子供用ライフジャケットおすすめ3選!着用のメリットや非着用の危険性も紹介

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子供用のライフジャケットを検討している方の中には、着用するメリットやおすすめライフジャケットを知りたいと考える方は多いのではないでしょうか。ここでは、子供がライフジャケットを着用するメリットや、着用しなかった際に伴う危険性、おすすめのライフジャケットについて紹介します。

子供がライフジャケットを着用するメリット

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子供がライフジャケットを着用した方がよい理由は、海や川に転落した場合に生存率を高めることができるためです。ライフジャケットを着用していれば、浮力で体が沈むのを防ぐため、呼吸を確保できます。またライフジャケットのカラーやデザインの効果で早期発見ができます。ここでは、子供がライフジャケットを着用するメリットについて詳しく見ていきましょう。

海や川に落ちた際に浮くことができる

ライフジャケットを着用していれば、万が一、子供が海や川に落ちた場合に体が浮く可能性が高くなります。また、ライフジャケットで浮くことで、木の枝や漂流物に掴まることが可能です。

水中で何かの拍子に頭や体を打って自由に体を動かせないときでも、体が浮くので呼吸を確保できます。体が浮けばパニックに陥るのも防げるでしょう。また、体が水中につかる面積を少なくできるので体温低下を遅らせられます。

発見を早められる可能性がある

ライフジャケットを着用していれば、子供が溺れたり流されたりした場合に発見を早められる可能性があります。体が浮くのに加え、ライフジャケットのカラーやデザインが目立つことが多いからです。子供の場所がわかれば、素早い救助につながります。

生存率が高くなる

ライフジャケットを着用すると前述も含め相対的に生存率が高くなります。国のデータにも統計で証明されていて、非着用時と比べて生存率が高くなっています。海上保安庁によると、船舶からの海中転落時のライフジャケット着用者と非着用者の生存率・死亡率は次のとおりです。

  • ライフジャケット着用者:生存率60% 死亡率40%
  • ライフジャケット非着用者:生存率27% 死亡率73%

また、陸から海中転落した場合の生存率については、着用者が63%なのに対し、非着用者は52%という調査結果もあります。このように、ライフジャケットを着用した時の方が生存率は高くなります。大切な子供を守るためにもライフジャケットは着用すべきと考えて良いでしょう。

ライフジャケットを着用しない危険性

子供がライフジャケットを着用していない場合は、溺れる可能性や発見が遅れるリスクが高くなります。ライフジャケットを着ていないと、体が沈みやすいうえに目立たない可能性があるからです。着用時と比べて生存率も低くなってしまいます。ここでは、ライフジャケットを着用しない危険性について見ていきましょう。

溺れる可能性が高くなる

ライフジャケットを着用していない場合は、体が沈み溺れる可能性が高くなります。海に転落したり川に流されたりしてしまうと、泳ぎに自信がある大人でも溺れることは多いです。子供ではなおさらです。

また、浮力がなく呼吸困難に陥りやすくなります。子供だとパニックにも陥りやすいでしょう。ライフジャケットを着用しないと溺れる可能性が高くなるので危険です。

発見が遅れる恐れがある

ライフジャケットは蛍光色のように明るいカラーデザインのものが多く、流されたり転落したりしても早期発見できる可能性があります。ライフジャケットを着用していない場合は、目立たない可能性があり、発見までに時間がかかる恐れがあります。

子供用ライフジャケットを選ぶ時のポイント

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子供用ライフジャケットは浮力体式と膨張式の2種類があり、それぞれで特徴が異なります。体格に合ったサイズで目立つ色のライフジャケットを選ぶことが大切です。また、客観的な安全性の証明としてサクラマークやGSマークが付きます。ここでは、子供用ライフジャケットを選ぶときのポイントについて確認していきましょう。

種類

ライフジャケットには浮力体式と膨張式の2種類があります。浮力体式とは発泡材が使われているライフジャケットです。落水してもすぐに浮くのでパニックになるのを防ぎ、呼吸を確保できます。膨張式は炭酸ガスなどで膨張させて使うライフジャケットです。落水すると自動で膨らむ自動膨張式と、紐を引くことで膨らむ手動膨張式があります。

サイズ

子供の体格に合ったサイズを選ぶ必要があります。サイズが大きすぎると体に装着しているライフジャケットが抜ける可能性があるので注意が必要です。

落水や流された場合に見つかりやすいように、蛍光色のものを選びましょう。目立つ色のライフジャケットであれば、早期発見につながります。

安全基準

ライフジャケットを選ぶ際は、安全基準をクリアしているか確認しましょう。たとえば、小型船舶乗船の安全基準をクリアしたライフジャケットには「サクラマーク」が付きます。

また、船舶利用ではなくレジャーで着用するライフジャケットで一定の基準をクリアしている場合は「CSマーク」が付きます。客観的な安全性の証明にもなることから、サクラマークやCSマークがついたライフジャケットを選ぶようにしましょう。

子供用ライフジャケットおすすめ5選

ワイプアウトやブルーストーム、HIKING、FINE JAPAN、キャプテンスタッグなどの子供用ライフジャケットはおすすめです。いずれも着脱がしやすく、レスキューベルトや反射テープなどが備わっています。川遊びや魚釣り、乗船時など、様々なシーンで使用可能です。ここでは、子供用ライフジャケットおすすめ5選について見ていきましょう。

ブルーストーム ライフジャケット 

ブルーストームのライフジャケットは、国交省の型式承認を取得しています。川遊びやキャンプ、釣り、船舶など様々なシーンで着用可能です。バックルを留めてベルトを締めれば、すぐに着用できます。肩にはアジャスターがついているため、子供の成長に合わせて調節できて便利です。

【Xadventureのおすすめポイント】

  • 赤・黄の2色から選択可
  • バックルとベルトで着脱が簡単

FINE JAPANジュニアフローティングベスト 

FINE JAPANのジュニアフローティングベストは、カモやブルー、イエロー、ピンクなど豊富なカラーデザインから選択できます。ベルトとジッパーでしっかりと着用でき、抜け落ちを防ぎます。レスキューベルトもついていて、両肩には反射テープがついています。

【Xadventureのおすすめポイント】

  • カラー・デザインが豊富
  • 反射テープ付き

キャプテンスタッグ フローティングベスト 

キャプテンスタッグのフローティングベストは、レッド、イエロー、ブルーの3色展開です。襟部分には反射テープが付いているので、薄暗くても目立ちやすい作りです。アームホールが大きいので、動きやすく、レジャーや船舶など様々なシーンで使用できます。

【Xadventureのおすすめポイント】

  • 3色展開
  • アームホールが大きく動きやすい

まとめ

子供がライフジャケットを着用することで、落水した場合や流された場合に体が沈むのを防ぎます。また、目立つ色や反射テープにより早期発見へとつながります。

子供用ライフジャケットを選ぶ際は、種類やサイズ・色・安全基準などをしっかり確かめるようにしましょう。ここで紹介した内容を参考にして、ぜひ子供用ライフジャケットを選んでみてください。

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