釣ヶ崎海岸はオリンピックサーフィン競技会場!おすすめ観光スポットを紹介

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東京2020から初めて正式種目として採用されるサーフィン競技。その会場として選ばれたのが「釣ヶ崎海岸サーフィンビーチ」です。千葉県の九十九里浜の南、温暖な気候と良質な波。世界的なサーファーたちからも注目されています。釣ヶ崎海岸サーフィンビーチの特徴や周辺情報をご紹介していきましょう。

釣ヶ崎海岸サーフィンビーチの特徴

千葉県九十九里浜の南端に位置する「釣ヶ崎海岸サーフィンビーチ」は、たくさんのサーフポイントをもつ一宮町の中でも、世界有数の波乗り場として知られています。東京2020のサーフィン競技場として指定されており、世界的な大会が毎年数多く開催されます。

オリンピック会場としての収容人数は6,000人で、世界中のトップサーファーが一同に集うその日が待たれます。「釣ヶ崎海岸サーフィンビーチ」は、通称「志田下」(しだした)とも呼ばれていますが、これはかつて「志田家」が経営していた海の家に由来するものです。

「釣ヶ崎海岸サーフィンビーチ」の波は「波乗り道場」と呼称され、世界のトッププロサーファーからも広く愛されています。条件によっては上級者向けとなるため、サーファーの聖地であり憧れの海だと言えるでしょう。

「釣ヶ崎海岸サーフィンビーチ」でサーフィンができるようになれば、上級者の仲間入りということです。「釣ヶ崎海岸サーフィンビーチ」は季節によっては、スナメリやクジラが姿を現すなど、雄大な太平洋に面し、豊かな自然に恵まれています。

良質な波に加えて、たくさんの魅力を備えたサーファーを魅了してやまない地です。

【 基本情報 】

住所:千葉県長生郡一宮町東浪見6961-1

電話:0475-42-1427

営業期間:通年

料金:無料

アクセス: 

[ 電車 ] JR外房線「東浪見駅」下車徒歩約27分、JR外房線「太東駅」下車徒歩約42分

[ バス ] 市内循環線「太東小学校前」下車徒歩約33分、市内循環線「和泉・上長所」下車徒歩約34分

[ 車 ] 千葉東金道路・首都圏中央連絡自動車道「東金IC」から約36分公式はこちら:サーフタウン一宮町

釣ヶ崎海岸の周辺情報

「釣ヶ崎海岸」周辺は海以外にも見どころ、訪れたい場所がたくさんあります。付近の名所や観光スポットをご紹介しましょう。

・玉前神社

建立から1,200年以上という長い歴史を持ち、縁結びや安産などのご利益で知られる格式ある神社です。お祀りされている神様は「神武天皇」のご母堂「玉依姫命」(たまよりひめのみこと)であり、女性を守る神様として敬われています。

「上総十二社祭り」で見られるように、近辺には神社が多くあります。中でも玉前神社は遺跡が直線をなすレイラインの東に立地しており、風水学的にとても縁起の良い場所として、運気向上を願うたくさんの参拝者が訪れているのです。

【 基本情報 】

住所:千葉県長生郡一宮町一宮3048

電話:0475-42-2711

営業期間:通年

アクセス: 

[ 電車 ] JR外房線「上総一之宮駅」下車徒歩約8分

公式はこちら:玉前神社

・芥川荘

「芥川荘」は、一宮川の河口近くに立つ老舗旅館「一宮館」の離れとなっています。名前の由来となっているのは、1914年(大正3年)・1916年(大正5年)の2度にわたる著名作家である芥川龍之介の滞在によるものです。

滞在中に、後の妻となる女性に向けて求婚の手紙を送った他、著作にも何度か登場させていることから、お気に入りの宿泊施設であったのが分かります。建てられたのは1897年(明治30年)で、茅葺寄棟造の木造平屋です。

三方にめぐらされた縁側からは周囲の松林が眺められ、今も当時を偲ばせる風雅な雰囲気を漂わせています。

【 基本情報 】

住所:千葉県長生郡一宮町一宮9241

電話:0475-42-2127

営業期間:9:00~17:00

休館日:不定休

アクセス: 

[ 電車 ] JR外房線「上総一ノ宮駅」下車徒歩約45分

公式はこちら:一宮館

・TENT

海水浴場まで徒歩約3分、もちろんサーフィンを楽しむこともできます。たっぷりと遊んだ後は、手ぶらでキャンプ気分を味わえるすてきなキャビンへ。自然を身近に感じながらのぜいたくなくつろぎが待っています。

ホテルのような快適空間と、地元一宮産の新鮮野菜を存分に味わえる本格的バーベキュー。通年営業なので、冬季には熱々の鍋料理も提供しています。もちろん、何の準備もいらずうれしい飲み放題のフリードリンク付きです。海近くでキャンプを考えているならば、グランピングというチョイスもおすすめと言えます。

【 基本情報 】

住所:千葉県長生郡一宮町一宮10217

電話:0475-44-7733

料金:4万8,000円~ / 1室(4名)

チェックイン / アウト:15:00 / 10:00

アクセス: 

[ 電車 ] JR外房線「上総一ノ宮駅」下車徒歩約31分

[ 車 ] 首都圏中央連絡自動車道「茂原長南IC」から約30分

予約はこちら:TENT

・稲花酒造

「釣ヶ崎海岸」を訪れたお土産に、地酒「稲花正宗」はいかがでしょうか。老舗の蔵元「稲花酒造」が創業したのは、江戸文政の時代。浦賀奉行に提出した申請書が残っているというから驚きです。

当時使われていた樽が残り、その流れを汲んだ伝統の味を今に伝えています。日本酒本来の旨さを生み出す手作りの技、最新技術を用いた味への飽くなき追及の姿勢。いずれもが、誇り高い酒蔵の現代の姿です。

電話で予約すれば、芳香漂う酒造りを見学できます。伝統の味を今すぐ味わいたいときには、サイト内の通販ページをご覧ください。

【 基本情報 】

住所:千葉県長生郡一宮町東浪見5841

電話:0475-42-3134

営業時間:9:00~17:00

アクセス: 

[ 電車 ] JR外房線「上総一ノ宮駅」下車徒歩約25分

[ 車 ] 九十九里有料道路「一宮」から車で約6分

公式はこちら:稲花酒造

釣ヶ崎海岸付近のイベント情報

・上総十二社祭り

「上総十二社祭り」は、先に紹介した「玉前神社」に祀られる「玉依姫」にゆかりの神々が一同に会する神輿神幸祭です。「上総の裸まつり」と呼ばれる通り、2,500人の男衆が神輿を担いで練り歩き、さらに神馬をはじめとする騎馬が九十九里浜を疾走するという勇壮な光景を 繰り広げます。

期間は、毎年9月10日に鵜羽神社御迎祭で開始、それに関連するお祭りが数日間継続します。「1200年以上の歴史がある」と言われるこの祭りは、毎年大きなにぎわいとなり、現在は県の無形民俗文化財に指定されているほどです。

・一宮納涼花火大会

大海原に開く大輪の花火。圧巻の光景は毎年8月上旬に「一宮海岸」で開催されます。2019年の夏には約5,000発の花火が海上の夜空を彩り、人々を楽しませました。海の上に輝くダイナミックな花火を、ぜひ一度は見てみたいものです。

また、会場では一宮町指定文化財の九十九里地域に伝わる伝統漁「地曳網漁」を見ることができます。来場者の誰もが参加でき、獲れたばかりの魚がもらえる、うれしいオマケつきです。こちらも体験してみる価値があります。

・九十九里トライアスロン

「99T」という略称で知られる「九十九里トライアスロン」は、一宮町をはじめとする一宮海岸周辺の市町村で開催。日本最大級の大会として知られ、美しい景観と首都圏のアクセスの良さが魅力となっています。

競技の距離は、スイム1.5km、バイク40km、ラン10km。2020年大会は、残念ながら中止となってしまいましたが、全国の強者たちが再開を心待ちにしています。体力に自信がある人は、将来エントリーを目指してみてはいかがでしょうか。

また、沿道には多くの人が応援に駆け付けるので、海と自然を楽しみながらスポーツ観戦の1日を送るのも楽しそうですね。

まとめ

東京2020のサーフィン競技場として注目され、サーファー以外にもその名が知られるようになった「釣ヶ崎海岸サーフィンビーチ」。世界有数のサーフポイントを有する一宮町には、それ以外にも驚くほど多彩な見どころがあります。

伝統と文化、豊かな自然、神事や祭り。さらに、最近ではサーファーが集うことにより、おしゃれなお店が立ち並ぶようになってきています。お土産には、味わい深い地酒のほか、新鮮な野菜や獲れたばかりの魚介類も豊富です。

サーフィンはもちろん、季節のイベントやグランピングを目当てに訪ねても間違いなく楽しめるでしょう。

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