アーティストPESのこよなく愛するサーフィンライフを探る!

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HIP HOPアーティストとして活躍する傍ら、サーフィンにどっぷりハマっているPES(ペス)を紹介します。日本を代表するHIP HOPアーティストの彼がサーフィンを始めたきっかけは何だったのでしょうか。サーフィンと音楽を両立させている彼のライフスタイルと活躍を探ります。

気になるPESの生い立ち

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PESは、1976年生まれ、東京都練馬区出身。何度も転校を繰り返し、その回数はなんと20回以上、驚きます。

RIP SLYMEのPESの誕生

PESは、血液型がB型で身長は5.3フィート(約161cm)、体重は114.7ポンド(約52kg)です。レーベルのプロフィールによると長所も短所も 「気分屋」とあります。影響を受けたアーティストは、ニューヨーク・ドールズとジュン・スカイ・ウォーカーズ。

好きなアーティストは、印象派を代表するフランスの作曲家ドビュッシーと、アニメソング歌手として有名な坂本真綾を挙げ、好きな音楽ジャンルの幅広さがわかります。ギターを弾くきっかけは、中学生の頃、母親の知り合いのギタリストからの影響でした。

そして、大きく人生が動いたのが、ジャパンインターナショナルスクールでのILMARI(イルマリ)との出会い。ILMARIに誘われ「RIP SLYME(リップスライム)」に加入しました。1994年8月に結成されたRIP SLYMEは、「Young MCS in Town 新人ラッパーコンテスト」で優勝。

クラブで定期的にライブを行い、1995年に「Lip’s Rhyme」でインディーズデビュー。そして2001年にシングル「STEPPER’S DELIGHT」でメジャーデビューを果たしています。2002年、アルバム「TOKYO CLASSIC」はミリオンセラーとなり、日本のHIP HOPグループとしては初の武道館公演や海外公演、野外5万人ライブなどの記録を樹立しました。

HIP HOPアーティストPESの横顔

RIP SLYMEのメンバーは、それぞれのソロ活動も開始。2001年よりPESは、HIP HOPアーティストとして歩み始めます。MCとしてパフォーマンスから作詞・作曲、楽曲プロデュースまで手がけていて、2018年に主催レーベル「HOLON SOUNDS」を設立。昨今はグラフィックデザインでも才能を現わせています。

サーフィンの醍醐味

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PESの楽曲には、海にまつわるものもあり、サーフィンをこよなく愛する彼の思いが伝わってきます。PESは、いつからサーフィンを始めたのでしょうか?

サーフィンを始めたきっかけは中2の夏

PESがサーフィンを始めたのは、中2の夏に先輩に誘われて海に行ったことがきっかけです。音楽だけやっていた彼は、そこで初めて先輩に板を借りてサーフィンをすることに。サーフィンの楽しさを知り、それ以来仲間と毎週海へ行くようになりました。

そして、時間があれば1人でも電車に乗って行くくらいサーフィンのとりこになったと言います。

PESにとってのサーフィンとは?

「サーフィンは、海という自然の中に入り込むのが魅力」とPESはあるインタビューで答えています。人工的な部分が少ないサーフィンは、都会で生まれた彼を引き付けたようです。また、別のインタビューでは、「頑張った分だけ結果が出たりいろいろな人と出会うことができたりする点もサーフィンの魅力」と語っています。

PESは、誰も乗ったことのない波や、世界にはまだ知られていないサーフポイントが多くある点など、サーフィンのアドベンチャーな部分にも着目。サーフィンの魅力をより深く知っていることがわかります。

PESはプロサーファーではないの?

プロサーファーではありません。目指したことはあるようですが、1年くらいで断念したとされています。あるとき、世界のトッププロサーファーと海へ入る機会があり、彼らのうまさを目にしてあきらめたようです。

中学時代から始めたサーフィンは、趣味の延長で続けていました。PESが本気でサーフィンをやるようになったのは、デビューしてから。PV撮影でサーフィンをするシーンがあり、思っていた以上にできなかったことがきっかけとされています。

それ以来、PESは時間があれば週に2~3回は海に出かけているとのこと。長い休みが取れれば海外にも出かけるほど、どっぷりとサーフィンに浸かっています。サーフィンを本格的にスタートした彼の生活リズムは一変して、サーフィンをやりたい欲望は夜遊びを止めさせました。

車も好きなPES。車は「海に乗って行けるかどうか」をポイントとして選ぶそうです。このように、PESは何をするにしてもサーフィンが中心の生活です。ちなみに、2015年RIP SLYMEはベンツのテレビCM曲「この道を行こう」を提供。PESが作詞を担当しました。

PESのサーフィンと音楽ライフ

波ありきの日々を送るPESの活動を紹介。海とのつながりを感じるライフワークで、彼は多彩な才能を各方面で発揮しています。

PESが手がけるフレグランスブランドPADROL

PESは、2018年の初夏にデビューしたサーファーのためのフレグランスブランド「PADROL」を手がけています。グラフィックデザイナーとしても注目されているPESがデザインしたアイテムもラインナップされています。

リードディフューザーやルームミスト、フレグランススティック、フレグランスサシェ、エアーフレッシュナーなど、白を基調とした爽やかなアートがボトルやパッケージに描かれています。

サーフ雑誌での連載

PESは、サーフサイド・スタイル・マガジン「Blue.」で連載を担当しています。連載名は「Do The Right Thing」。サーフィンにまつわることに自身がチャレンジするなど、楽しさ満載です。

例えば、ヴィンテージボードに乗ってみたり、サーフィン合宿の様子を紹介したり、サーフィンの魅力を再認識できて面白いと評判です。本文も、PESが書いており、読むと彼のサーフィン愛が伝わってきます。

YouTubeチャンネルHOBBY!HOBBY!HOBBY!

PESは、Twitterやinstagram、FacebookといったSNSで活躍ぶりを発信中。中でも、2020年から始めたYouTubeチャンネル「HOBBY!HOBBY!HOBBY!」はおすすめです。

動画は、PESとBMXプロライダーhiroshiとDJ NONの3人がDIY企画や帽子作り、ワーケーション体験など、サーフィンや音楽以外のことに挑戦しています。

まとめ

生粋のサーファーであるPESは、海へ行く車の中で作詞することも多いといいます。PESの作る歌には、海への気持ちがこもっている曲がいっぱいです。2020年10月28日配信「海へ行こう feat. PES」や 2021年4月30日配信「Beach Magic / Lisa Halim feat. PES & さまぁ~ず & 大橋リナ」などぜひ聴いてみてくだい。

海を連想させる軽快なミュージックは、サーフィンへ行くときのBGMとしてぴったりです。

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