スケボートラックの付け方を紹介!正しい向きと便利グッズ

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スケボーを組み立てるときに重要なステップとなるのが、トラックの取り付けです。また、既存のスケボーについているトラックを新しいトラックと交換することもあります。取り付けに必要となるのは知識と道具です。今回はスケボーをするなら知っておきたいトラックの取り付け方と便利グッズを紹介します。

トラック取り付けに必要な道具

トラックの取り付けに必要な道具がスケートボードツールです。スケボーの組み立てが簡単にできる専用のツールで、トラックやウィールの交換、メンテナンスの手間を省けます。

スケートボードツール

出典:楽天

スケートボードツールの形状は、T字型やY字型です。ストレートのドライバーやスパナなどと比べて持ちやすく、小さな力でも回しやすい点が特徴です。本体3ヶ所の先端部には、足回りの組み立てやメンテナンスのためのナットレンチが仕込まれています。

デッキとトラックをつなぐビス(ナット)を回す際、六角レンチ付属の製品が主流です。この六角レンチは反対側の先端がプラスドライバーになっているものが多く、ビスの頭の形状にかかわらず、他の道具を使わずに作業ができます。

個別の道具を使う場合

専用のスケートボードツールがない場合は、家庭にある日曜大工の工具でも代用が可能です。

ドライバーとスパナ、またはレンチを用意します。ドライバーは大小あり、スパナは1本で対応可能な大きさが決まっているため、それぞれ適合するサイズのものが必要です。また、レンチは幅を調整できますが、本体サイズによって使用可能な幅が異なります。

そのため、多くのサイズを組み合わせたドライバーセットやスパナセットを持っていると安心です。思い切って、専用のスケートボードツールか、スケボー以外の用途にも使える工具セットを買うのがおすすめ。

初心者でもわかりやすいトラックの付け方

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トラックをデッキに取り付ける作業は、ビスやボルトでつないでナットで締めるだけなので初心者でも簡単にできます。

トラックの取り付け手順その1

デッキのノーズ側とテール側の、それぞれ4つある穴にビスを差し込みます。このとき、逆向きに差し込まないよう注意が必要です。六角穴またはプラスのねじ穴がある部分(ビスの頭側)がデッキの表側にきていればOK。穴の開いていないデッキテープを貼ってある場合は、先の細い道具で穴を開けておきましょう。

また、ビスを前後8本すべて差し込むと、片方の取り付け中にもう一方のビスが脱落して見失ってしまう可能性があります。したがって、片方が終わってからもう一方に取り掛かるのがベターです。

トラックの取り付け手順その2

デッキを裏返して、突き出している4本のビスにトラックの穴を差し込みます。このとき、反対側になるビスの頭を押さえることがポイントです。押さえていないと、トラックを差し込む力でビスが抜けてしまう可能性があります。押さえるのが難しければ、デッキを横向きに立てると作業しやすくなるのでお試しください。

また、トラックを正確に差し込んだ状態で、ビスのねじを切断した部分が露出していなければナットは締められません。この場合は、ビスを交換する必要があります。

トラックの取り付け手順その3

トラックがデッキ上にはまったら、ビスにナットを取り付けます。手で軽く回して仮締めしてから、ツールの力で締めましょう。このとき、注意すべき点が2つあります。ひとつは、レンチなどでナットを回す際に空回りしないよう、ビスを固定することです。具体的な方法としては、反対側にあるビスの頭の形状に応じてプラスドライバーか六角レンチをセットして人力で固定します。

もうひとつは、1本のビス(ナット)を一気に締め付けないことです。スケボーに限らずビス締めは対角線に少しずつというのが基本。数回に分けて順番に締めることで、しっかりとした固定が可能です。ちなみに、ナットではなくビスを回すとデッキテープが損傷してしまうおそれがあるため、ナット側を回して締めます。

適度に締める

デッキテープを貼った状態でデッキ表面から見て、ビスが飛び出して見えれば締めつけ不足です。概ね平らか少し埋まるくらいまで締めるのがよいとされています。締めつけ不足が気になるときは、少し強めに締めておくと安心です。

取り付け後にはガタつきなどがないかを確認して、問題なければ片方の取り付けは終わりです。もし、ガタつきなどがあればトラックを取り外して再度締めなおします。前後2つの作業が済むと、トラックの取り付けは完了です。

トラック取り付けの正しい向き

トラックには決まった方向があります。どちらの向きに取り付けてもよいわけではないため、注意が必要です。

ノーズのブッシュゴムは後ろ向きに

ノーズ側トラックの取り付けではブッシュゴムが後ろ、つまりテール側を向いていれば正しい向きになっています。

テール側のブッシュゴムは前を向く

テール側トラックを取り付けたとき、ブッシュゴムの向きは前、つまりノーズ側を向いているのが正解です。2つのトラックはどちらもブッシュゴムが内側を向くように取り付ける必要があります。逆向きになっていたらやり直しましょう。

トラック取り付けの便利グッズ

トラックの取り付けで重宝する便利グッズといえば、スケートボードツールです。しかし、ひとくちにスケートボードツールといってもさまざまなアイテムがあります。ここでは2つピックアップして紹介。

NINJA T-TOOL PERFECT X

NINJA T-TOOL PERFECT Xは、T字型のスケートボードツールです。素材は金属を採用し、重量感がある仕様。また多機能で初心者にもおすすめです。

トラック取り付けツールとしては、ラチェット付きでトラックの取り付けが効率よくできます。加えて、トラックやウィールなど足回りのメンテナンスに欠かせないキングピンナットソケット、アクセルナットソケットも一体になっていて、便利なアイテムです。

また、ねじ切りまでついている点が大きな特徴。駄目になったねじ山を復活させてくれるので、作業効率が大幅にアップします。

HEAVEN Y字ツール

T字型のスケートボードツールが多い中で、特徴的なY字型が目を引くアイテム。六角レンチ型ドライバーを本体に格納できるデザインは便利です。スケートボードツールとしての基本的な機能も備えており、トラックの取り付け以外にも活用できます。

まとめ

スケボートラックの取り付けは、ビスを固定しながらナットを締める道具が必要です。普段のDIYで使用しているドライバーやスパナでも、サイズが合っていれば問題ありません。作業をより楽にしたいときは、専用のスケートボードツールを利用してみましょう。スケボー全体のメンテナンスにも使えるアイテムです。

トラックを取り付ける作業自体は簡単でも、ナットの締め方やトラックの向きなどには注意が必要。大前提となるのが、ブッシュゴムが内向きになるようにトラックを差し込むことと、ナットを適度に締めることです。足回りの要となるトラックは正しく取り付けましょう。

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