【スケボーのトリック辞典】オーリーやフリップなどの種類別に難易度を紹介

オリンピックの種目にも選ばれたスケボー。その魅力は、ボードと広いスペースさえあればだれもが楽しめるという点にあります。より競技に近い形でスケボーを楽しみたいという方は、さまざまなトリックを覚えるのがよいでしょう。ここではスケボーの「オーリー」や「フリップ」などのトリックをご紹介します。

初心者向けの基本トリック

スケボーに限らず、何事も基礎をマスターしてから応用へ進むのが基本です。ここではまず覚えたい基本系トリックと、その後におすすめな発展的なトリックをご紹介します。

基本系トリック3選

初心者の場合、まずは以下の3つの基本動作を習得していくとよいでしょう。これらの動作は発展的なトリックを習得する際の基礎となるため、確実に身につけていく必要があります。

・ターン
プッシュやブレーキなどを除くと、ターンは最も初歩的なトリックのひとつであると言えます。ターンとは、デッキ上で重心を移動させることで進行方向を変えるトリックのことです。

このトリックを習得するとボード自体をコントロールできるようになるため、スケボーそのものの楽しさも実感できるようになるでしょう。

・パワースライド
パワースライドは、走行中にウィールを横に滑らせるようにしながらブレーキをかけるトリックです。このトリックは車のドリフトに近く、基本動作の中では若干難易度の高いトリックとなります。

このトリックでは全身を使ってボードをコントロールするのがコツであり、習得できれば本格的なトリックに発展させることも可能です。

・マニュアル
マニュアルは、前か後ろどちらかのウィールを上げながら走行するトリックです。このトリックを成功させるためには優れたバランス感覚が必要であり、基本動作系トリックの中では難易度が高いと言えます。 また、このトリックはデッキ上でのバランス感覚を養い、より難しいトリックを習得するための練習としても有効です。

基礎固めで重要!オーリー系トリック3選

基本的なトリックを習得したら、徐々に難易度の高い本格的なトリックも覚えていくとよいでしょう。続いては、そのための基礎固めとしても有効なオーリー系のトリック3選をご紹介します。

・フロントサイド180 オーリー
オーリーとは、デッキ上に乗った状態でジャンプをするトリックで、ひねる角度などによって具体的な名称が変化します。フロントサイド180 オーリーは、オーリーをしながらデッキの先端部分を背中側へ180度回転させるトリックです。オーリー系トリックのなかでは、最も基本的で難易度も易しめとなっています。

・バックサイド180 オーリー
バックサイド180 オーリーは、デッキの先端部分をお腹側へ180度回転させるトリックです。フロントサイド180 オーリーと比較すると回転方向が逆ですが、難易度はほぼ同等と言えるでしょう。したがって、これら2つのオーリー系トリックは、一緒に習得してしまうのがおすすめです。

・フェイキーオーリー
フェイキーオーリーは、逆走しながらオーリーをするトリックです。逆走しながらジャンプをしなければならないという点で若干難易度が高くなります。ただし、ひねりを加える必要はないため、上述した2つのオーリー系トリックと比較するとほぼ同等の難易度だと言えるでしょう。

中級者から上級者向けトリック

スケボー中級者からは、回転系のトリックに挑戦してみましょう。

ボードを自在に操る本格的トリックなら?ショービット系トリック3選

ショービットとは、ボードを横向きに回転させるトリックです。ボードの回転させ方などによってトリックの名称は変化し、難易度は中級から上級程度のものが多いという特徴もあります。

・ポップ ショービット
ポップ ショービットは、ボードを跳ね上げるようにしながら背中側へ180度回転させるトリックです。このトリックではデッキの後ろ側に瞬間的に重心を乗せ、跳ね上げさせながら回転もさせるのがコツとなります。 ボードのコントロールが難しいこのトリックの難易度は、中級相当と言えるでしょう。

・フロントサイド ポップ ショービット
通常のポップショービットがボードを背中側へ回転させるのに対し、フロントサイドポップ ショービットではお腹側へボードを回転させます。このトリックではボードをお腹側へ回転させるための重心のかけ方が難しく、難易度は同じ中級相当ではあるものの、通常のポップ ショービットよりは若干難しいです。

・フェイキー ショービット
フェイキー ショービットはその名の通り、フェイキー走行をしながらショービットを決めるトリックです。このトリックにも背中側とお腹側へ回転させる2種類があり、両方の習得を目指すとよいでしょう。また、このトリックの難易度は上述した2つのショービット系トリックと同等であり、2つのトリックの延長上で習得するのがおすすめです。

思わず仲間に見せつけたくなるスピン系トリック3選

空中でボードをある程度操れるようになったら、スピン系トリックを習得していくのもおすすめです。ショービットと少し似ているスピン系トリックの中でも、特に習得したいおすすめのトリックとしては、以下の3つが挙げられます。

・フロントサイド180
フロントサイド 180は空中でデッキに足をつけた状態で、ボードの後方が進行方向にくるようにボード全体を180度回転させるトリックです。このトリックは進行方向が変わらないので、スピン系トリックのなかでは特に難易度が易しめのものとして挙げられます。

・バックサイド180
バックサイド 180の基本的な動作はフロントサイド 180とほぼ同じですが、こちらの場合、ジャンプした後に進行方向が180度変わるという点で違いがあります。進行方向が変わる分バランスを取るのが難しくなるため、難易度はフロントサイド180と比較すると若干高くなると言えるでしょう。

・ハーフキャブ
フェイキーの状態でスピンをするトリックをハーフキャブと呼びます。ノーマルのハーフキャブでは進行方向に180度ボードを回転させることから、基本的な動きはフロントサイド180に似ています。 難易度が易しめのノーマルのハーフキャブを習得したら、逆方向へ回転するハーフキャブなどの習得を目指してみるとよいでしょう。

難易度の高いトリック

先ほどの回転系をマスターした中級者であれば、ジャンプと回転を合わせたフリップ系に進んでみるとよいでしょう。

見た目のよさも抜群!フリップ系トリック3選

フリップ系トリックは見た目がよく、難易度が高いトリックへ発展させることも可能です。続いては、オーリー系トリックとも若干似ているフリップ系トリック3選を見ていきましょう。

・キックフリップ
キックフリップは、ジャンプすると同時にボードを横向きに360度回転させるトリックです。重心移動が難しいトリックではあるものの、フリップ系トリックの中では最も基本的なものであり、難易度は中級程度となります。

・フロントサイド180 キックフリップ
フロントサイド 180 キックフリップは、フロントサイド 180 オーリーとキックフリップを同時に行うトリックです。このトリックではボードを横方向に360度、縦方向に180度回転させなければならないため、ボードのコントロール能力を高める必要があります。したがって、難易度は上級に分類できるでしょう。

・バックサイド180 キックフリップ
バックサイド 180 キックフリップは、バックサイド 180 オーリーとキックフリップを同時に行うトリックです。フロントサイド 180 キックフリップと比較する縦の回転方向が逆になるという違いがあり、難易度は若干こちらの方が高いと言えます。

まとめ

スケボーの魅力はトリックのバリエーションが豊富であるという点にあります。ここでご紹介したのは数多くあるトリックのほんの一部です。基本的な技術を習得したら好みに合うトリックを探し、その習得を目標とするのもよいでしょう。

また、スケボーのトリックには複数の技術を掛け合わせたものも多く、難易度の高いトリックを習得できるようになったら、オリジナルのトリックを考えてみるのもよいかもしれません。ぜひさまざまなトリックを習得して楽しんでください。

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