スタイルに合わせて使い分けよう!フィンは何枚が正解?

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サーフィンを行う際に重要なアイテムが「フィン」です。フィンは形や素材、大きさ、装着する枚数で乗り心地が大きく変わってきます。フィンは理想のサーフスタイルに合わせて選ぶのがおすすめ。今回はサーフスタイルによって選ぶフィンについて紹介していきます。

サーフィンにおけるフィンの役割とは?

出典:klyaksun / PIXTA

フィンは大きさや形状が変わることで、さまざまな効果を発揮します。以下では、具体的なフィンの役割について解説します。

方向性を安定させる

フィンはボードの裏側、ボトム側に装着するサーフアイテムのこと。サーフボードの方向性を安定させたり、ターンをする際の起点になってくれます。フィンの大きさや素材、角度、枚数などによって性能や、期待できる効果が大きく変わってきます。

幅の違いでも性能が変わる

大きくて幅が広いフィンは直進性に優れていて、小さくて幅の狭いフィンは回転性を向上させる働きがあります。フィンはボードと一体となっていて取り外しができないタイプと、着脱式のものの2タイプ。近年では目的に応じてフィンを付け替えることがあるので、着脱式が主流です。

組み合わせが無数にあるフィンですが、まず枚数の違いがあります。詳しくは後ほど説明しますが、1枚から5枚まであり、その枚数によって乗り心地はさまざま。さらに、高さ、底辺、厚みなどによっても性能が違ってきます。

フィンの種類は?

フィンには色々な種類があるので、それぞれの特徴を正しく知っておくようにしましょう。

による違い

フィンの形の基本は「高さ」「底辺」「反り具合」です。高さは「ハイト」とも呼ばれ、高くなると直進性が強くなり、低くなると回転性が強くなります。底辺は「ベース」とも呼ばれ、ここの数値が大きくなると直進性が強くなり、小さくなると回転性が強くなります。

反り具合は「レイク」とも呼ばれ、角度がきつくなるとドライブターンがしやすくなり、傾斜が緩くなるとクイックターンがしやすくなります。

詳しい形状について

フィンの形、形状はフィン選びの重要な項目です。形状が変わると直進性や回転性が違ってくるので、自分の目的や技量に合ったものを選ぶようにしましょう。ここではFCSの代表的なフィンを例にして紹介していきます。

出典:Amazon

REACTOR」・・・フィンの高さがあまりなく、ボードの回転性が高いので、ターンにこだわりたいという方に向いている形状です。初心者でも比較的使用しやすく、初級者から中級者の方が多く使用する形状でもあります。

出典:Amazon

PERFOMER」・・・最も一般的な形状のフィンです。高さや底辺、傾斜などが平均的なので、初心者がとりあえず使うのにも適しています。これからサーフィンを始めるという方にも、特に癖のない平均的な性能のフィンを求める方にも対応できるフィンです。

出典:Amazon

ACCELERATOR」・・・こちらはPERFOMERよりも少し癖があるのが特徴的なフィンです。フィンの面積が最も広い形状で、大きい波を捕まえるのに適しています。ある程度、波を捉えてボードをコントロールできるだけの技量がなければ使いこなせないフィンなので、中級者から上級者が使うのに適したフィンです。

出典:Amazon

CARVER」・・・角度が最も厳しいフィンで、大きい波に立ち向かうのに適しています。波に対してのホールド性が高いので、スピードを出したいという方に適しています。

ただし、非常に扱いづらい形状となっているので、ボードをしっかりとコントロールできる、ターンを決められるという上級者でなければ使いこなすのが難しいフィンです。

素材

フィンは素材も多種多様であり、柔らかいものから硬いものまであります。素材が硬いものになっていくほどフィンがしなりにくいので、波を捉えるのが難しいのですが、波を捉えたときには荷重がしっかりとかかるので、スピードが出やすいのが特徴。

フィンの素材は柔らかいものから硬いものに順に並べるとこのようになります。

GLASSFLEX→NEOGLASS→NEOCARBON→PC(パフォーマンスコア素材)→PCC(パフォーマンスコアカーボン)→PG(パフォーマンスグラス)

ただし、単純に硬い方が良い、柔らかい方が良いというものではありません。しなりがあった方がドライブをしやすいという方もいますし、前足、後ろ足のどちらに荷重をかけることが多いかによってもしなり方は違ってきます。ご自身のサーフスタイルによって合ったものを選んでください。

フィンの枚数によってどのような違いがあるの?

フィンはボードに装着する枚数によっても効果が大きく異なります。枚数によってそれぞれ特徴があるので、まずはその特徴を覚えておきましょう。

シングルフィン

こちらは最も古くからあるパターンのスタイルです。サイドにフィンがなく、1本だけなので、直進性が非常に高く、また抵抗も少ないのでスピードが出やすいです。ボードをコントロールする際は1本のフィンとサイドレールを使うレールワークがポイントです。

このシングルフィンを自由自在に扱えるようになれば、中級者から上級者だと言われています。

ツインフィン

こちらはセンターにフィンがなく、サイドに2本フィンが配置されたパターンです。小さい波、ゆっくりとした波に対して横への移動がしやすいのが特徴。さらに、ボードを動かしやすいという長所があり、2本のサイドフィンとレールワークによってボードをコントロールします。

横への移動がしやすいので、大きいフィンとの相性が良く、小さいフィンを付けるとライティングが不安定になりやすいです。さらに、直進性はシングルフィンよりも劣るのでスピードはそれほど出ません。

トライフィン

現在最もオーソドックスでスタンダードだと言われているのが、こちらのトライフィン。センターフィン1本、サイドフィン2本という配置で、推進性、機動性、安定性のバランスが良く、初心者から上級者まで幅広く利用されているスタイルです。トップサーファーの中にも、このトライフィンを愛用しているというサーファーも多く、まずはトライフィンを試してみるのが良いでしょう。

クワッドフィン

こちらはサイドフィン2本と、その内側にあるセンターフィンの役割を果たす2本のフィン、合計4本の配置です。トライフィンの特徴に似ている部分もあり、高い推進性と安定性があります。

さらに、センターフィンの役割を果たす2本のフィンのおかげで、エアーの練習もしやすいでしょう。こちらも扱いやすいので、初心者におすすめです。

5フィン・システム

こちらは名前からするとフィンを5枚配置しているようなイメージがあるかもしれません。もちろん中には5枚設置することもありますが、実際には1つのサーフボードで「トライフィン」と「クワッドフィン」のどちらも利用できるものを指すことが多いです。

そのときの気分や波の状態などによって使用するセッティングの変更ができるので、対応できる幅が広がるのが特徴です。

まとめ

フィンはどういったものをボードに装着するか、何枚装着するかによってまったく違った効果が出てきます。フィンの特徴と効果を知った上で、自分が求める効果が出るように組み合わせていくとよいでしょう。性能や何枚設置するのかがわかりにくい場合はサーフショップの店員に相談してみることをおすすめします。

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