ジャンプをしたりターンを決めたり、スノーボードを楽しむ方なら誰しも、スタイリッシュなアクションに憧れるはず。そんなアクションを思う存分楽しめるのが「パーク」です。今回は、パークで縦横無尽に滑るためのコツとギア選びの方法を紹介します。
そもそもパークって!?
「パーク」とは、ジャンプやスライドといった技を楽しむアイテムが設置されたコースの総称。 ただまっすぐ滑るのではなく、アイテムを使ってかっこよく滑ることを目的としたアクティブなコースです。技が決まれば気分は爽快! 通常のゲレンデを滑れるようになったら、次はパークに挑戦してみましょう!
パークを滑るコツを紹介!
今回は、ゲレンデを楽しむスノボ女子・渡部那実さん(Instagram@namimaru62)に、パークで滑るコツを、ズバリ一言で伺いました。ポイントを押さえれば、女子でもパークを楽しめます!
【プロフィール】
名前:渡部那実さん
スノボ歴:5年
お気に入りのゲレンデ:オグナ武尊
スノボを始めたきっかけ:友人と行ったスノーボード旅行をきっかけにのめり込み、ギアを買って毎週行くようになりました。
キッカー編
キッカーとは、人工ジャンプ台のこと。初心者向けから上級者向けまで、さまざまな大きさのものがあります。
キッカーをうまく滑るには「蛇行しないでまっすぐ飛ぶ」こと!
キッカーで怪我をしないように着地するには、スピードと正確な位置どりが重要です。また、大切なのが恐怖心を持たないこと。スピードをつけてまっすぐ滑る勇気がないと、躊躇して蛇行してしまったりします。するとうまく着地できず、怪我の原因になってしまうのです。まっすぐ飛ぶことを意識しつつ、前の人のスピードなどをよく観察するのがおすすめです。
ウェーブ編
ウェーブとは、凹凸のある波形コースのこと。斜面の上り下りが連続するため、体重移動の練習にもなります。
ウェーブをうまく滑るには「板を踏んでスピードを出し、盛り上がっているところでジャンプしてみる」こと!
下りの際に、しっかりと勢いをつけてスピードを出しながら、体重移動で滑っていきます。体重移動に慣れてきたら、少しずつジャンプに挑戦してみましょう。だんだんと適切な力加減がわかってきますよ。
ボックス編
初めてでも挑戦しやすいのがボックス。箱状や細長い板状の台が、埋め込まれるように設置されているものです。
ボックスをうまく滑るには「エッジをかけない」こと!
他のアイテムに比べて転倒する心配も少ないため、臆せず体の力を抜きましょう。フラットな状態を保ちながら、まっすぐ滑りきります。慣れてきたら回転をかけてみたりと次のステップに挑戦してみてもいいですね。
レール編
レールとは、細長い金属の棒状の台のこと。電車の線路などをイメージすると分かりやすいです。
レールをうまく滑るには「遠くを見て、自分自身で乗りに行く」こと!
まず練習したいのは、レールに乗って侵攻方向に向かってまっすぐ滑ること。これは50-50(フィフティー・フィフティー)と呼ばれるテクニックです。途中で落ちずに滑り抜けられるようになったら、応用に挑戦してみましょう!
パークに適したギア選び!
パークにオススメの板は?
渡部さんおすすめのボードは、サロモンのハックナイフ。
全体的にバランスが良く、質の高い人気のオールラウンドボードです。シーンを選ばないため、これ一本でさまざまな場所を滑ることができます。ほどよい重さで安定感があり、女性にとっても使い勝手が良いのが特徴。パークだけでなく、オールマイティに滑れる板を求める方におすすめです。
購入はこちら:サロモン ハックナイフ
板だけじゃない!ブーツの選び方
それではブーツの方はどうでしょうか?渡部さんのおすすめは、ディーラックスのエンパイア ララ。
今期モデルから足首の締めわけができるようになり、はき心地やフィット感など、女性ボーダーが求める要素がぎゅっと詰まったブーツです。内側に膝が入れやすくなっており、操作がしやすいです。グリップ力も高く、衝撃吸収もしてくれるので、パークからカービング、フリーライディングまでなんでもこなせます!
購入はこちら:ディーラックス エンパイア ララ
ビンディングの特徴は?
渡部さんが選ぶのは、FULX GX。タフな女性向けモデルです。女性の足に合わせて設計されているこのモデルは、快適な操作性を実現し、キレのあるターンが繰り出せます。コンパクトで軽量なので、動きやすさは抜群です。
購入はこちら:FULX GX
まとめ
ゲレンデでただまっすぐ滑るのに飽きてきた!という方は、パークに挑戦してみましょう。まだみたことのない世界が広がっているはずです!