ペニー初心者必見!経験ゼロから始める乗り方練習

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ペニーは、コンパクトで軽量のため街乗りに最適なミニクルーザーボードです。乗り心地も良く扱いやすいため、幅広い方が気軽に楽しめるでしょう。ここではペニーの特徴や魅力、ペニーに乗った経験がない人でも始められる乗り方の練習方法を紹介します。

ペニーとはどんな乗り物?

▲イメージ画像

ペニーは、街乗りにピッタリのミニクルーザーボードです。以下では、ペニーの特徴や魅力を紹介します。

ペニーは初心者でも安心のミニクルーザー

ペニーは、初心者でも気軽に乗れるおすすめのスケボーです。ウィールが大きくて柔らかいためゴリゴリとした音が少なく、そのうえ安定感が高く乗り心地が良いため、街乗りには最適だといえます。さらに、ウィールの中に入っているベアリングも最高品質の素材を使っているため、減速しにくくストレスフリーで快適な街乗りを楽しめるでしょう。

小型サイズで軽量

小型サイズで軽量な点も、ペニーの大きな魅力の1つです。特に22インチや27インチのアイテムを選べば身軽で収納もしやすく、街中での移動には最適だといえます。素材はプラスチックを採用し、通常のスケートボードの半分程度の重さのため、女性でも持ち運びが簡単です。

おしゃれなデザインはファッションアイテムにも

ペニーはデザインやカラーリングが豊富で、ファッションアイテムとしても人気があります。軽いため女性でも十分に持ち歩きでき、移動手段としてだけでなくコーディネートの一部として活かせるできるでしょう。

ペニーは子供にもおすすめ

ペニーは安定感があって軽いため、スケートボード初心者だけでなく子供が乗るのにもおすすめ。ペニーはクルージングに特化しており、少し練習すれば子供でも十分にスケートが楽しめます。さらに、コンパクトで持ち運びがしやすい点も、子供にぴったりなポイントです。

幼い頃からペニーの感覚に慣れることでバランス感覚が発達し、運動神経の向上も期待できます。ただしケガを避けるために練習中はプロテクターやヘルメットを着用することが大切です。

足の位置を知ろう!

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ペニーを乗りこなすにはまず、乗る時の足の位置について知ることが大切です。以下では、ペニーに乗る際のスタンスについて解説します。

基本スタンス」2種類から利き足を探そう

ペニーを含むスケボーに乗る時の基本スタンスには「レギュラースタンス」と「グーフィースタンス」の2つあります。左足を前にして滑るのがレギュラースタンスで、右足が前に来るのがグーフィースタンスです。

左右の足を前にして滑ってみて、違和感なく走れたほうのスタンスを採用するようにしましょう。もしすぐには分からなくても、練習を続けていく中で分かるようになるので安心してください。

基本的には、サッカーボールを蹴る足や普段最初の一歩を踏み出す時の利き足が右ならレギュラースタンス、左足ならグーフィースタンスを使用することが一般的です。

両足の位置は?

基本的な足の位置は、前方に来る側の足がウィールのビスの上で、後ろ足はテールの端。最終的には自分に合った位置を見つけていけば良いのですが、最初に練習する際にはこの位置を守ったほうが無難です。

足・腕の振り方を知ろう!

基本となるスタンスや足の位置を覚えたら、さっそくペニーを前進させてみます。以下では、ペニーを漕ぎ出す際の足や腕の振り方を解説。

足でプッシュをして前進

ペニーやスケートボードで滑るために地面をける動作を「プッシュ」と呼びます。前に来る足をペニーの前輪に進行方向に向けて乗せ、後ろ足で地面を蹴ってください。その際、身体の重心は全てボードに置きます。何度かプッシュして、推進力が付いた段階で後ろ足をボードの上に戻してください。

走るようにして腕を振ろう

スケボーに乗る際の腕の振り方は、走る際のイメージと似ています。右足を前に出したら、左腕を前に振るような感覚です。前足をペニーに乗せたまま走るような感覚で、足と腕とを連動させて振りましょう。前に来る足を軸にし走るようにして足と腕を振る練習を行うと、感覚が掴みやすいためおすすめです。

曲がり方と止まり方を知ろう!

ペニーを自在に乗りこなすためには、安全に曲がる方法や止まる方法を身につけておくことが大切です。以下では、ペニーに乗る際の曲がり方と止まり方を解説します。

障害物をよけて曲がる方法

ペニーで障害物をよけて曲がるためには、曲がりたい方向に体重をかけてボードを傾けます。つま先の方角に曲がりたい場合はつま先側に体重をかけ、かかと側に曲がりたい場合にはかかと側に体重をかけるイメージです。

つま先側に体重をかけて曲がることをフロントサイドターン・トゥターンと呼び、かかと側に体重をかけて曲がることをバックサイドターン・ヒールサイドターンと呼びます。つま先立ちやかかと立ちをするのではなくあくまでも体重をどちらかにかけるものなので、気を付けましょう。

さらに、左右のターンを繰り返す技術のことをスラロームと呼び、習得することで細かい動きがしやすくなります。ある程度プッシュして直進することに慣れてきてから、スラロームにトライしてみるのがおすすめです。

なお、購入したばかりのペニーはタイヤ部分のナットが多少きつめに締められていることがあり、その場合は若干曲がりにくくなっています。どうしても曲がりにくいという場合は、スパナやレンチを使ってナットを反時計回りに緩めてください。

ペニー走行中の止まり方は?

ペニーで走行中に止まる際は後ろ足を地面に擦り、少しずつ減速をさせる「フットブレーキ」で止まります。擦る側の足の裏全体ではなく、かかと部分を中心にして擦ると安定しやすいでしょう。安全にペニーを走らせるためには、止まり方を身に付けておくことがとても大切です。

またテレビや漫画などで、テールを地面に擦りつけて止まっている姿を見たことがある方もいるのではないでしょうか。これは「テールブレーキ」と呼ばれ、走行中後ろ足に体重をかけてテールを地面に擦り、減速する止まり方です。

テールブレーキはかっこいいですがやや難度が高く、体重のかけ方を誤ると転倒する可能性も高いため気を付けなくてはなりません。初心者の場合は、まずフットブレーキを使いこなせるように練習が必要です。

まとめ

ペニーはミニクルーザーボードの一種です。小型で軽量のため移動性が高く、安定性も高く乗り心地が良いためスケートボード未経験者や子供にも最適です。また、高いデザイン性からファッションアイテムとして利用する方もいます。

ペニーの乗り方を覚えるのであればまず足の位置とスタンスを確認し、安定して乗れる状態を作ります。その後、後ろ足で地面を蹴って前に進むプッシュを覚え、ペニーに乗る楽しさを感じてください。

また、安全にペニーに乗るためには、曲がり方や止まり方も身に付けることが重要です。重心移動によって左右に曲がる感覚を掴み、減速したり止まったりする方法を身に付けることで、安全にペニーでの走りを楽しめます。

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