ブレイブボードの乗り方を徹底解説!!子供から大人まで幅広く楽しめる

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足腰をツイストさせることでボードの中心をしならせ、その反発力を使って前進するブレイブボード。子どもから大人まで、幅広く楽しめるボードとして人気があります。ここでは、ブレイブボードの乗り方や防具の重要性などについて解説しつつ、ブレイブボードの技の数々を紹介していきます。

ブレイブボードの乗り方

ブレイブボードというのは、「キャスターボード」と呼ばれる乗り物の一種です。もともとは、韓国で生まれた「エスボード」という商品でしたが、アメリカで改良され、「リップスティック」という名称で大人気になりました。

これが日本に入り、「ブレイブボード」という商品名で知られるようになったのです。ブレイブボードの特徴は、ボードが前後に分かれていて、それぞれに1個ずつタイヤがついていること。

ボードをつなぐパイプをくねくねとしならせ、その反発力を使って前に進みます。具体的には、前方デッキに利き足を、後方デッキにもう一方の足を乗せ、足腰をツイストさせるます。

ブレイブボードに乗れるようになるまでの練習時間は、約30分~1時間ほど。上達すると、体幹やバランス力が鍛えられるだけでなく、前後に乗せる足を入れ替える「逆さ乗り」や「ウィリー」といった楽しみ方もできます。

ここでは、まずブレイブボードの乗り方やうまく乗るコツについて、確認していきましょう。

【 ブレイブボードの乗り方 】

1.両手で手すりにつかまりながら、ブレイブボードの板の真ん中に乗ります。このとき、後ろ足に体重を乗せるようにしましょう。

2.右利きの場合は前足を右に、後ろ足を左にした向き(レギュラー)、左利きの場合は前足を左に、後ろ足を右にした向き(グーフィー)を試してみましょう。これで滑りにくい場合は反対の足でもかまいません。

3.後ろ側にある手を使って、身体を前に押し出します。

4.進行方向にある手をはなし、後ろ側にある手だけで滑ってみましょう。

5.バランスが取れるようになったら手すりを離し、両手を交互に振って自走します。

6.身体全体をくねくねと動かし腰をツイストさせ、下半身のひねりを利用して自走します。

7.後ろ足を細かく動かし、両足を使って自走します。

8.止まる際は、速度が緩やかになってから身体を前方に倒し、つま先側に体重を乗せてボードをゆっくり倒しましょう。

9.ボードが進んでいる最中に下りる場合は、後ろ足を地面につけてから前足をおろします。この際には、周囲に人がおらず、障害物がないことが条件です。

【 ブレイブボードにうまく乗るコツ 】

1.まずは、自分に合ったブレイブボードを選ぶこと。ブレイブボードには、キッズ用と大人用のサイズ展開があります。ここで間違ったものを選ぶと、乗りこなすのに時間がかかる可能性があります。

2.ブレイブボードに足を置く際は、前方デッキと後方デッキの足が平行になるようにしましょう。両足の向きが身体の正面にそろい、平行になることが重要です。

3.加速する際は、下半身と腕を大きく左右に振り、ひねりを加えましょう。身体を大きく8の字に動かしてツイストすることで、スピードだけでなく安定感が増します。

4.乗る感覚を身体に覚えこませるまでは、練習日の間隔を空けないこと。毎日少しずつでも練習時間を作り、バランス感覚を身につけましょう。一度このバランス感覚を覚えれば、多少練習の間隔が空いても大丈夫です。

ブレイブボードを乗る際の防具

ブレイブボードに乗るのは、30分~1時間程度で大丈夫ですが、バランス感覚を身につけるには、できるだけ感覚を空けずに練習することが大切です。それでもなかなか乗れない場合は、練習環境を見直してみましょう。

ブレイブボードを練習する際、石や溝がある場所は避けることが大切です。転んだときのケガを避けようと、ゴムチップウレタン舗装と呼ばれるゴムのような柔らかい地面で練習している人もいるかもしれません。

しかし、柔らかい地面はブレイブボード向きではありません。ゴムの地面では、上からかかる体重でタイヤが地面に凹み、前進しづらくなります。柔らかいゴムの地面でうまく乗れるのは、タイヤが地面に凹む前に前進できる上級者だけ。

ブレイブボードの練習をするなら、硬いコンクリートの上が理想です。「でも、硬いコンクリートの上だと、転んでケガをしてしまうのでは?」という心配もあるでしょう。実際、ブレイブボードにはケガの危険があります。

ブレイブボードに乗ることは、ブレーキがかからない自転車に乗るようなもの。安全にブレイブボードで遊ぶためには、専用のヘルメットと防具を使うのがおすすめです。走行時にヘルメットと防具を装着することで、後頭部とひじ・ひざを守ることができます。

ブレイブボード用で練習する際は、以下のような点に注意しましょう。

・ヘルメットと防具をつける

・段差や小石があるところ、車や人が多い場所での練習を避ける

・子どもが乗るときは、保護者が見守る

なぜなら、ブレイブボードで転ぶことで自分だけでなく、道行く人にケガをさせてしまう可能性もあるからです。さらに、「ブレイブボードのパーツやネジにゆるみがないか」「タイヤが摩耗していないか」なども定期的に点検しましょう。

ブレイブボードを使っていると、タイヤは自然に摩耗します。また、ネジがゆるんだ状態でブレイブボードに乗ると、ボードが破損する可能性もあるでしょう。事故やケガを防ぎ、ブレイブボードを長持ちさせるために大切なことですので、最低1ヵ月に1度の頻度の点検をおすすめします。

ブレイブボードにも技がある!!かっこいい技を紹介

ブレイブボードの練習を積めば、さまざまなかっこいい技を修得できます。プロ級の技などもありますが、初心者が挑戦しやすいのは、以下のような技です。

・前輪を浮かして走る「ウィリー」

・地面に手をついてボードと一緒に回転する「レイバック」

・走っている最中にボードの中心軸を身体に引き寄せ、持ちあげる「センターホールドアップ」

・後部デッキに置いた足を持ち上げ、片足で走る「ノーズワンフットライド」

・ウィリー

体幹とバランス力が鍛えられる技の一つです。ボードの前輪を浮かせ、後輪だけで進むためには、「一定のスピードで走行する」「後部デッキに乗せている足と頭の中心軸を意識する」といったことが大切です。この中心軸をできるだけまっすぐに保つように心がけましょう。

・レイバック

地面についた手を軸にして、ボード全体で360度回転させる技です。見た目の派手さと比べても、難易度はさほど高くありません。ポイントは、地面につく手を背中側の進行方向に置くこと。また、ブレイブボードに乗って回転する感覚が身についていると、修得しやすい技でもあります。

・センターホールドアップ

ボードの中心を持って引き寄せながらジャンプする技で、ジャンプが高ければ高いほどそのかっこよさが増します。この技に挑戦する場合は、ある程度のスピードで直行すること。さらに、ボードを身体に引き寄せるタイミングとジャンプのタイミングを合わせることが重要です。

・ノーズワンフットライド

前方デッキに置いた足だけで走行する技。バランスをとるのが非常に難しい一方で、成功するとかっこよさが倍増します。成功させるためのポイントは、前方デッキの足はタイヤの真上に置き、バランスを取ること。また、ある程度のスピードになるまで加速することも大切です。

ここで挙げた技は、どれも初心者向けのものです。しかし、練習を積めば上級者向けの技にも挑戦できます。できる技を一つずつ増やし、技の幅を広げていきましょう。

まとめ

ここでは、ブレイブボードの乗り方や防具の重要性、ブレイブボードでぜひ挑戦してみたい技などについて解説しました。ブレイブボードを乗りこなすには30分~1時間程度あれば十分。さほど時間をかけなくても、さまざまな技に挑戦できるのが大きなメリットです。

周りをあっと言わせるようなかっこいい技を修得したいなら、基本を大切にしながら安全に留意して練習しましょう。体幹やバランス力を鍛えることで、サーフィンやスケートボードをするのにも役立つかもしれません。

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