ボディボードやダイビングの必須アイテム!フィンはどれがおすすめ?

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サーフボードよりもサイズの小さいボディボードを使う際や、ダイビングを行う際、素足では不足しがちなのが「推進力」。そこで、足にフィンを装着することが多くなっています。フィンは種類が多く、どれを選ぶとよいのかわからないという方もいるでしょう。ここでは、ボディボードやダイビングを行う際のフィンの選び方、おすすめのフィンについて紹介していきます。

ボディボードやダイビングにおすすめのフィンの特徴とは

出典:ナオ / PIXTA

まずは、ボディボードやダイビングを行う際に、適したフィンの特徴をつかんでおきましょう。それが自分に合ったフィンを選ぶ際のポイントになります。ここではフィンの特徴について、詳しく紹介していきます。

サイズの選び方

フィンは足に装着することによって、水中での推進力を増強させるアイテムです。使用者の足のサイズに合ったものを選ぶ必要があります。なぜなら、小さすぎると足が痛くなり、擦れてケガをするリスクが高まるからです。ただし大きすぎるとフィット感がなく、うまく力が伝わらないくなることがあります。

自分の足より少し大きめのサイズを選ぶのがよいでしょう。フィンソックスを使用することで、隙間を調節することが可能です。特にダイビングの際のフルフットタイプのフィンは、足に直接装着するものなので、サイズは慎重に選ぶ必要があります。

硬さの選び方

一般的には硬いフィンの方が推進力を得やすく、スピードも出やすいといわれています。ただし、その分水をかく際、足に大きな負担がかかることになります。脚力が弱い方、初心者などが無理に硬いフィンを使うと、足を傷めてしまうことが多いので注意が必要です。

最初は柔らかめのフィンを使いましょう。硬いものと比べると推進力は落ちますが、それだけ負担は小さくなり、扱いやすい利点があります。物足りないと感じた場合は、少しずつ硬いフィンにも挑戦してください。

面積の選び方

面積とは、フィンが水をかける面の大きさのことです。一般的に面積が大きい方が水を多く捉えられるので、推進力が得やすいとされます。ただし、その分足にかかる負担が大きくなるので、脚力が弱い方は注意が必要です。逆に面積が小さいものは推進力が低くなるので、細かいピッチで水をかく必要があります。

初心者は無理のない程度に大きめの面積のフィンを選ぶと、適度に推進力を得やすくなります。そして、小さいものは複雑な動きをしたり、カメラで水中を撮影することに向いているため、あえて上級者が選ぶケースもあるようです。用途に合わせて選ぶとよいでしょう。

ダイビング用のフィンの選び方

ダイビング用のフィンには大きく分けて「ストラップタイプ」「フルフットタイプ」の2種類があります。それぞれのメリットとデメリットを知った上で、使い分けていくことが重要です。

ストラップタイプの最大の特徴は、ブーツの上からの着用が可能ということ。移動することが多いビーチダイビングや、海に入るまでに岩場などを歩かなくてはならないようなスポットに最適です。さらに、多少はサイズの調整ができますので、扱いやすいというメリットがあります。

ただし、フルフットタイプのものほどの一体感はないことに加え、推進力が低めである点を注意しておきましょう。ダイビング中は「もう少しスピードが欲しい」といった物足りなさを感じてしまうかもしれません。

フルフットタイプは、直接足に装着するタイプのもの。足とフィンとの一体感が非常に高く、推進力にも期待できます。しかし、直接足に装着するだけに、サイズの調整ができません。水かきの部分が邪魔をするので、そのままで岩場などを歩くと不安定です。陸上の移動には向いておらず、水中では抜群の効果を発揮するので、移動があまりないボートダイビングなどに適しているといえます。

ボディボードにおすすめのフィンはこちら!

出典:bst2012 / PIXTA

ここでは特に人気の高いボディボードのフィンを紹介していきます。

TOOLS BB FIN-SUPER SOFT

こちらの製品を製造、販売しているTLS/TOOLSは、日本のサーフィンブランドメーカーです。その製品の質のよさから、トップサーファーからも愛されています。

この製品はトップライダーとともに開発されたフィンで、瞬発性と持久性、推進力がバランスよく成立しています。ポケットの内部にはソフトラバーが使用されており、足に負担がかからないようになっているのもポイント。

また、以前のタイプからモールドの整形が改善されており、ポケット部分がより足型に近くなったことで、フィット感を増しています。足首からティップに向けて3段階に硬くなるラバーで、ブレードに伝わった力をそのまま推進力に変えることが可能な構造です。

BODYBOARD FIN ZEBEC FIN HARD

「ZEBEC」は、日本のボディボード用のフィンを製造しているメーカーです。日本人の足の大きさや形を考えて設計されているので、日本人が使いやすく、履いていて足が痛くならないような作りになっているのが最大の魅力です。

さらに、今回紹介している製品の他にも、適度にしなる素材の製品が多いのがZEBECの特徴の1つ。推進力と使いやすさの両方に期待できます。さらにフィット感にもこだわっており、長時間の使用にも堪えられるものとなっています。

こちらのメーカーの製品はカラーバリエーションが豊富なので、自分の好みのものを見つけやすいという長所があります。性能も見た目もこだわれるので、初心者から上級者まで幅広く利用されています。

ダイビングにおすすめのフィンはこちら!

ダイビングを行う際には、ダイビング専用のフィンを使います。大きさや素材、形状などさまざまなものがあり、ご自身の脚力や使用シーンによって選ビましょう。ダイビング用のフィンは種類が多いので、ここではダイビングのフィンで特におすすめできるものを紹介していきます。

GULL COCO FIN

こちらはダイビング用品のメーカーである「GULL」のストラップタイプのフィンです。女性向けにデザイン、開発されており、軽量化が図られています。また、脚力が弱い方や初心者でもしっかりブレードがしなることで、推進力を生み出すことが可能な設計になっています。

女性が選びやすい豊富なカラーバリエーションや、洗練されたデザインが人気です。特にカラーは「COCO Mask」とコーディネートしやすいように、同色が用意されているのは嬉しいポイント。

Cressi Gara 2000 Hf

このフィンは、高い性能を持つ素材をかけあわせて製造されており、その製造方法で特許が取得されています。ブレードは軽い素材のため、軽量で扱いやすいのはうれしいポイント。さらに、ブレードの底部には隆起バンドが設置されており、衝撃や摩耗から防いでくれます。

しなりやすい素材でもあり、初心者は安心して使用できるでしょう。しかし、フィンのすべての部分が、単純に柔らかいというわけではありません。装着した際に、水をかくポイントとなる重要な部分は硬く作られています。水をかく効率を重視した、メリハリのあるつくりとなっているのがポイントです。

まとめ

ボディボードやダイビングをする際には、強い推進力を得るためにフィンを使用します。フィンにはさまざまな形、サイズ、素材があるので、自分に合ったものを選んでいくことが重要です。店員に相談しながら選ぶのがよいのですが、迷った際はここで紹介したような人気の商品を選んでみてはいかがでしょうか。

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