若いころ楽しんだウィンタースポーツ、子供が出来て家族で行く楽しさは、格別です。そこで欠かせないのがスキーウェア。家族が増えて子供用のジュニア スキー ウェアを手に取り、選ぶ方も多いのではないでしょうか。ジュニア スキー ウェアについて機能やおすすめのブランドについて、わかりやすくご紹介します。
ジュニアにスキーウェアって必要?
かわいいデザインやカラーリング、自分の子供に着させたら可愛いだろうな。でもそこまで本格的にウィンタースポーツをやらせるわけでもないし、分厚い冬服で間に合わせても良いと思うかもしれません。しかし次の理由から、ジュニアスキーウェアは必要です。
子供の命を守るために必要
ジュニア スキー ウェアは通気性・防寒・防水の機能面で、冬服とは全く異なります。低体温症などから大切な子供の命を守るためにも必要です。忘れてはいけないのが、大人が気づきにくい脱水症状です。通気性が確保されていない場合、ウェアの中で汗をかきやすく、危険な状態となります。子供と安心してスキーを楽しむためにも、ジュニアスキーウェアは必須といえます。
レンタルでもOK!
家族で出かけると普通でも荷物が多くなります。その上、子供用のスキーウェアまで入れるとなると、二の足を踏む方も多いのではないでしょうか?近年ではファミリー向けにジュニアスキーウェアの貸し出しを行っているスキー場も増えています。ゴーグルやグローブなどの小物はレンタル出来ない為、気を付けて下さい。使用頻度によっては購入の方が安くなる場合もありますが、レンタルでも十分です。
防水や撥水性の高いものを選ぼう
防水性と撥水性、両者は似ていますが、防水性は溶けた雪を染み込みにくくし、撥水性はそもそも雪を付きにくくします。防水性は耐水圧で判断します。耐水圧とは、どのくらいの水圧を生地が跳ね返すかの数値で、㎜を単位として使用します。目安として2,000㎜以上を選択してください。そして撥水性は飲みこぼしや食べこぼしなどの汚れに対しても有効です。気になる際は、衣類用のスプレーでコーティングするのも良いかもしれません。
あると便利なジュニアスキーウェア機能
子供に特有の、あれば便利な機能がジュニアスキーウェアにはあります。出費や手間を抑えるために、ウェアを選ぶ際の基準の一つとして参考にしてください。
サイズ調整
せっかく買ったウェアが一年でダメになることもあります。それほど子供の成長は早いです。出来れば数年着ることが出来るように、サイズ調整の機能が付いているウェアを購入するのが、経済的にもお得です。袖や裾の長さを15~20cm調整できます。兄弟がいるご家庭ならば、下の子に着回せば、一石二鳥です。
パウダーガード
またの名をスノーガードという場合もあります。袖、裾、ウエスト部分から雪が直接ウェアの中に入るのを防ぎます。子供が元気いっぱい遊んだり、転んだ際に大量の雪がウェアの中に入ることはよくあります。ウェアの中からビショビショになると、風邪をひかないように着替えさせたりと手間がかかります。親のひと手間を省いてくれる便利な機能の一つです。
おすすめや最新モデルを紹介
それでは実際におすすめする、ジュニア スキー ウェアをご紹介します。ウェアのスタイルには2種類あります。セパレートタイプ(別名ツーピースタイプ)とジャンプスーツタイプ(別名ワンピースタイプ)です。今回はジャンプスーツをおすすめします。
小さい子にはジャンプスーツ
上下が繋がっているタイプのウェアです。ウェストの部分から雪が入ることなく、お腹が冷えることもありません。大人が着用させる事が簡単なので、小さい子供向けと言えます。デザインもかわいらしいものが多いです。トイレの際には、特に女の子は膝までおろして脱がなければなりません。寒い場所や床が汚れている場所では注意しましょう。
PHENIXのジュニア スキーウェア
PHENIXは1952年創業の日本の老舗スポーツウェア会社が手がけるスキーウェアブランドです。Kappaなどの皆さんも御存知のブランドも傘下に持ちます。当時最先端技術であったナイロン素材を、いち早くスキーウェアに取り入れるなどパイオニア的な存在として有名です。プロ用のウェアを長年、開発・製造しており、その高機能で高品質な製品は信頼が出来ます。
子供用のウェアも価格が安いわけではありませんが、何かあった際に命を守るウェアに少々出費をしても、仕方ないかもしれません。
まとめ
ジュニアスキーウェアについてお分かりいただけたでしょうか?スキー場も冬山です。強い日差しや、0度近い温度、急な斜面など、案外タフな環境にあります。小さい子供は、大人よりも一層の注意が必要です。デザイン面ではなく、機能面からも優れたウェアを選んで、家族みんなでスキーライフを楽しんでください。