【オフトレ企画vol.3】ボーダーでもトレーニングは必要！誰でもできるスノーボードエクササイズをご紹介！

オフトレ連載第3弾。今回はフィットネスジムにお邪魔し、家でもできる簡単なエクササイズを教わってきました。オフトレするためにジムに通いたいけどお金が・・・という方でも大丈夫！少ない時間で効率の良いトレーニングを、なんと自宅でできちゃうんです。

お邪魔した施設はこちら

【トレーニング施設基本情報】

名称：Dream Fitness Lab
場所：群馬県佐波郡玉村町箱石341−1
Dream Fitness Lab公式WEBサイト

今回トレーニングを教えてくれたのはこの方

Dream Fitness Labオーナー兼スノーボーダー千束正彦さん
現役時代ボディビルダーとしても活躍する中、冬季はアルペンスノーボードの普及に努め、メーカーの開発ライダーとして製品開発に関わっています。お仕事は消防士で、37年間勤め上げた今、これから出会う人の多くの夢を実現したいという思いから本格的にジムを立ち上げ、オーナーとして活躍中。

エクササイズで怪我をしない体を手に入れよう！

━━━そもそも、スノーボーダーにジムでのエクササイズって必要なんですか？

千束：必要です。スノーボードは遊びの延長だと思う方がとても多いですが、トレーニングすることによって何よりも怪我の防止に繋がります。怪我をして1シーズン棒に振るなんてしたくありませんよね？ジムに行ってガツガツ鍛えろというのではなく、怪我防止のため、最低限のトレーニングが必要だと言いたいのです。
━━━スノーボードで使う体の部位はどこですか？

千束：一般的には体幹と思う方が多いかもしれませんが、上半身は肩甲骨、下半身は骨盤を中心に使います。スノーボードは滑るときに常に肩、骨盤、膝が一直線になってることが理想です。そのため骨盤の動きが重要だと私は考えます。その上で大腿二頭筋(ハムストリングという腿(もも)の裏にある筋肉)を使って板に圧をかけ、体幹を使って体のバランスを取ることにより、転びにくい安定した滑りに繋がります。
━━━初心者の方でもトレーニングをやった方が良いですか？
千束：やるべきです！初心者の方は何も器具など使わずにできるトレーニングを紹介します。もちろん家でできます。5分あればできちゃうので忙しくて時間がない方でも毎日続けられていいですよ！

10分あればできちゃう簡単メニューを公開！

①スーパープランク

使う筋肉・・・全身(特に体幹)
スノーボードで生かされる点・・・転びにくくなる

やり方
①プランクの姿勢になる。その際お尻は上げて腰を反るイメージで、両足はくっつける。

②片足を肘がつくくらいまで引き上げる。顔は下げないで上げたまま。

これを片足ずつ10回を3セット。慣れてきたら12回3セット

②バーピー

使う筋肉・・・全身。特に肩甲骨。動きも激しいので心肺機能も鍛えられます。
スノーボードで生かされる点・・・ターン時の足の引きつけ

やり方
①立った状態からスタート。

②手を地面につけて一気に足を伸ばす。

③その状態からしゃがむ姿勢素早く戻す。

④高く手を上に上げて高くジャンプ。この時両手を頭の上で叩く。

これを10回3セット。

③ジャンピングスクワット

使う筋肉・・・全身。特に大腿四頭筋
スノーボードに生かされる点・・・板を踏む力、ターンのときの引きつけ

やり方
①手を頭の後ろに組んで、足を前後に。足の感覚を広げすぎるとしゃがんだ時に膝に当たるので狭めに。

②そこから足を変えてジャンプスクワット！

これを10回3セット

座ってるだけで効果ありなトレーニンググッズ

━━━オススメのトレーニンググッズを教えてください。
千束：ストレッチポールです。色々な使い方がありますが、肩甲骨を広げるのにうってつけです。使い方はまず、ストレッチポールの上に寝てもらいます。その際足や手は広げて。それにより自然と肩甲骨が広がりリラックスできます。パソコン業務の方は肩甲骨が閉じている方が多いのでおすすめです。

ストレッチポールEX

【基本情報】

名称：ストレッチポールEX
推奨：身長155cm以上の方。155センチ以下の方はハーフサイズがあります。
寸法：長さ約98cm｜直径約15cm｜重量約700g
価格：9180円(税込)

千束：もう一つは女性必見。フレックスクッション。女性座りで座るだけで自然に骨盤が立って綺麗になります。これは座ってるだけで効果が出るので、この状態でデスクワークもできちゃいます。

フレックスクッション