安比高原スキー場のコース紹介。特徴からレベル別おすすめコースまで

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ゲレンデ総面積282haと広大な敷地に21ものコースを有し、コース総延長45.1kmにおよぶ安比高原スキー場は、東北地方の中でも人気の高いスキー場です。そんな安比高原スキー場に関する基本情報とレベル別のおすすめコースを紹介します。

安比高原スキー場の基本情報


[Janoka82]/[iStock / Getty Images Plus]/ゲッティイメージズ

まずは安比高原スキー場について、基本情報を見ていきましょう。

所在地およびアクセス方法

安比高原スキー場の所在地は、岩手県八幡平市。北東北の山々に囲まれた場所に位置しています。アクセス方法は、車と公共交通機関を利用する場合それぞれに分けて紹介します。

<車の場合>
安比高原スキー場は、東北自動車道『安代IC』と『松尾八幡平IC』のどちらからもおよそ20分程度です。

青森方面からは『安代IC』から国道282号線に入り、ローソンの手前を右折すれば到着します。東京方面からは『松尾八幡平IC』から県道45号線を経由し、国道282号線に出て、ローソンを左折すれば到着です。

<公共交通機関の場合>
安比高原スキー場へは、JR『盛岡』駅から路線バスまたはJR花輪線『安比高原』駅の利用が便利です。

路線バスは、2018−19年度の情報はまだ公表されていませんが、昨年度は冬季のみの期間限定で運行されていました。料金は大人1130円、子ども570円で、所要時間は約60分です。

今シーズンの詳細は、ウィンターシーズンが近づいたら、安比高原スキー場のHPをチェックしてみてください。

鉄道でアクセスする場合は、最寄駅であるJR『安比高原』駅からやや距離があるため、最終的に滞在するホテルの送迎またはタクシーを利用してください。安比高原駅からは車で約5分です。

ただし、オンシーズン(2017/12/23〜2018/3/25)はエリアシャトルバスが運行されますので、こちらも安比高原スキー場の公式ホームページで情報を適宜チェックしてみてください。

また空港からアクセスすることもあるでしょう。いわて花巻空港、仙台国際空港、青森空港、大館能代空港それぞれから宿泊者限定でシャトルバスが運行しています。運行状況や利用方法は、安比高原スキー場のホームページで確認してみましょう。

アクセス[ウインターシーズン] | 安比高原

営業日と前売りリフト券、シーズン割

2018−19年度の営業日は、2018/12/1〜2019/5/6です。

今シーズンのオープンにともない、すでにお得なリフト券の前売り先行販売も始まっています。とても手頃な価格設定になっているので、行くことが決まっている人は12/14までに購入すると便利です。

<前売リフト券5時間分>
利用可能期間は2018/12/1~2019/3/24。料金は以下です。シニア料金は満60歳以上の方が対象です。

  • 大人 4500円(通常料金 5300円)
  • シニア 3100円(通常料金 3600円)
  • 小中高校生 2600円(通常料金 3000円)

<前売リフト券5時間分×5枚セット>
5枚セットはさらにお得な価格になるので、シーズン中に5回以上行く場合は、こちらがおすすめ。料金は以下です。

  • 大人 22000円(通常料金 26500円)
  • シニア 15000円(通常料金 18000円)
  • 小中高校生 12500円(通常料金 15000円)

<早割シーズン券>
シーズン券も早割があります。また販売期間が9/1〜10/31と2カ月限定。以下が料金です。
大人 56000円

  • シニア 45000円
  • 小中高校生 34000円

シーズン券の通常料金は88000円です。シーズンを通して訪れる人は、ぜひ購入を検討しましょう。

スキー、スノーボード用品のレンタル

遠方から来られる方や、初心者の方におすすめなのがアイテムのレンタルです。充実のラインナップになっています。レンタルプランもたくさんあるので、一部を紹介します。なお下記料金は、1日レンタルの料金です。

  • スキー3点セットorスノーボード2点セット
    中学生以上5400円、小学生以下3800円
  • ウェア
    中学生以上4300円、小学生以下2800円
  • スキーブーツ・ボードブーツ
    中学生以上2800円、小学生以下1800円

その他、小物類や板やボード単品でのレンタルももちろん可能です。

安比高原スキー場のコースの特徴


[kilhan]/[iStock / Getty Images Plus]/ゲッティイメージズ

安比高原スキー場は、なんといっても広大な敷地を活かしたバラエティ豊かなコースが特徴です。

コース数および雪質や広さなどのコース状況

全21種類のコースがあり、コースの難易度別の比率は初級30%、中級40%、上級30%と分散されています。安比高原スキー場はどのようなレベルの方でも楽しめるスキー場です。また気候の影響で雪には水分が少なく、粉々とした雪質で「滑り心地がいい」と人気です。

スキルアップ、ツリーランゾーンについて

中級者向けにウェーブやバンクを存分に練習できるスキルアップゾーンが設けられています。「平坦なコースはもう卒業した」という人に人気です。

ツリーランゾーンは上級者限定ですが、全長2.3kmで安比高原最大の傾斜度(34度)というザイラーツリーランゾーンと、安比高原の中でも最も雪質の良いといわれる西森ゲレンデの林の一部にある西森ツリーランゾーンがあります。

初級者やファミリーにおすすめのコース3選


[anyaberkut]/[iStock / Getty Images Plus]/ゲッティイメージズ

もちろん初級者向けコースもあります。

白樺ゲレンデコース

コース幅が300mと広く、平均傾斜度9度と緩やかで、初級者やファミリー向けのコースです。通常は最後に圧雪されます。滑走距離は1000m、最大傾斜度は16度です。

カルガモコース

こちらも初級者向けの練習コースで、傾斜度は平均10度、最大でも15度と緩やかです。ヴィラへの連絡コースとなっています。滑走距離は1200m。

ヤマバトコース

5500mのロングコースではあるものの、ワイドコースで初心者向きです。山頂から滑り降りる感覚を経験することができます。滑走距離は5500m、最大傾斜度は20度、平均は15度のコースです。

中級者や上級者におすすめのコース3選


[Jag_cz]/[iStock / Getty Images Plus]/ゲッティイメージズ

安定して滑れるようになったら、少しエキサイティングなコースに挑戦してみましょう。安比高原スキー場は、ステップアップできるコースもたくさんあります。

セカンド第1コース

コース幅が広いので滑りやすく、眺望が良いことでも人気のコースです。フラットなコースですが、コースサイドはパウダーやコブもあり、幅広いレベルの人が楽しめます。滑走距離は2500m、最大傾斜度は28度、平均は13度です。

セカンド第3コース

最東端の非圧雪パウダーの穴場的コースで、上級者向けです。運が良ければ新雪を楽しむことができます。滑走距離は800mと短めですが、最大傾斜度は32度、平均は13度です。

ハヤブサコース

ジャイアントスラローム公認のコースです。場所によっては初級者の方から楽しめますが、上部は傾斜度が高く上級者向けといえます。滑走距離3000m、最大斜度30度、平均19度のコースです。

まとめ

安比高原スキー場の魅力は何といってもバラエティ豊富なコースです。どんなレベルでも楽しむことができ、レベルアップやステップアップにも挑戦できます。

21コースもあると悩んでしまいますが、ぜひコース選びの参考にしてみてください。今年の冬は、スキルアップできる安比高原スキー場へぜひ足を運び、思いっきりウインタースポーツを楽しみましょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加