スノボスイッチでゲレンデを滑ろう!練習方法やコツを解説

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スノボの技を増やすために、これからスイッチを習得したいと思っている方もいるのではないでしょうか。スイッチを習得すれば、さらにスノボを楽しめます。そこで、今回はスノボのスイッチについてとスイッチのやり方、習得のコツなどをご紹介します。

スイッチって何?まずはスノボのスイッチを詳しく知ろう

スノボにおけるスイッチとは、簡単に言えば通常のスタンスとは逆向きで滑ることを意味します。スノボには左足が前方になるレギュラースタンスと右足が前方になるグーフィスタンスがあります。多くのスノーボーダーは、どちらのスタンスで滑るか決まっている人が多いです。

スイッチで滑る際は、通常スタンスとは逆の足を前方にして滑ることになります。例えば、通常スタンスがレギュラースタンス(左足が前)の人は、グーフィスタンス(右足が前)で滑ればスイッチで滑っていることになります。通常スタンスが逆の場合も同様です。

ここからはスイッチのやり方や習得のコツを詳しく説明していきますので、習得したい方はぜひチェックして挑戦してみて下さい。

スイッチのやり方をチェックしよう

スイッチはどのように練習すれば良いのでしょうか。動画を見ればそのやり方は一目瞭然です。スイッチのやり方を学ぶ際、参考にしたい動画を紹介します。この動画の注目すべき点はどのようにスイッチを練習しているかです。動きだけでなく丁寧な説明で詳しくスイッチのやり方を教えてくれます。

では、スイッチの練習方法をSTEPに分けてチェックしていきましょう。
STEP1:まずは基本姿勢を作る
スタンスはニュートラルが好ましい
STEP2:360度回る
最初はフロントサイド360ターンがやりやすい
STEP3:初心者コースでライディング
360度ターンができるようになってからが好ましい

スイッチとフェーキーの違いって?

スイッチと似た技に「フェーキー」があります。特にこれからスノボを初体験する人の中には、両者の違いがわからない方もいるのではないでしょうか。フェイキーとスイッチは同じトリックですが、フェーキーはライディングの際に使われる言葉です。一方、スイッチはトリック名の前で使われることが多くなります。例えば、スイッチ・インディグラブなどです。

また、現在ではフェーキーという言葉が使われることは少なくなっており、ライディングの際にもフェーキーではなくスイッチで滑っているというように表現されることがあります。

スイッチの練習方法!スタンスの角度やセッティングを紹介

スイッチは、スノボの基本的な技の1つ。マスターすれば、さまざまな技に応用も可能なのでマスターしたいところです。ここでは、スイッチの練習方法やスタンスの角度、幅などを解説します。

地上や緩やかな傾斜でできるスイッチ練習方法

地上でできるスイッチの練習方法は、基本姿勢を身に付けたり確認したりすることです。姿勢が定まっていないと、スイッチを上手く成功させることはできません。特に目線が下がっているとスイッチをする際に前方方向に倒れてしまうことがあります。そのため、地上で十分に基本姿勢をマスターすることをおすすめします。

緩やかな傾斜でできる練習方法はターンです。はじめはスピードを抑制することが難しく、急斜面のコースで練習をすると恐怖感からターンに挑戦することが困難になります。しかし、緩やかな傾斜であればスピードが抑えられるので、ターンの練習がしやすいでしょう。

最適なスタンス角度は?

スイッチをする時に最適なスタンス角度が気になるという方も多いのではないでしょうか。一般的に、スイッチをする時はダックスタンスが滑りやすいと言われています。ダックスタンスとは、前足と後ろ足がそれぞれ外側を向いた状態を指します。角度は、前足を18〜21°、後ろ足を-12°〜-15°に設定するとスイッチに対応しやすくなるのでおすすめです。とは言え、個人差はあるので滑りながら自分に合った角度を見つけてみてください。

スタンスのセッティング幅は?

スタンスの幅は、肩幅よりやや広めを意識するのがおすすめです。幅を広めにすることで、重心も低くなりボードを踏み込みやすくなります。スイッチはもちろん、パークやジャンプ、グラトリなどもしやすいのでぜひ試してみてください。

スイッチをマスターする際のコツ

ここまでは、スイッチのやり方やスタンスについて解説しました。スイッチに挑戦してみたものの、なかなか上手くいかないと悩んでいる方もいるでしょう。ここでは、スイッチのコツを紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

スイッチ上達のポイント

スイッチをマスターするには、緩やかな傾斜のコースで何回もスイッチスタンスで滑ることが大事です。そして、恐怖感なくスイッチスタンスで滑れるようになったら、ターンの練習をしましょう。注意点としては、姿勢をマスターしておくことです。基本姿勢をマスターしていないと、何回スイッチを練習しても転倒してしまう原因となります。

スイッチをする時は、ティーポッド姿勢をとることを意識しましょう。ティーポッド姿勢を作ることで、ターンをリードしやすくなります。また、後方の手を曲げているため、身体の開きを防ぐことができ、基本姿勢を保ちやすくなります。つまり、ティーポッドをとることで、身体を安定させられるため、スイッチの精度を向上させられるでしょう。

スイッチの練習におすすめの動画

中級者の中には、すでにスイッチをマスターしていても、さらにスイッチを上達させて知人や友人と差をつけたいと思っている方も少なくないでしょう。この動画の注目すべきポイントは、バランスのとり方の説明です。ポーズだけでなく、イラストや文字を使って解説してくれるので、ぜひチェックしてみてください。

オフシーズンもトレーニングできる!

シーズン中以外は何もできないと思ったら大間違いです。オフトレで予習復習をしておけば、ゲレンデでの滑りに活かせます。ここではオフトレの方法を紹介。スイッチの上達に必ず役立ちます。

用意するのはスケートボード

スイッチのオフトレに使用するのはスケートボードもしくはブレイブボードです。スケートボードに乗った経験のない方は転倒してけがをする危険もあるので、プロテクターやヘルメットを着用すると安心です。

トリックを練習してみよう

スイッチはもちろん、他のトリックもスケートボードを使って練習できます。スイッチライディングやオーリー、チクタクなど挑戦してみましょう。ただし、練習場所には注意が必要です。スケートボードは公道での使用が原則不可。私有地やスケートボードの使用が認められている公園、スケートボードパークで練習をしてください。

スノボスイッチを極めて怖いもの無しに!

スイッチはトリックの中でも難易度が低く、スノボ初心者でも取り組みやすい技です。スイッチができると他のトリックにも活かせるようになるので、スノボ初心者も挑戦したいところ。スノボ経験者はスイッチの精度を今よりも向上させて、綺麗なターンやスイッチライディングを目指しましょう。

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