも可能となります。

MSW予測サーフ

「MSW予測サーフ」は、世界中のあらゆる場所に関する波情報を1週間先まで確認できるアプリ。MSWは「magicseaweed」の略で、Webカメラなどによる動画情報も発信しています。海外で開発されているアプリで、日本語訳されていないため、英語による表記です。

そのため、最初はとっつきにくいと感じるかもしれません。しかし、グラフィカルに波の情報がわかりやすく表示されており、英語も簡単なもので表記されていますので、違和感なく利用できます。波だけではなく、風のコンディションもグラフでわかりやすく表示されており、1週間後の情報までまとめて確認することが可能です。

なみある?アプリ サーフィン&波情報

「なみある?アプリ サーフィン&波情報」は、携帯電話向けのiモードサービスが1999年に日本で開始された際、モバイル向け波情報サイトの第1号として誕生した「なみある?」がベースです。

全国約140ヵ所のサーフポイントの波情報が毎日配信され、「なみある?」専属の気象予報士や波予報士による概況のコメントが見られるのが大きな特徴。48時間先までのうねりや風に関する情報も確認できます。

また、Apple Watchにも対応しており、いつでも簡単に情報が確認できるのも便利な点。iPhoneだと14日間、androidだと7日間の無料トライアルも利用できます。

マリンウェザー海快晴<海専門の天気と気象予報のアプリ>

「海快晴」は、株式会社サーフレジェンドが海に特化した気象情報を提供するアプリです。気象庁の予報と、京都大学と研究開発した独自予報の両方を確認することができ、8,000ヵ所もの予報が1時間ごと72時間先まで確認可能と、情報の多さがポイント。

2021年4月からは、リアルタイム風予報を実装し、さらにサーフィンに便利な情報を見ることができるようになりました。「海快晴」の利用には月額費用がかかりますが、10日間の無料トライアルも用意されています。

Nautide

「Nautide」は、波に関する情報などが簡単に確認できるアプリです。メニュー画面に「潮汐」「風」「天気」などがアイコンで表示され、シンプルなつくりになっていますので、使いやすいのが特徴。世界で1万ヵ所を超える情報を見ることもできます。

無料バージョンは、当日のデータのみ表示されるように機能が制限されますので、まずは使い勝手を知るために試してみることをおすすめします。

ISLANDS WATCH

「ISLANDS WATCH」は、南西諸島を始めとした日本全国の海に関する気象情報を提供するアプリ。サーフィンや釣りなどの海に関するアクティビティに役立つ情報が掲載されています。無料で見ることも可能です。有料コンテンツでは、以下の情報を見ることができます。

・1時間ごと1週間先までの風向や風速
・波の高さ
・うねりの向きや周期
・3時間ごと1週間先までの天気図
・1時間・3時間ごと1週間先までの風や波予報の画像

まとめ

今回は、サーフィンを十分に楽しむために必要となる、波の高さを事前に知ることができるスマホアプリを7つ紹介しました。思ったよりも波が高いと、初心者は結局プレイできなかったり、逆に波が低く熟練者にとってはガッカリしてしまうことも。

いつでもどこでも波の情報が見ることができるスマホアプリは、サーフィンの強い味方となります。情報を押さえた後に、サーフィン仲間へすぐに伝えることができるなど、情報を入手するだけではなく、共有するのにも便利です。

今回紹介したアプリは、サーフィンに限らず、釣りなど様々なマリンレジャーにも活用できますので、お気に入りのアプリを見つけてみてください。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加