スキーブーツを選ぶ時には、サイズやフィット感が大切。しかし、それ以外にも、競技や個人のレベルに合わせて選び方が変わってくることは知らない人が多いでしょう。
快適に滑るためには自分に合ったスキーブーツを選ぶ必要があります。 それでは、スキーブーツの正しい選び方とおすすめスキーブーツを紹介します。
スキーブーツの正しい選び方を知って快適に滑ろう!
足のサイズ、フィット感、フィッティング、この3つはどれもスキーブーツを選ぶ時に大切なことです。
では、それぞれについて詳しく解説していきます。
スキーブーツ選びに必要なのは正しい足のサイズ
まず必要になってくるのが足のサイズ。ポイントは、甲の高さや幅までしっかりと計測することです。専用スケールでの計測が一番簡単なので、スキーブーツを取り扱うショップなどで計測した方が良いでしょう。
決して、普段はいている靴のサイズで決めてしまわないように注意してください。
また、スキーブーツは大きめではなくピッタリサイズを選ぶのがおすすめです。
インナー選びでスキーブーツのフィット感が変わる
次に選ぶのはインナーです。柔らかいインナーは足が疲れにくくなっているので長時間の使用に、タイトなインナーは精度が高いためレースに向いてるといわれています。
また、値段を気にしないのであれば自分の足の形のインナーが作れる熟成形インナーがおすすめです。
スキーブーツのフィッティングはかなり大事
ネットでスキーブーツを購入することも可能ですが、実際にフィッティングすることをおすすめします。特に初めて購入する場合には、サイズの計測が正しくても履き心地まではわかりません。
フィッティングの際には、つまさきや足の甲、足首、くるぶし、ふくらはぎまで痛みや違和感がないか確認しておきましょう。
また、お店でスキーブーツを選ぶと店員さんにわからないことを相談できるので、初心者でも安心して選ぶことができます。
初心者のスキーブーツはシェルが柔らかい方が良い
初心者や上級者などのスキーレベルに応じて適するシェルの硬度は異なり、上級者には硬いシェル、初心者には柔らかいシェルが適しているとされています。
その硬度は数値で示され、数値が高くなるほど上級者向け、初心者は100未満が基準ともされています。
では、シェル硬度に着目しつつ、おすすめのスキーブーツを紹介します。
ゲレンデ初心者におすすめのスキーブーツを紹介
軽くて動かしやすいスキーブーツが初心者にはおすすめ。
柔らかいシェルが良く、100未満が初級者向けのシェル硬度といわれています。
ロシニュールのスキーブーツ
初心者スキーヤー向けに作られているため、広いフィット感と柔らかいシェルが特徴。長時間履いても疲れにくい作りになっています。
また、バックルも3つだけなので、脱ぎ履きが簡単です。
サロモンのスキーブーツ
幅広い足幅設計のスキーブーツは、履き心地が最高だと評判です。また、快適さと軽さも兼ね備えています。
シェル硬度は柔らかめの80で、初心者〜中級者におすすめのモデルです。
レースでも使える!上級者におすすめのスキーブーツ
上級者には、足の動きにや感触を繊細に感じ取ってくれるスキーブーツがおすすめ。
上級者向けのシェル硬度は110以上といわれています。
アトミックのスキーブーツ
足の部位によってシェルの分厚さが違う高度な作りのスキーブーツ。素早い動きが求められるレースにも向いています。
また、足を入れやすいので履く時のストレスを感じることもないでしょう。
靴下選びもスキーブーツのフィット感を変える
スキーブーツの次に大切な靴下に求められるのは、保温性と通気性。特に初心者はなるべく暖かい靴下を選ぶことが重要になります。
では、スキーブーツにピッタリの最強靴下を紹介します。
スキーにおすすめ!コスパ最強ユニクロの靴下
靴下ぐらい、なるべく安く済ませたい場合にはユニクロの靴下がおすすめ。
重ね履きはパフォーマンス低下になるといわれていますが初心者にはそこまで関係ありません。ユニクロの靴下は、スノー用ではないためヒートテック靴下の重ね履きが良いでしょう。
スノー用はスキーブーツにピッタリ!モンベルの靴下
アウトドアブランドのモンベルは、登山使用の靴下を制作しているためスキー用にはピッタリ。保温性とクッション性に優れ、前傾姿勢時に快適にフィットするよう作られているスノーソックスがスキーヤーに一番良いでしょう。
初心者、上級者ともにおすすめの靴下です。
まとめ
スキーブーツ選びで重要なのは、妥協せずに自分に合ったものを見つけることです。スキーのレベルなどによって、選ぶ基準は確かに変わってきますが感覚は人それぞれです。
また、スキーブーツのパフォーマンスを上げるのに意外と重要になる靴下ですが、初心者の場合はさほど関係ありません。とにかく保温性と通気性が優れているものを選びましょう。
今回の記事を参考に、たくさんフィッティングしてみてピッタリのスキーブーツを探してみてください。