初心者にはどっちがおすすめ?スキーとスノボの違いから選ぼう

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

冬のスポーツの代表といえば、スキーやスノボではないでしょうか。どちらも人気が高く、滑っている姿はカッコイイため、私もやってみたい!という方も多いでしょう。
しかし、いざ始めるとなると初心者におすすめなのはどちらなのでしょうか。 スキーとスノボ、ウィンタースポーツに初めて挑戦する人に向いているのはどちらか。それぞれの違いから説明していきます。

スキーとスノボは何が違うの?

出典:Artur Didyk / ゲッティイメージズ


スキーもスノボも雪の上を板を使用して滑るスポーツということは同じです。しかし、板が1本なのか2本なのか変わってくることにより、魅力や滑り方にも違いがでてきます。
スキーとスノボ、それぞれの違いとは一体何なのか見ていきましょう。

スキー、スノボそれぞれの魅力の違い

どちらにも共通して言えるのが、雪の上を滑るスピード感と爽快感です。風を肌で感じながら、体重を移動するだけで滑り抜けることができるのは、ウィンタースポーツの醍醐味と言えるでしょう。
スキーとスノボ、それぞれにしか味わえない感覚や魅力もあります。
〈スキーの魅力〉
・安定感
・スピードをコントロールできる
〈スノボの魅力〉
・浮遊感
・デザインや見た目がカッコイイ
スティックを使用するスキーは、自分でスピードをコントロールすることができるのが魅力です。
スノボでは、2本の足が1本の板に固定されているので、どちらかといえばスキーの方が安定感はあります。 スノボの魅力はなんといっても浮遊感。凸凹のあるコースで技を決めることが多く、上達するとジャンプの間隔も伸びたりします。

スキーとスノボの滑り方の違い

まず、スキーとスノボは板が1本と2本というのが大きな違いがあります。そのため、動きやすさや、滑り方、滑る向きなどが異なってくるのです。
スキーとスノボの大きな違いは、滑る方向。スキーは前向き、スノボは横乗りです。横乗りの間隔は普段味わうことがない感覚なので、初心者はバランスを撮るのが難しいかもしれません。

スキーとスノボ、難易度が高いのは?

出典:OJO Images / ゲッティイメージズ


スキーとスノボ、それぞれの魅力について知ることができたら早速ゲレンデで滑りたいと思ったのではないでしょうか? しかし、初心者にとってはできる限り上達が早いスポーツに取り組みたいもの。
初心者が簡単にできるのはどちらなのか。難易度や移動のしやすさの違いをもとに見ていきましょう。

滑り、技の難易度の違い

最初の滑り出しが簡単なのは、真っ直ぐ前向きに滑れるスキーと言えるでしょう。しかし、サーフインなど横乗りの経験がある場合には、スノボでもすぐに滑り出すことができるので、一概には言えません。
どちらも上達してくると、できる滑り方や技が増えてきます。速さや、ターンが多いスキーではスピードについていければ上達が早いでしょう。スノボは、ジャンプしている間に技を決めるので浮遊している時間の長さが伸びれば、いろんな技ができるようになります。
どちらも難易度は同じぐらいですが、両足が固定されているスノボの方が若干難易度は高いと言えるでしょう。

移動の難易度。歩きやすいのは?

歩きやすく、移動しやすいのは両足を比較的自由に動かせるスキーと言えるでしょう。わざわざ靴を板から外さなくても移動することができるので、リフトの乗り降りも楽です。
スノボは平面の場合、片足を板から外して移動する必要があるので、少々面倒です。 しかし、休憩の時など板から足を完全に外す必要がある時には、スキー靴は特殊なので最初は歩きずらいかもしれません。

初心者におすすめの滑り方

どんなスポーツでも、基礎や最初に取り組むことがあります。スキーやスノボは、まず進行方向に真っ直ぐ滑れるのが大事ですが、スピードがでて止まれなくなる可能性もあるので危険です。
初心者の方は、最初に以下の滑り方から初めましょう。
スキー:ボーゲン
スキー板をハの字にした状態で滑る方法です。ハの字にすることにより、ブレーキをかけながら滑ることができ、初心者でも安全に滑ることができます。
スノボ:木の葉
横乗りで、真っ直ぐ滑り出してしまったら、初心者では急に止まれないので危険です。スノボ初心者は、木の葉とう滑り方から初めましょう。 木の葉がひらひらと落ちるような滑り方で、常に前を向き、ボードの前と後ろを切り替えながら、斜面を左右ジグザグに滑ります。
ボーゲンと木の葉、どちらの滑り方もブレーキのかけ方や感覚を体験しながら滑ることができるので、初心者におすすめの滑り方です。

スキーとスノボのウェアは兼用できるのか

出典:molchanovdmitry / ゲッティイメージズ


スキーとスノボのもう一つの違い、それはウェアです。どれも同じと思われ勝ちなスキーウェアですが、実はどちらの種目をやるかによって専用のウェアが変わってくるのです。
スキーウェアとスノボウェアには、どんな違いがあるのか見ていきましょう。

それぞれのウェアの違い

スキーウェアとスノボウェアは意外にも様々な違いがあります。それぞれの特徴を以下にまとめましたので、見ていきましょう。
〈スキーウェアの特徴〉
・タイトなシルエット
・丈の長さは短め
・エッジガードがついている(スキー板がパンツの裾に当たって切れるのを防ぐ)
・サスペンダーが付いているものが多い
・厚手の物が多く中綿入り
〈スノボウェアの特徴〉
・ゆとりある大きめなサイズ
・お尻部分の防水性がスゴイ
・ジャケットもパンツも長め
・生地は薄く、インナーやプロテクターが入っている
・パウダーガードがあらゆるところに付いている(雪の侵入を防ぐ)
それぞれの特徴からわかってくるのが、きちんと用途に合わせて作られていることです。例えば、転びやすいスノボウェアにはインナーやプロテクター(ケツパッド)が使用されています。
これに比べて、スキーウェアは転倒よりもスピードが出やすく寒さを感じやすいことから中綿を入れることが優先されています。

おすすめスキー、スノボウェアを紹介

スキーウェアとスノボウェアの違いから、それぞれの良さがわかったと思います。
では、これからスキーやスノボを始める初心者の方のために、おすすめのスキー、スノボウェアを紹介していきます!
PONTAPESのスキーウェア メンズレディース上下セット


スキーウェアブランドの中でおしゃれなデザインが多いことで有名なPONTAPES。このスキーウェアは、高い耐水性が最大の特徴。もちろん、中綿を使用しているので保温性はバッチリです。
サスペンダーの取り外しも可能なので、締付けが気になる方でも安心です。
ScoLarのスノボウェア レディース上下セット

可愛いプリントで機能性にも優れている、女の子に人気のメーカーScoLar。耐水性、撥水性に優れているだけでなく、着心地の良さなど女性視点からも作られているスノボウェアです。おしゃれに暖かく、快適なスノボを楽しみたい女性におすすめです。

まとめ

出典:Artur Didyk / ゲッティイメージズ


スキーとスノボのそれぞれの違いから、魅力や難易度をご紹介しました。どちらが初心者に向いているか、ということに関してははっきりとは言えないでしょう。
スポーツは、初めはどれも難しく、練習していく内に上達していくものです。また、こっちの方が滑りやすい、など個人の感覚や今までの経験によっても変わってきます。 どちらも実際に体験してみなければわかりません。
スキーとスノボどちらにした方が良いのかは、やっていて楽しいか、自分に合っているかで選びましょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加