スケボーシューズとスニーカーの違いは?お気に入りのスニーカーでスケボーをしてはいけない理由

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スケートボードで履くシューズは、つま先やかかとなど接地面のクッション性、コンクリートへの着地を耐えられる強度が必要です。トリックを行う場合は、シューズの素材や構造も重要となります。ここではスケートボードシューズとスニーカーの違いについて紹介します。

スケートボードをするためのシューズ

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一般的なスニーカーとの違い

普段使うようなスニーカーと大きな違いは、機能性です。一般的なスニーカーは徒歩もしくは走る状況を想定してつくられています。

一方、スケボーシューズは一般的なスニーカーよりも耐久性・安定感が高く作られています。トリックや着地など、デッキやコンクリートに対して強い衝撃を与えるスケートボードはシューズへの負担が大きく、底や紐がボロボロになってしまうことも。またスニーカーの裏がフラットになっており、デッキや地面との接着面が大きく、グリップ力が高くなります。

また近年では機能ばかりが高いのではなく、デザイン性の高いスケボーシューズがさまざまなブランドから販売されています。人気のスニーカーとして量販店で取り扱っているケースもありますが、最新モデルを求めるならばスケートボード専門店で選びましょう。

スケボーにお気に入りのスニーカーは使わない方がいい?

お気に入りのスニーカーでスケボーをしたいと考える方もいるでしょう。しかし、先述した通り、一般的なスニーカーはスケートボードをするには耐久性が不十分な上、靴の構造によってはホールド感や安定性が足りず、ケガにつながる可能性があります。

以下ではスケボーシューズを選ぶ際のポイントを紹介していきます。

①高い安定感のあるソール

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コンクリート面に対して強い勢いで着地するスケートボードは、ソールの強度が重要です。ソールとはシューズの底を指しますが、ソールにも違いがあるので説明します。

ソールの種類

・スニーカー内側の底:インソール
・中敷き:ミッドソール
・地面と接する外側:アウトソール

ソールは目的に応じて大きな違いがあります。スケートボードで重要なのは地面と接地する部分のアウトソールです。

スケボーシューズのアウトソールはつま先からかかとまでフラット

スケートボードシューズの特徴として、形状がフラットという点が挙げられます。つま先からかかとまでフラットにつくられていると、デッキと靴底がしっかりとフィット。足のちょっとした動きがデッキに伝わりやすくなります。

安定性が高いのはガムソール

シューズに使われるソールの素材は種類がいくつかありますが、スケートボードに向いているのはいわゆるゴムの素材からつくられているソールです。デッキと足がしっかり密着するため、安定感は抜群!スケートボードシューズ選びに迷ったらまずはガムソールを選ぶのがおすすめです。

②頑丈な作り

何度もトリックを行なうスケボーシューズには頑丈さも求められます。ソール部分ではなく、アッパーと呼ばれるシューズの全体的な部分の素材も重要な部分です。

アッパー構造が頑丈なシューズは、トリックを出し終えた後に再度別のトリックにつなげるなど、靴への負担が大きいスケートボードプレイを行っても長持ちしやすくなります。ここではアッパーの素材について説明しましょう。

裏革(スエード)

スケートシューズのなかでも多く使われているのがスエードと呼ばれる素材です。素材が柔らかく、足をしっかり守りつつ、履き心地の良さも確保。デッキテープの食いつきもよく耐久性も高いので、スケーターに人気のある素材です。

革(レザー)

革素材は外見的にも高級感が高いのが特徴です。耐久性をもっており、使うほど馴染んで柔らかくなっていくため、使えば使うほど足にフィットしてきます。ただし、デッキテープへの食いつきはスエードよりも少し弱めです。

キャンバス

素材が柔らかいので足への負担が少なく、履き続けても形が変形しにくいのが特徴。革製品と比較すると耐久性が弱くなりますが、比較的値段がお手ごろなのでスケートボード初心者の最初の一足として購入するスニーカーにぴったり。デッキテープに対しての食いつきはレザーと同じ程度です。

③優れたクッション性

硬い地面のコンクリートに何度も着地するスケートボードは、足や靴への負担を守るためにクッション性も高くなっています。クッション性はスケートボードシューズの形状によって変わってきます。

ハイテクシューズ

クッション性を重視しているシューズ。デッキと擦れる部分が補強されているため劣化しにくくなっています。

価格帯はローテクシューズよりも高価なのが一般的です。従来は補強しているために外見が少し大きくなりがちでしたが現在では軽量化が進んでいてスマートなデザインも増えてきています。

ローテクシューズ

ハイテクがでてくる前にスケボーシューズとして一般的だった形状で、外見としては比較的シンプルです。底のソールが薄めなのでちょっとした足の動きがデッキに伝わりやすくコントロールしやすくなっています。

クッション性はハイテクシューズに比べると低くなるため、デッキとの接地面が劣化しやすい点がありますが、価格帯は低めで入手しやすいでしょう。

インソールによるクッション性

スケートボードシューズのクッション性を高めるもうひとつのポイントはインソールです。高い場所からコンクリートへ着地するため、中のクッション性はとても重要。インソールの重量もプレイのしやすさに影響してくるため軽量なものを選ぶのが無難です。

なおインソールはアウトソールと異なり既製品をそのまま使うのではなく入れ替えることも可能。デザイン性の高いインソールも多く販売されているため、インソールが劣化してきたと感じたらシューズは変えずにインソールだけ変えてみるのも一つの方法です。

まとめ

スケボーシューズのスニーカーとの違いとして挙げられる点として、つま先やかかとなどの接地面、素材や構造による耐久性と安定感、コンクリートの着地から守るクッション性が挙げられます。スケボーシューズを選ぶときは、足への負担が少ない商品を選びましょう。比較的安価なモデルもあるため、スケートボードを購入したらぜひ次はシューズを検討してみてください。

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