サーフィン向きの車種3選!サーフトリップに最適な車のDIY方法も紹介

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
出典:ハシグラフ / PIXTA

サーフィンをするには、サーフィン用の車を手に入れることが不可欠。サーフィンは荷物が多くなりやすく、波を求めてさまざまな場所に行くことが基本だからです。そこで今回は、サーフィン向きの車選びのポイントやおすすめの車、車のDIY方法を紹介します。

サーフィン向きの車選びのポイント

出典:NCP / PIXTA

サーフィンにはどのような車が向いているのでしょうか。ここでは、サーフィンに向いている車両の特徴について解説します。

車内が広い

荷物が多くなりやすいサーフィンにおいては、車内の広さが非常に重要です。ショートボードでも約180cm必要であり、ロングボードになると長さは約300cm必要です。そのためにサーファーの車には相応のサイズが要求されます。

そして、サーフィンに必要なアイテムはサーブボードだけではありません。バケツやウェットスーツ、ポリタンクなど荷物は多くなりがちで、さらに快適に過ごそうと思うと、その他にもさまざまなアイテムが必要です。サーフィンに出かける際には、荷物が多く積めるように車内が広い車を選ぶことをおすすめします。

サーフィン用にはバンやSUVなどの大きめの車が適しているでしょう。セダンやスポーツカーなどはサーフィン用にはあまり向いていないです。

車内で快適に過ごせる

車内で快適に過ごせることも、サーフィン用の車においては大切なことです。特に車高は重要であり、十分な高さがあれば天井にサーフボードを積むことができます。ただし、車両の外にサーフボードを積むと天気が悪いときは使い勝手が悪いので、基本的には車内に積み込めるものがおすすめです。

サーフィンでは、朝一番で風のないよい波に乗るために、前日から前乗りして車中泊をすることもあります。車内環境が悪いと良質な睡眠がとれず、翌日のサーフィンにも悪影響を及ぼす可能性があるので注意が必要です。フルフラットシートの車であればゆったりと横になれて、ゆっくり休めます。

また燃費のよい車を選ぶことも重要です。サーフィンは海で行うものですから、近くに海がない方は、車で長距離移動することがあります。走行距離が多くなればなるほど燃費の違いによる費用の負担が大きくなるため、燃費には注意が必要でしょう。

格好よい

サーフィンに乗っていく車には、格好よさも求めたいです。SUVやクロカンなどのがっちりとした車は格好がよく、スタイリッシュなためおすすめです。実用性や燃費も大切ですが、サーファーとしては格好よさにもこだわりたいです。

また、ブランドストーリーがある車も、サーフィンに使うにはとてもカッコいいです。さらに、現代らしい洗練された車も、十分に魅力的でしょう。自分が納得できる格好がよい車と出会うことが、何より幸せなことです。

サーフィン用におすすめの車種3選

サーフィン用の車に向いているポイントを押さえたら、実際にどの車がおすすめなのかを紹介していきます。

ハイエースバン(トヨタ)

ハイエースバンは、非常に多くのサーファーが利用しているサーファーズカーの一つです。積み込める荷物の量が非常に多く、居住性が高いのも魅力。トランクルームを車中泊用にカスタムしたい方にも好まれています。見た目もシンプルなので、カスタム次第で自分らしい車に作り変えることが可能です。

ハイエースバンは中古でもなかなか価値が下がらないことで知られています。思い切って新車で購入するのがおすすめです。

エクストレイル(日産)

エクストレイルは、4WDで抜群の走破性を持つ人気の車です。サーフポイントに行くためには、山道を進むこともありますし、駐車場が舗装されていないこともあります。

エクストレイルはしっかりとした走りの一方で、大きすぎずちょうどよい4WDです。比較的小回りも利くので、アクティブに動きたいサーファーにはぴったりでしょう。

セレナ(日産)

日産セレナは、サーフィン向きのミニバンです。フルフラットシートのため多くのサーフボードや荷物を積むことができ、車内の広さから屋根側にサーフボードを載せることもできます。ミニバンは全長に対して車内の面積が広いため、サーフィン用の車両としては適しているでしょう。

セレナはミニバンの中でも、中程度の大きさです。大きすぎない車は、街中を走る際にも運転しにくさを感じにくいです。

サーフトリップ用車両DIY例

出典:Fast&Slow / PIXTA

サーフトリップには、適した車を購入するだけではなく、自分でカスタマイズしていくことも大切です。ここでは、サーフトリップ用車両のDIYカスタマイズ例を紹介します。慣れないうちは車に手を入れるのは緊張しますが、慣れてくるとカスタム自体がとても楽しくなります。

サイドバーの設置

車内の天井左右両端にサイドバーを設置すると、小物やタオルなどを掛けておけるので便利です。市販のものを数万円で購入することもでき、ステンレスパイプを活用すれば1万円もかけずに設置できます。ただし、穴の開いていない車の場合、ドリルを使って穴を開ける必要があるため注意してください。

内の留めピンを剥がして、ターンナットを入れる穴を作ります。ターンナットを入れたら釣り用のロッドホルダーをねじで固定し、ステンレスパイプを通せば取り付け完了です。

ベッドキットとフロアシートで快適に

車の後部座席をフルフラットシートにできるなら、ベッドキットを設置してフロアシートを敷いてみましょう。市販のフロアシートやリメイクシートは撥水性やクッション性も高いので、サーフィン用の車には最適です。木目やタイルなど、さまざまな柄があり車内の雰囲気や他のアイテムに合わせて選択するのも楽しいでしょう。

フロアシートを敷くだけで、オリジナリティのある「自分らしいサーファーズカー」を作れます。

リアハッチにハンガーパイプを

リアハッチがある車なら、ハッチ部分にパイプを設置することで、ウェットスーツやタオルなどを掛けられるハンガーにすることが可能です。ハッチのガラス部分の下にドリルで穴を開け、パイプにアタッチメントを取り付けてビスで止めれば完成。

ハッチの長さは車によって異なるため、パイプを購入する際には事前に長さを測ることをおすすめします。

まとめ

荷物が多く、朝一番の波に乗るために前日に泊まることもあるサーフィン。快適に楽しむためには、車が必需品だといえます。サーフィン用の車には、車内が広くて快適に過ごせる燃費のよい車を選択することが重要です。バンやミニバン、SUVなどがサーフィンには適しているので、デザインも含めて自分の好みに合わせて選択しましょう。

また、サーフィン用の車は後でカスタムもできます。快適な空間や使いやすい機能を自分なりに増やすのは、慣れれば楽しいです。サーフィンに適した車を手に入れて自分なりにカスタムすれば、自分だけのサーファーズカーが手に入ります。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加